たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

感情表現を楽にしたい

2008-08-13 02:06:34 | Weblog
 お盆休みだ。毎年、この季節になるとブログ書くのダレてくるんだけど、何故か書く事は沢山あります。

 人が普通ではない事が当たり前になっているとき、それはその部分について専門性がついたと言うのかもしれない。
 今日、AO入試で、実験レポートを書く宿題を見てあげなきゃの生徒がいて、大学が要求している事が手にとるように見えると同時に、専門性がありすぎてもマズイんだよなー(高校生が書いた事にするべきだから)っとか思いながら、この2年半で、かなり専門性が高くなっているんだなーっと思ったりもした。それは嬉しくもあるけど、ちょっと困った感じでもある。
 『まとめ』を作る能力も上がってきているし、科学以外のことでも論理的に考える強さは確実に増してきている。でも、それって、要らない能力なのかも…。

 論理的に考える事に対して天才的なキャラクターで、象徴的なのは、江戸川コナンではないかと思う。
 次々に起こる事件に対してもさることながら、日常生活の細かい端端まで、すべて論理的に考えることができ、倫理観も、体力のレベルも、完璧という人物だ。なかなかこれほど最強な人物に出会うことは少ない。
 だけど(期待どおりの『だけど』)、その素晴らしい推理力は、感情によるものであり、その感情表現では、実は、大抵の人間より劣っていたりする。あ、感情そのものと、感情表現は違うものですよ。

 感情を豊かに、さらに空気を自然に読んで、表現できる人は、尊敬する。俺は、自分で、変に賢いんだな、っと思う。
 そのまま表現しちゃえばイイのに、そのまま何も考えずに表してしまえばいいのに、感情の発生からすぐに頭へと思考してしまい、冷酷に考え、その考えを基に、行動をするから、そのまま感情で伝えなきゃなシーンで、一歩、いや十歩ほど遅れたりするし、隔たりがある。

 かなり、悲しい。あー、賢さなんて、いらない、っと思う。

 俺もコナンも、頭良すぎもツライんですよ(二重の意味で⇒)(笑)。
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