桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

大晦日

2014-12-31 | Weblog
今年も終わる。
過ぎてしまえば月日は短いが、振り替えると、なぜか1年前は遠くに感じる。もしかすると、俺に積み重なる体験が、色濃い時間であるせいで遠くに感じるのかも知れない。
千葉刑務所から仮釈放で帰って18年、俺の時間は再審活動を含めて、あれこれとあった。
また1年、そこに加わるが、我が闘いでは警察や検察の持つ証拠を開示させたいと願った「文書送付嘱託」が裁判官に拒否され、何も成果がなかったと思える今年も、きっと意義ある歳月だったと振り返るときが来るだろう。そうなるように、来る年にも全力を尽くす。
多くの再審請求に理不尽な決定があり、あっという間に再審の春は終わる気配だが、80年代とは違う。闘う仲間の数と質は、あの当時に勝る。更に、社会全体の認識が違っている。そこを信頼して闘えば、必ずや、検察の策謀を打ち破って仲間に勝利の喜びを味わって貰えるだろう。
今日は、我が家の正月準備を、総て終わらせて連れ合いの実家に来た。
俺の好き勝手な想いにお付き合いくださった皆さん、有り難うございました。
また来年も、宜しくお願いします。
皆さんにも良い正月をお迎えください。
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幻想社会だけど

2014-12-30 | Weblog
この日本社会は公正で民主的で自由な社会だとされている。確かに、そう見えるが、怪しげな部分は多い。民主社会に不可欠のマスコミが、まずお粗末過ぎる。権力に取り入り、まるで茶坊主のごとくに振る舞い、それが存在価値であるかのように声高に自説を主張する読売や産経などは、はっきり言って民主社会の害ですらあろう。
今日の赤旗にはマスコミ首脳が安倍と定期的に会食している実態が書かれていた。もちろん、筆頭は読売・日テレだ。
権力の監視にこそ、マスコミの存在価値だと思わずに、権力に同調することが「高所賢所」にあるかごとくに錯覚するマスコミは最悪の存在だ。
東京新聞の1面トップは、警察が全国で監視対象者に対して、違法にGPSを取り付けていたことが報道された。
法律もクソもない。自分たちが正しいと思えば、何でもやる警察。国民の監視の及ばない存在である警察も、また民主的で自由な社会には敵でしかない。
本当に日本が自由で民主的な社会であるためには、この2つの害を取り除くしかないが、俺は、そう出来ることに楽観している。真面目な警察官は多いし、権力監視の役割を承知する読売記者も多いと知るからだ。真面目な警察官、頑張って!役割を知る読売記者、頑張って!
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法人税減税だって

2014-12-29 | Weblog
大企業の内部留保が285兆円を越えたと言われるのに、その上に、また税金を安くしようと言うのだから、何なのだろうね、この政治は。
今、富岡幸雄氏の「税金を払わない巨大企業」という本を読んでいるが、その税金不払いの実態は驚くばかりだ。
三井住友フィナンシャル、ソフトバンク、みずほフィナンシャル、三菱東京UFJフィナンシャル、みずほコーポレート、みずほ銀行、ファーストリテイリング(ユニクロ)、オリックス、三菱東京UFJ銀行、 キリンホールディングス、これは2013年3月期の税金を払わない1位から10位までだそうだが、法定税率38.01%で、何と三井住友FJは0.002%!
10位のキリンHDで12.5%。
この後にもANAホールディングス、住友商事、三菱重工業、小松製作所、富士重工業、丸紅、ニコン、日産自動車、サントリー・ホールディングス、阪急・阪神ホールディングス、住友金属鉱山、京セラ、デンソー、伊藤忠商事、本田技研工業、キャノン、東京ガス、三井不動産、信越化学工業、トヨタ自動車、武田薬品工業と、誰もが知る大企業が並ぶ、この30位までの会社は、総てが法定税率を納めていないのだ。
それだけではなくて、この大企業の経営者たちにたいする税金が、また安い仕組みなのだ。
年収1億円の税率は28.3%をピークにして、そこから2億円、5億円、10億円と高くなるにつれて所得税率は下がり、百億円になると13.5%まで低下するのだとか。もちろん、これだけではない。そんな大金持ちが大量に保持する証券、株に対する優遇策が、また多くて、ゆえに日本は税収不足になっていると、富岡氏は書いている。
庶民には容赦なく消費税が背負わされる中で、この不公平。そして、更に法人税を下げるニュースは、ここでも日本の制度は歪んでいると知らされるねぇ。
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書き込みに応えて

2014-12-28 | Weblog
俺のパスタ作りに対して、和風パスタを教えて下さったtriさん、有り難うございます。
必ず作ってみます。
韓国で安部を安重根が殺害する小説が売れていると教えて下さった柳田豊さん、有り難うございます。
俺は安部が大嫌いだからでしょうか、北朝鮮の金殺害映画とは、少し違って考えるべきではないかと思ってます。
この件は、ゆっくり時間を取って書くつもりでいます。
今、triさんと柳田さんが裁判の公開の問題で意見を交わしているが、俺は完全公開、テレビ公開に大賛成だ。裁判チャンネルを作れ!!とさえ思っている。
日本の裁判の閉鎖性は異常だ。裁判所へ行ったことがある人ならば、異様な警備に警戒を知っているだろう。著名な事件や再審などの際、弁護士が「無罪」とか「再審開始」とかの紙を広げるのをテレビで見た人も多いだろうが、裁判所敷地内では、絶対に広げさせまいと、裁判所職員の監視は凄い。検察庁は横断幕を持ち込んでも、何も言わないが、裁判所は、すぐに職員が飛んで来て制止する。
何年か前までは裁判を傍聴しても筆記具を出すことが出来なかった。使用が認められなかった。外国人が傍聴して筆記具を使い、問題にしたことから使用が認められたのだが、古い時代の映像を見ると、裁判官が判決後に記者会見したり、法廷内の映像があったり、法律通りに「裁判の公開」が行われていたことが判り、それが統制されたことも判る。そして、公開性も失ってしまったのだ。
被告人が望むならば、俺は裁判をテレビ公開すべきだと思う。もしテレビ公開されたならば、果たして検察は、袴田事件において、今のような抵抗が出来るだろうか。
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露骨だねぇ

2014-12-28 | Weblog
新しい沖縄県知事に対する政府の面会拒否の対応は、実に子供っぽくて、これが国を代表する立場の人かと呆れてしまう。
まあ選挙報道でも冷静な発言が出来なかった安部だし、この程度の人間、人格だということだろう。
昨日の新聞には、沖縄振興金の削減とあったが、安部政権は、本気で沖縄県の振興を考えていなかったということだ。政府の思うままに認める知事ならば振興金を増やし、認めない知事になったらば削減するとあっては、振興金ではなくて褒賞金と呼んだ方が正しいだろう。
しかし、税金を、こんな風に私的な思いで使えるんだね。こんな露骨なやり方をして恥じないなんて、呆れるばかりだ。
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プチ大掃除

2014-12-27 | Weblog
今日は、フローリングの床や木質部分にワックス掛けをした。
このワックスは、抗酸化になっていて空気をキレイにする。
2階の洋室2つに、物入れ2室。それにドア。階段に1階の玄関からの廊下、ドア、トイレ、風呂の脱衣場にワックスを塗った。
我が家は流し台のシンクを、常に洗っているし、風呂場は、入るたびに洗い場を拭いている。だから、大掃除と言っても、ほどんとやるところがなくて、このワックス掛けだけで終わりかも。
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蟹は甲羅に似せて

2014-12-26 | Weblog

昨日は、袴田事件の三者協議だった。

その中身については、読売がもっとも詳しいが、検察の狂ったような主張には、驚きを通り越して背筋が冷たくなった。いやあ腐っているだけではなくて、完全に狂ってる。

要するに「再審開始の一因であるDNA鑑定は、間違っているし、鑑定に偽造がある」と言うらしい。

筑波大学の本田教授に対する攻撃は常軌を逸していると言うよりも、もはや狂人のレベルだ。

「本田教授が素手で触っている写真があるので、本田教授のDNAが混じり、本田教授のDNAと同じ関係結果になった。さらに、鑑定結果を偽造した」と主張したそうだが、世界的なレベルで研究している学者が、混入などのミスをすると思うところが狂人たる所以だよな。弁護団が語るには、その写真は説明用に撮ったもので鑑定中のモノとは違うそうだ。本田教授は「鑑定結果に誤りはないし、混入もない」と反論するとか。

「鑑定結果を偽造した」の主張に付いて唖然とするしかないが、検察に送る言葉としては「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」の言葉が適当かも知れない。何時も鑑定を偽造したり、改ざんしたりしている検察だから、きっと本田先生も!と思うのだろうが、やらない人はやらない。問うに落ちず語るに落ちる、検察庁の持つ体質の薄汚さを、この主張が語っていよう。

相相変わらずに、味噌付け衣類に付いては「写真が古くなっての色の劣化。実際は違う色だ」との主張を重ねているようだが、この衣類問題は、袴田事件の冤罪性を初めに書いた高杉晋吾さんの「地獄のゴングが鳴った」を読むべきだろう。

袴田巌さんは、事件直後から犯人視されて監視されていたのだ。そもそも監視する警察に隠れて味噌タンクに衣類を隠しことなどできたのかどうか。そこから考えれば判るはずだ。

旧従業員から、今さらの「証言」を集めて「袴田が衣類を味噌タンクに入れた」と言わせているようだが、そんな言葉は事実の前にはクズに等しい。くだらない主張をする時間があるのならば、多種多様な味噌を集め、その中に衣類を付けて「どのように変化するか」の事件をしてみればいい。必ずや、味噌の染まった衣類が検察の主張を覆すだろう。そして、検察庁と言う組織が、いかに日本の正義を汚しているかを、その結果は満天下に示すだろう。

腐れ検察につける薬はない。

今朝の新聞には「行政と立法は握った、後は最高裁だけだ!」と嘯く安倍派幹部の言葉が載っていたが、「司法行政たる検察」も自民党に支配されて政治の毒に狂ってしまったのだろう。

何をしても責任を問われないことから、平然と真実も歪めてしまう、この組織と人間たちを変えるにも革命が必要なようだねえ。

 

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プラユット暫定首相

2014-12-26 | Weblog
外国にも、色々な首相がいて、タイでクーデターで政権を作っている代表は、政権を批判するマスコミに苛立って「獄死する報道機関のオーナーがうまれるかも知れない」と発言したとか。
「毎日、批判だらけの新聞がある。読むたびに怒ってる。私は報道機関を閉鎖することも辞さない。そうでなければ批判はひどくなるばかりだ。それでは何のための戒厳令だ」と捲し立てたそうだ。
いゃあ驚くねえ。
タイのマスコミは凄い。戒厳令の中でも、その司令官を批判するんだね。これこそ、マスコミ精神だ。どのような中にあっても為政者を批判する精神がなければ、そのようなマスコミは存在する意味はないだろう。振り返って日本を見れば判るだろう。日本のマスコミは、大新聞を筆頭に、為政者に無批判だし、御用達記事ばかりだ。タイのマスコミは立派だねぇ。
プラユット暫定首相、安倍首相にマスコミを懐柔する手段を学びたいのか、近く来日するんだとさ。
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想像力の欠如

2014-12-25 | Weblog
冤罪事件で有罪判決を批判する言葉として、良く「想像力の欠如」という言葉が言われる。嘘の自白を無批判に認め、証拠を無視する裁判官の思考を批判する言葉だが、我が身は思えても、相対する人の立場を想像することは、司法試験に合格する頭脳をもっても、なかなか容易ではないようだ。
今、アメリカで作られた北朝鮮の金大王を暗殺する映画に対して、北朝鮮が反発していることがニュースになっている。
まるで中小企業のように国家権力が受け継がれ、戦前の日本の天皇と同じに絶対不可侵の存在になる北朝鮮は、本当に怖い国だし、その体制は否定されて当然だが、だからと言って、その元首たる金を殺す映画を作ることが良いとは思えないよな。
いくら暴君で抹殺されても仕方ない人物だとて、その国に生きる人にとっては、良い気分でないことなど、少し想像すれば判るはずだ。アメリカがオバマが殺される映画を許す?日本の安倍ちゃん大好き人間たちが、安倍が殺害される映画を北朝鮮が作ったとすれば許すだろうか。
きっと、安倍首相が殺害される映画が作られることを理由に「ゆえに北朝鮮は野蛮国だ!!」と、聞くに耐えない罵声を浴びせることだろう。金が儲かりさえすれば、何をしても構わない資本主義だけども、少しは他人を考えてやりたいよなぁ。
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クリスマスプレゼント!!

2014-12-24 | Weblog


今朝、連れ合いが「今夜はいませんので、これで飲んでください!」と、クリスマスプレゼントを渡された。
ぐい呑みだ。
いやぁ嬉しいねぇ。
酒を飲むグラスも、結構揃って、毎日違うグラスで飲んでいるが、今は茨城県の酒を、総て飲むのが目標だ。
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