ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

降れば降ったで、「もう、いいはぁ!」

2017-07-24 09:15:08 | 農業

 いやぁ、降んねぇなぁ、一雨欲しいなぇ、畑、カラカラだはぁ。一昨日の会話。

 ブルーベリー、せっかくの新梢も、うな垂れてる。草取り済ませたニンジンなんか丸裸、直射日光に炙られて萎れる寸前。雨、雨、来ねえかなぁ。頼むよ、天気の神様。雨乞い踊りだってすっからさぁ。

 願い通じて、一転、雨降り!やぁぁぁ、いいお湿りだごとぉぉ。畑も行きかえったゾェ。恵みの雨ってもんだなは。

 でも、ちと降りすぎじゃねえか?どしゃ降りはいらねぇから。おいおい、ものにゃ限度ってもんあんだから。夜中も降りやまず、明けてもどしゃ降り、小降り、どしゃ降り、小降りの繰り返し。

 ご近所さんから、電話でSOS!ど、とうした?畑に水が上がったぁ?水路の水があふれて畑が水浸し、上流の分岐で水流変えて欲しいってお願いだ。夫婦二人体が不自由、重石運ぶなんてできないから、頼む、って。

 なるほど、里芋も食用菊も水耕栽培だ。

 横の水路が溢れて、水が流れ込んでる。

 200メートルほど水路を遡り、分岐点へ。右に流れる取り入れ口に石を放り込み、さらに土嚢で塞いで、水流を左中心に変える。もの凄い水量、水路に足を踏み込むのも、ちっと怖いほど。石と土嚢の上を乗り越えて、流れ下って行く激流。土嚢が押し流されないか不安だし、どのくらい効果があるかわからんが、まず応急処置としてはこのくらいかな。

 朝飯後、見に行ってみたら、たしかに、減ってる!溢れ出る水流もどうやら水路の中に納まった。やれやれだ。

 帰り道、行き交ったブドウ・田んぼ農家、いやもういらねえなぁ、たっぷりお湿りもらったし。

 ほんと、ほんと!うちだって、大豆畑は水浸しだし、

 キャベツとブロッコリー、畑に下せねえもん。もう、いいはぁ、もういらねぇ、雨!って、まぁ、人間は勝手なんもんだなぇ。

コメント
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