ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

秋野菜、早くも種播き!

2017-07-04 15:27:48 | 農業

 7月に入った。もう、これ以上遅れるわけにゃいかん。秋野菜の種まき、今が最後のチャンスだ。あっ、白菜、大根なんかはまだ8月に入ってからたけどね。今播かなきゃいけないのは、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーそれと人参。ブロッコリーとカリフラワーは日持ちしないので、冬場の保存野菜にはならないが、キャベツと人参は貴重な冬場のビタミン給源、失敗のないようきっちり発芽させなくっちゃ。

 去年は大失敗、さんざっぱら痛い目にあったから、今年はその経験をしっかり踏まえて、立派な野菜たち作るぞ。去年の失敗、それがねぇ、ちょっとした油断だったんだ。種まきをした苗箱、もちろん、白寒冷紗でくるんで蝶々が入らぬよう万全に対応したつもりだった。なのに、本葉がやっと出る頃にはすでに卵を産み付けられていた。まさかねぇ、そんなに早く、どこから侵入したっていうのよ。隅が一部雑草でめくりあがってたみたいなんだな。迂闊!

 さらに、発芽から本葉が出る頃、警戒しすぎて日に当てるのを怠ってしまった。その所為で、苗はひょろひょろ。そこを卵から孵った青虫が食らうんだから、これはとんどもない大惨事だよ。本葉2枚ほど出た時にポットに移植するんだが、1本1本葉っぱの裏側をチェック、卵、青虫をすべて潰してから植え替え、もううんざり!で、そこまでやっても青虫はしたたか、奴らも必死さ、ポットに移ってからも食害はどんどん進んだ。こんなひどい状態の苗を植えたわけだから、いいものなんてできるはずはない。よくてソフトボール大、だめなのは結球しないまま冬を迎えてしまった。

 さてさて、今年はその教訓をどう生かす?

 まず、ハウスの中に置いたのが間違いだった。水やりするためにちょくちょく紗幕をはぐる、ここにつけ込まれた。しかも高温!苗も萎える、なんて駄洒落。畑のよくよく耕した土地で育てることにした。移植の手間とストレス、もちろん苗の側のね、除くため、最初からポットに種まき。1ポット当たりに4~5粒種を播いて、それを苗箱に入れ紗幕トンネルの中に並べた。その上を直射日光よけの黒紗幕で覆って、完了。これなら、上からも下からも横からも虫たちの襲撃を防ぐことができるだろう。水やりがちょっと大変だが、そこは虫の居ぬ間にそっと紗幕をはぐってやることにした。

 となりにはニンジンを播いた。10日前に神さんが播いていった種は、去年の種の残り、こりゃやっぱり無理だったな、ほとんど芽が出ない。こっちもぎりぎり、慌てて種購入、15m2列に播いた。こんなにできたら大変ことになるぞ、なんて心配はご無用。ニンジンて発芽が難しいのよ。芽が出そろうまで10日ほどかかる。その間、乾燥させたら終わり、やれやれ気難し屋だ。晴天の日など朝、昼、晩、3度は水を撒かにゃならん。発芽悪いから密度厚く播く。こんなところに限って、びっしり発芽して、今度は間引きが大変。

 なんて言いながら、キャベツ2種類、ブロッコリー、カリフラワー、ニンジンは黒田5寸てやつを2袋播き終えた。二三日後には雨が続くってことだから、それを願って、最後に水撒きして、すべて完了。

 さっ、今度は8月前の冬大根、お盆前の白菜、これまた失敗の連続だっから、今年こそ!のリベンジだ。

 

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