たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

Specious Erudition

2012-01-18 02:05:02 | Weblog
 形式的なことばかりにとらわれて、本質が疎かになってる状態は良くない。どんなに体裁良くして取り繕っても、見せかけばかりだと、ちょっとでも慧眼な人にはすぐにニセモノだって見抜かれてしまう。

 ただ、見掛け倒しになりがちな人を否定するわけじゃない。俺もそういう部分あるしね。
 何より、そういう人達に外側をデザインしてもらって、技法を習い、中身の面白いところを一緒にやらせてもらって、キッカケを作るってのは常套手段だ。その後、歩み寄っていければ良いんだし。つまり、その先を見据えた時に、ホンモノだってことね。

 まぁ何事も付け焼刃じゃダメで、本当の想いや本当の気持ち由来の実力が宿っていなければ、面白くないんだよね。
 面白くないんだったら、意味が無いし。

 そういうホンモノの気持ち同士が繋がる時、偶然が重なりまくる。それがイイ意味でもあるし悪い意味でもあるんだけど、やっぱり、怖いくらい即物的なことや外見が繋がったりすると、何かちゃんとしたモノが宿ってるんだなって感じることが出来る。

 過去頑張ったという証やその場限りの実力だけで、博学的な見地に立つよりも、単純にノリが良くて、何かの想いがちゃんとあって、その想い由来の実力が伴っている方が、数段に輝いてみえる。
 見掛け倒しの博学に騙されないで。
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