桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

草刈り

2014-09-15 | Weblog


連れ合いの実家に来て作業。昨日は、何も出来なかったが、今日はやろう!!と来て見ると、連れ合いの息子が、すでにやっていて、俺のやる予定の部分も含めて終わっていた。
それで垣根剪定のおりにはやれなかった、お茶の木を刈ったらば、刈った下から、気持ち悪いほどに黒く汚れた葉が出て来た。
もう5年くらい伐っていなかったので、これは放射能でも降って汚れたのだろうか?と思ったが、他の家の木に伸びた葉は、普通の葉が出ているので病気かも知れない。
葉を擦ると、普通に青い葉が出て来る。何だろうね、これは?

記憶

2014-09-15 | Weblog
ひとの記憶は危うい。
俺は強盗殺人の犯人にでっち上げられる体験をして、その異常な体験は、なかなか忘れないし、今でも鮮やかに覚えていることが多い。警察の取り調べ、取調室での早瀬四郎、深澤武、富田直七の言動は忘れられるものではない。でも、記憶は月日の中で歪む。結構、自分に都合良く変わっていたりもする。
今、日本軍が太平洋戦争当時に行った蛮行に対して、「南京虐殺は無かった」とか、「アジア侵略は現地民に歓迎された」とかの妄言が渦巻いているが、これらも自分たちに都合の良い記憶や記録を拾い上げた「歪んだ記憶」の結果だろう。今、韓国ではアジア大会が始まったが、太平洋戦争後、初めて日本がアジア大会に参加したとき、日本選手団が開催国で、どのような扱いを受けたのか、桜井よし子は忘れたのだろうか。桜井よし子ほどの知性があれば、選手団に石が投げられ、勝利した選手は観衆の罵声や反発で表彰台にも上がれなかった。
桜井よし子は「私の調査した人は、みんな日本軍の占領を感謝している」とか言うが、歪んだ目で見、歪んだ耳で聞けば、そうなるのだろう。南京虐殺を否定する百田なども同じことだ。日本の中には、太平洋戦争後のアジア諸国の反発を示す映像もある。日本軍が「殺し尽くせ、奪い尽くせ、焼き尽くせ」の三光作戦をもって中国大陸で行った行為を示す映像もある。
黒を白と言い、月日に歪む事実を語る行為は、戦争で命を失った人々に対する、最大の侮辱だろうき、その死者たちの名誉を守るとして喧伝される世の中を見ると、本当に人間というのは危うい生き物だと思う。

ピロリ菌

2014-09-15 | Weblog
先日、検診をしたおり、ピロリ菌がいると判り、それと同時に、胃が萎縮性胃炎であることも判った。
2つの病院で、そう指摘されたが、だがらどう治療しろとも言われなかった。
多少、朝方、胃がもたれ、ムカムカするが、朝御飯は美味いし、自分でも治療は考えなかったが、ピロリ菌退治だけはやることになった。
1週間、薬を飲み、禁酒をするように指示されたが、俺の予定を見ると、1日な2日ならば、今でも飲まないことはあるけども、あれこれの予定の中で1週間も飲まないのは難しい。
しかし、今月中にやるようにと指示もされたので、早くやるにこしたことはないと思い、昨日から始めた。多分、1週間も飲まない日が続くのは、昨年、最後に巡礼で歩いたとき以来だが、1週間後、晴れて飲む日が楽しみ!