ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

地場産音楽劇、できないもんかなぁ!

2017-07-10 15:52:21 | 菜の花座

 菜の花座次回公演『ニャン婆と時之助』改定作業も大詰めだ。今日中には書き上げて、印刷に入りたい。今回もお得意の音楽劇だ。ミュージカルってほど歌づくしじゃなく、ちょこっちょこっと音楽やダンスが紛れ込む作り。曲はオリジナル?そこが残念なとこなんだなぁ。

 ずいぶん迷ったんだ、なんとか作曲依頼して独自の楽曲作れないかってね。曲作ってくれそうな人リストアップしてみたり、地元のバンドとのジョイントなんかも可能性を考えてみた。

 この辺じゃ作曲できる人って、クラシック畑の人なんだよね。だから伴奏もピアノかキーボードが中心。うーん、それ、ちょっと物足りない。バンド活動してるグループも周囲にちらほら見えてるけど、編成や得意ジャンルが違う気がする。ポップで華やかな音作りで舞台を仕上げたいんだ、願いとしては。

 だらだらと悩むうちに、台本書きに追われて、タイムリミット突破、今回は諦めるしかないか、ってこととになった。でも、音楽は絶対欲しい。歌わせたいし、踊らせたい。となれば、既成の曲を使わせてもらうしかないよなぁ。残念!

 で、ネコの曲、探したんだけど、世の中便利になったもんだねぇ、まとめサイト、しっかりできてるじゃないか。ネコが登場する楽曲ばかり50曲ほどリストアップしてある。しかも、そのサイトからそれぞれの曲の動画に跳べるようになってる、うーん、これは助かった!さらに、ItunesやAmazonにもリンクされていて、気に入った曲は即購入手続きに入れるようになってんだ。この仕組み、今回は最高にお役立ちだった、ありがとう、管理の人。

 50曲全部聞き通して、選んだ曲は、「おれ、ネコ」、「猫が行く」、「ネコ踏んじっやた」、「カツオブシだよ、人生は」、「黒ネコのタンゴ」、「嗚呼、素晴らしきニャン生」(イラスト使わせてもらった)、

 そして、「猫中毒」の6曲。あとの3曲はダンスを入れる。カラオケバージョンが手に入ったものについては、役者に歌わせるつもり。まあ、音楽劇としちゃ半端なやり方なんだけど、仕方ない。今は我慢、我慢。

 既成の曲を選択して良かったのは、曲そのものの出来がいいことばかりじゃない。観客にお馴染みの曲が使えるってことも大きい。「黒ネコのタンゴ」なんかは、幅広く聞きなれた曲だろうし、ボカロの「嗚呼、素晴らしきニャン生」とか、アイドルグループが歌ってる「猫中毒」なんかは中学生に受けるだろう。この曲を歌って踊ってフィナーレを盛り上げられたらいいいなぁって考えている。

 ただ、誰もが知ってる曲てのは、そこが難しさでもあって、下手に歌ったり踊ったりすると、それ違う!っと違和感ひっぱ出してしまって不満・炎上の可能性も大なんだ。菜の花座で、歌い手としてどうにか合格するのは、数人しかいない。ここも挑戦かもしれない。

 でも、いつかはミュージカルの1から10まで地まかないできるようにしていきたい。作詞も作曲も演奏も地元の音楽家の協力を得て、菜の花座が舞台に上がる。その遠大な目標に向けて、次回作品は、その小さな一歩ってことで。 

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