桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

2013-01-31 | Weblog
奥歯を入れるため、今日は歯形を取りに行った。
奥の欠損部にした手術も成功して、これで歯を入れれば終わりだ。
歯医者を終えて日弁連へ向かって歩いて来たらば、日比谷公園南西口の歩道にある樹木に花が咲き始めていた。
何の花か判らないのが俺だけど、名前を知らない花に出会ったらば、もう春が近いんだ!と思えて嬉しくなってしまった。
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警察じゃなぁ

2013-01-31 | Weblog
柔道界の体罰問題が、大きなニュースになっている。柔道とかの格闘技は、そもそも暴力的な要素が入り込み易い。しごきと称した苛めは、昔からあって、だから強くなると錯覚した指導者によって、今でも年齢と地域とを問わずに行われている。
でも、トップアスリートの女子柔道選手が連名で訴えたと言う、今回の問題は、きっと世界的な波紋を呼ぶだろう。
今日の新聞で問題となる指導者は警察所属とあった。警察ではどうにもならない。パワハラ、セクハラ、嘘、でっち上げ、裏金詐欺、何でもありの警察所属に柔道の暴力精神が重なっては、この監督は救いようがないだろう。
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事務所披露

2013-01-31 | Weblog
昨日は事務所披露だった。正解な人数は判らないが、35名ほどの参加だったろうか。
氷見事件、袴田事件、大崎事件、東電OL事件、北陵クリニック事件、星野事件など、多彩な顔ぶれが集まり、俺らしい事務所披露になった。
何程のことがなし得るかは判らないが、俺が願うことの1つでも多くが実現出来るように頑張るつもりだ。
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意味が判らない

2013-01-30 | Weblog
可視化に付いて、改めて今日の新聞に記事があった。可視化事件を拡大する、捜査官の判断に任せる、この2方針で決めるとか。
そもそも可視化を行う方針は、なぜ生まれたのか、忘れているようだ。
出鱈目な捜査が問題化したからではないのか。
ならば、可視化に捜査官の判断が入る余地はない。可視化しては違法性が問われる取り調べや捜査を行うときは、捜査官の判断で可視化をやらなければ、どんなこともフリーパスだ。
きっと結論は、この文言を残し、捜査官のやりたい放題を許すだろう。そして、形式だけの可視化法案には、警察による電話の盗み聞きを自由にする条文も加えられて、ますます警察による人権侵害が拡大されることだろう。
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プール

2013-01-29 | Weblog
今日は、久しぶりにヒロトのお迎えに行った。
この春には小学生になるヒロトは、今日は卒園式の打ち合わせだった。
その後、プールだと言うので送って行き、そのまま見学したが、あの東日本大震災は準備体操中のことだった。
あのときは、まだ水遊び段階だったが、久しぶりに見ていると、腰に浮きを付けてはいるけども、ビート板は付けないでばた足で泳ぐようになっていた。
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過酷だよなぁ

2013-01-29 | Weblog
生活保護費削減が決定したらしい。弱い者から取り上げ、強き者に与える、これが政治だってから情けない話だ。
政治の使命は市民、国民の命と暮らしを守ることにある。そのために国民は税金を納めて、政治家に国家の運営を託す訳だが、税金の使い方を理解しない政治家ばかりだから国民は救われない。
国が富むと言うのは会社が富むことではない。国民が命と暮らしを案じずに生きられることこそ、何よりも大事なはずだ。会社と言う存在が、まるで国民の上にあるようになり、政治を金で動かすようになってしまうのは、資本主義社会の必然だろうが、弱い者が苦しめられる社会は、どのような体制だろうと間違っている。
生活保護を貰う人たちは、どのような事情があるにしても、そうしなければならなくなってしまった弱者。そうした人生の不運を背負ってしまった人たちを温かく支えてこそ、政治であり、人々が心豊かに生きられる社会ではないだろうか。
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大したことではないので

2013-01-28 | Weblog

「こんなことも」には、色々と書き込みを頂いた。

大したことではないのだが、もう少し俺の思いを書くことにした。

救援会も組織だ。組織としての綱領もあって、その綱領に基づかなくては組織として存在しえない。個人の思いはあっても、何でも自由には行えないだろう。判っている。

俺の闘いが勝利したのは、この救援会の存在があったからだ、弁護団と支援の力、この両輪があったからこそ、初めて単独犯以外の再審勝利だったし、完全勝利だったと思っている。俺の救援会に対する感謝と信頼、尊敬の気持ちは、何があっても変わることはない。

ただ、長い闘いをした個人としての俺には、組織ではできない任務があると思っている。それが冤罪に苦しむ仲間との連帯だ。冤罪をなくすための力を合わせた闘いだ。

歴史的に色々なことがあって組織では出来ないことも、個人たる俺には出来る。否、やらなければならないのが、俺の任務だと思っているのだ。

冤罪は苦しい。苦しむ人に解放同盟も革マルも中核もない。警察と検察、裁判所の誤りによって苦しめられる仲間だと思っている。

もちろん、俺にも思想信条はある。あるけれども、冤罪の闘いでは、必要なの「正義を正す」という1点だけだと思っているから、その思いの中で俺は俺だけに出来る闘いを、これからも続けるだろう

そう、明るく楽しく、ね。

 

 

 

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さあて、お立合い!

2013-01-28 | Weblog

昨夜は、9時前には早々と寝て、熟睡。8時近くまで寝て快調に起きた。

起きて来たらば、机の上に「河北新報」のコピーがあった。2012年12月21日付け、2013年1月23日付け、同24日付けの3枚だった。

何だろうと見たらば、北陵クリニック事件の再審での記事をコピーしたものだったが、読んで呆れ果てた。

1月24日付けを含めて、ほぼ検察の主張通りにしか書かれていない。

まあ地方紙ほど、警察や検察に弱くて、高知新聞などが「高知白バイ事件」で真実を書かないのと同じ理由だろうが、こんな記事を許す原因は何かと、かなり怒りを感じた。

弁護団は「筋弛緩剤を使った血液などから258と呼ばれる「イオン」は検出されず、その258が出たから筋弛緩剤を使って殺害したと認定した有罪判決は間違っている」として、再審請求をした。これが、今回の請求の核心部分だ。「筋弛緩剤を使った血液などからは279と呼ばれる「イオン」が検出されるのだ」として再審請求したのだ。

もともとの裁判でも、この鑑定結果について疑問を示していた弁護団は「血液の再鑑定をすべき」と要求していたが、検察は「すべての血液を鑑定に使ってしまって存在しない」と言っていた。

ところが、ここからがお立合い!だ。

「筋弛緩剤を使えば258は検出されず、279の「イオン」が出る」との鑑定結果を示された検察は、「鑑定後も「試料」は残っていて、補足的に鑑定した結果、「279のイオンを検出した」との結果を得ていた、だから、再審請求は理由がない」と反論して来たのだ。全量消費は嘘だった事にもなるが、守大助に不利な証拠だったから提出しなかっとさ。

さあ、どう思う、お立合い!

まだあるよ!

検察は、大阪府警科学捜査研究所が2001年5月にという、この補助鑑定の結果に「裏付けデーターはない」という。ただ「279のイオンが検出された」と記述されているだけだと言うのだ。データーのない記録って、何を以て信用しろと言うのだろうか。

ここまで言えれば常識は通用しないねえ。どんな理屈でも作り上げて言い包める検察の頭脳は詐欺師の頭脳に似ている。俺が「犯罪者集団」と書くのは、こういうところだが、犯罪者と対峙していて、その司法試験を通り抜ける頭脳は、はるかに詐欺師を凌駕する犯罪者集団になっている。

正義を守りたいと検察官になった人が大勢だろうに、なんとまあお可哀想に!

さてさて、お立合い、この検察、どうしますかねえ。

 

 

 

 

 

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2013-01-27 | Weblog
昨夜は、都知事選挙で出会った女優の木内みどりさん宅にお邪魔してご馳走になった。
ショージとタカオを作った井手監督は、以前から木内さんとは知り合いだったらしくて、昨夜は一緒に行ったが、初めて体験した豪邸だった。
俺は、その手の知り合いはないので、全く豪邸を知らないが、木内さん宅はテレビで見たりしていたのとは、全然違っていた。
不必要な物は無くて、然り気無く置かれた物や家具は、総てに「品」を感じた。更に、木内さんの手料理も、野菜中心のアッサリ味が上品で美味かった!。
ご主人の水野さんを交えて、これも旨い日本酒を飲みながらの会話も堪能した夜だった。
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こんなことも

2013-01-26 | Weblog

なぜ高田馬場に事務所を借りたのか、大変だろうに!と案じる人が、何人もいた。確かに経済的には負担だ。刑事補償金は、あっちこっちに消えたし、今も消えているから、その上に事務所経費は負担だし、大変だが、俺が俺らしく冤罪仲間の力になるには必要と思って決断した。
今日、高田馬場の事務所に行ったらば、1枚のハガキが来ていた。「退会届」とあり、何だろうと思っていたらば、長く支援された救援会都本部の女性で「解放同盟やカクマルとは一緒にやれないので退会する」とあった。
予想していたが、まさか、こんな正直なハガキが届くとは思わなくて笑ってしまった。
俺は冤罪で苦しんだ。だから、冤罪を訴える人は、みんなが警察や検察に苦しめられる仲間だと思っている。その仲間のためには、自分に出来る限りのことをしたいのだ。
冤罪を訴える人が、解放同盟だろうと中核やカクマルだろうと、そんなのは関係ない。俺は、相手の思想で差別をしたくないし、しない。解放同盟が暴力を振るって問題を起こした過去は知っている。新左翼と言われる組織の行動も知っている。だけど、その過去や思想で冤罪の訴えを無視し、知らない顔は、俺には出来ない。
俺は盗みをした過去を持つ男だ。過去は過去、思想は思想として、それを認めたり、許したりする気持ちはないが、ただ冤罪の1点だけで支援したいし、力を併せたいと思い、行動もしている。
この俺の行動が恩ある救援会に負担になったりしないようにと思い、あの事務所を借りたのだから、このハガキは来るのを予想していたし、たとえ何があっても救援会に対する感謝と信頼は変わらないけども、やはり寂しいよね。
俺は、「共産党だから!」と否定したり、非難する声に腹が立つ。だから、俺は、そんなことは死んでもしないと誓ってる。その誓いの通りに、今後も、俺は、冤罪をなくすための1点で苦しむ仲間のために、力を合わせて闘うし、何でもするつもりでいる。

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