たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

翌檜の心を持とう

2011-04-02 01:29:59 | Weblog
 感情がなくても、強い思考によって、実際に行動しちゃえば、それと変調(modulate)し合って、感情も時間変化していく。行動と感情の相関性。
 この性質を、きちんと理解しておかないと、先読みが遅れてしまう。

 例えば、何かの目的のために、何かを隠すために、わざと演技していたのに、そちら側が本当になってしまうことは、よくあることだ。
 緑蛍光を発するのがマナーだと思っていたのに、いつしか、本当(マジ)になってしまっていたり、一般ウケがイイから自分に取り入れていただけなのに、本当にそれ自体に興味を持ってしまって、本業になってしまったり、こういうことのキッカケは、ちゃんと理解しておかないといけない。
 だから、可能性は、沢山、用意しておいたほうがイイのだ。目的から逆算し過ぎずにね。

 今のはタイムスケールが割と長い系の話だったけど、短いことだって、よくある。
 隠したいのに、突発的過ぎて、つい本当のリアクションを取ってしまった後は、そのリアクションで因果関係がおかしくない他の理由(ワケ)を、瞬時に探して、それを伝える。この間、約2秒。自分の感情にも「今のは、そっちだったんだー!」って言い聞かせると、素直に「オッケーっ」って。

 「隠すなよ」って思うけど、こういうのがなきゃ、つまらない。
 他の理由を探さない、って言えばカッコイイけど、曖昧で、時間変化していく感情も介在しているからこそ、その変化の中でもカワラナイ、時間依存性の無いホンモノが観えてくるのだ。具現化しなくても、大丈夫。

 正解だけを知ってしまうことが、どんなにつまらないことか、それも、よく覚えておかないといけないかも。正解が知りたくなってしまって、手っ取り早く、問題集の後ろを見に行くよりも、翌檜のまま、檜に憧れていたいと思っている。
 いつか、周囲から、もうすでに檜だ、っと言われても、ずっと。

 檜をアピールするよりも、翌檜であるほうが、何倍も輝いている。
 そのために、檜のフリをしても構わない。行動と感情は変調(modulate)していくから。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 慧敏であること | トップ | ながら勉強が出来なくて »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事