桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

みんな自民党じゃない

2016-01-31 | Weblog
民主党を含めて、今、野党を名乗る連中は、元を辿れば自民党だ。
なのに野党面をして、あれこれと語るのを見ると、馬鹿じゃないのかと思う。
自民党では甘い汁を吸えなくて離脱し、野党になった連中だもの、こんな人たちに国民の支えになる政治など、行えるはずもない。

男性合唱団

2016-01-31 | Weblog
昨日は、初めて男性合唱団を聴いた。飽き易い俺のこと、最後まで聴き通せるかと不安だったが、こう言っては申し訳ないが、思っていた以上に良かったし、感動したなぁ。
ゆらゆら春を唄ってくれていて、初めて男性合唱曲として聴いたが、各パートの声による味わいを含んだせいか、初めて聴くような感動を味わった。
懇親会にも参加したが、俺の他の作品も見たいと言うので、何曲か送ることにした。
屋台酒の合唱、どうなるんだろ?聴いて見たい感じだなぁ。

中村家の夜

2016-01-30 | Weblog
昨夜は大阪。岸和田の中村家に泊まった。
今日の男性合唱団昴の定期演奏会に招かれてきたのだが、せっかくの来阪。可愛い子供たちとの食事が愉しい中村家に寄せて貰った。昨夜は焼肉パーティー。ファミリー10名と俺で、いつも通りにワイワイと食事をしたが、食べ終わるころ、千恵ちゃんがケーキを食べようと持ち出して来た。何と、そこには「HAPPY berthday SHOwJi」と書かれていた。そして子供たちはメッセージカードをくれた。胸が一杯になったなぁ。俺は幸せ者だなぁ。

何と言えば良いか!!

2016-01-29 | Weblog
今日は品川駅から新幹線で大阪へ行くことにしてチケットを買った。確かにチケットを見たときは、13時40分とあったと思う。
急な用事があって連れ合いの実家へ行った後、戻って東京に向かう電車に乗った。もちろん、楽々セーフ。品川駅では20分以上の余裕があると思っていたが、品川駅に着く前に新幹線チケットを出して見ると、どうしたものか、品川駅発は13時10分とある。
あちゃあ、誰が時間を変えたんだよ!?
昨夜も、このチケットを確認したはずなのに、何で?不思議だなぁ。

鹿児島・天文舘強姦事件

2016-01-29 | Weblog
上告を断念したと発表した福岡高検の保坂直樹刑事部長は、記者に「第三者による検証をしないのか」と問われて「考えていない」と厳しい口調で答えたとあったが、この保坂は、何に対して「厳しい口調」なんだろうね。間抜けな部下に怒って?それとも検察に検証を要求する記者に腹立って?
成城大学の指宿信教授は、裁判所に内緒でDNA鑑定を行った検察の行為については「公正な取り扱いをする法律を定めるべき」と語り、警察と検察の誤りは「このまま放置することは許されない。第三者による検証が求められる」と指摘された。
この指摘は当然だろうが、間違えた検察が、誰に向かって、どうして厳しい口調で語れると言うのだ。
俺は、この保坂の姿にこそ、増長する検察の姿勢が現れていると感じる。人を誤って犯人とした上、何年も拘束するミスを犯した連中が、「検証しない」と開き直れるのが、そもそも間違いなのだ。
一応、警察は「検証も考える」と塩らしいが、警察も検察も間違いを犯したらば責任を問われるようにしなければ、何時までも同じ誤りを重ねる。
国会が動かなくて、どうするんだ!!と言いたい。

フィリピンもだって

2016-01-28 | Weblog
日本軍の慰安婦にされた韓国人が日本に来ている。
連日、集会などで発言していることが、それぞれの新聞に相応しい中身として報道されている。
何を信じるかは、それぞれの人の自由だが、歴史に埋もれたり、隠されたりした事実であっても真実は抹消されようがない。必ず明らかになる。
俺も、そのときを思って発言しているつもりだが、俺は被害者たちの言うことは、総てが正しいと書いたことも無ければ、そう思ってもいない。人間の記憶は妖しいし、間違いもある。自分の冤罪体験でも、自分自身の記憶の妖しさ、いい加減さに呆れたこともある。でも、彼女たちの語る体験の中身と、そこで強制的に慰安婦をさせられた思いに嘘はないと信じられるだけだ。軍隊として、その管理下に慰安婦を引き連れていたのだから、その沢山の中には強制的に強いられた人もいることだろう、と思えることもある。
人間、一事が万事、と言われる。日本で働かせる労働力を朝鮮半島から「拉致」する日本だもの、慰安婦たってやる、と思われても仕方ないよね。
この労働力の強制連行の事実と慰安婦が混同され、各紙が「強制連行で慰安婦に」と報じたはずだ。すぐに朝日以外は訂正したが、朝日だけは訂正出来ずに批判されたわけだ。
北朝鮮が日本から拉致した人たちの問題も、全く進展しないが、「拉致したと言っても、ちゃんと暮らさせた。生活も守り、金も与えた」と北朝鮮が弁明したらば、日本人は「それならば拉致も仕方ない」と思うのだろうか?北朝鮮の拉致を許せるのだろうか?
いかに日本統治下とは言え、朝鮮半島から暴力的に拉致して日本に連行し、脱出させない隔離状態を強いて働かせたことを「賃金を払っていた」とか弁明する思考は、どこから生まれるだろうか。もし自分がそうされたらば!と思いが及ばないのだとすれば、哀れとしか良いようがない。
北朝鮮の日本人拉致は、もしかすると日本帝国に学んだことかも知れないが、「帝国日本、神の國!!」そんな時代錯誤の考えをする連中は、ひたすらに自分たちの都合の良い事実だけを拾い集めて「だから我が主張は真実だ!美しい日本を取り戻す!美しく続いた日本の歴史を汚すな!」とか喚くが、どんな美辞麗句を使っても過去は変えられない。
今日の新聞には、今度はフィリピンでも「慰安婦として強制された」と声を上げた女性がいると報じている。
素直に事実に向き合って過去を清算しなければ、絶対に解決しないのに、情けない国だよなぁ。

無罪確定

2016-01-27 | Weblog
鹿児島・天文舘強姦事件で犯人にでっち上げられた岩元健吾さんの無罪判決が確定した。検察が最高裁への上告を断念したからだ。
遅い!!
腐れたちは、何とか抵抗して、あわよくば袴田事件を審理する東京高裁・大島コートのように検察の思うままに動かして逆転を狙いたかったのだろうが、裁判所を欺いて有利な鑑定を作り上げようとした悪辣さが暴露されては、もう手段はないに決まってる。すぐにも非を詫びて岩元さんを楽にしてあげることこそ、人間としての在り方でもあっただろうに、あの腐れたちは、それすらも出来ない。
この事件は、これで終わりにはならない。
なぜ、普通の鑑定能力があれば簡単にDNA識別が出来ると言われるものを、警察では「鑑定出来ない」とされ、その鑑定に使用した「被害者の膣内から採取された精子の鑑定資料」を廃棄したのか!など、警察が岩元さんを犯人にするために行ったでっち上げ行為の責任を追及した闘いが始まるだろう。
もちろん、検察も無責任とはならない。
警察の行為を言うがままに鑑定結果の捏造と証拠廃棄を許し、「被害者と男性」が映っているはずの4台の街灯カメラのうち、「3台は故障していた」として裁判所を欺いた責任は免れないからだ。
冤罪が明らかになるたび、なぜ、こんな犯罪行為が見逃され、看過されるのか、本当に納得出来ない思いになるよなぁ。

真田丸

2016-01-26 | Weblog
刑務所にいたとき、大河ドラマを見ていた。いや、見させられていたな。
連続ドラマは、毎週見ていれば、次の展開が気になるし、それなりに面白い。でも、所詮は作り話だ。「作り話なんて、俺のドラマチックな人生に較べたらば詰まらない、見る価値がない」と、良く連れ合いに言っては顰蹙を買っているが、見続ければ、それなりに面白いよね。
「真田丸」見たけども、なかなか歴史上の人物の描き方が面白い。家康の臆病者振りなども笑える。
ただ、余りにも場面が寂しい。一つの時代を切り取った存在でもある武田勝頼の手勢や徳川軍勢が、たった20名くらいしかいないなんて、いくら何でも少ないでしょ。
NHK会長の籾井さんは、密かに何十億かで土地を取得しようとしたはずだが、その金をドラマ作成費に回してさ。もう少し迫力ある映像を作って欲しいものだ。

罠!?

2016-01-26 | Weblog
安倍内閣重鎮と言われるの甘利が建設関係者から金を貰った件に付いて、「罠に嵌められた!」と自民党では弁護を語り、ご本人も「最初から写真や録音をしているから」と語ったらしい。
おい、おい、正気か!
良く考えなよ、良く!!罠だったにしても金を貰ったんだろ?と言うことは、貰うことが日常化していたから、簡単に罠に嵌まったのではないの!!
甘利が言うように、不正な金に縁のない政治家ならば、「いや、結構です!」と断るんじゃないの?「あっせん利得」の罪を構成する犯罪になることは、甘利先生ほどに長い政治家生活をしていれば、判らないはずはないからね。
それとも「あっせん利得罪は知らなかった」とでも弁明するかな?
罠だとか何とかで金まみれの心身を弁明しようなんて、「アマリ」にも馬鹿げてる!!
罠に嵌まるほどに金を貰うことに慣れた政治屋さんだっただけの話だよ。お粗末な話さ。

誕生日

2016-01-24 | Weblog


昨日は新橋で行われた佐藤光政さんのランチョンコンサートに行った。
俺はドイツ料理が苦手。美味いと思えないのだが、予定もないので連れ合いと一緒に行くことにした、
会場で「ショウジも唄え」と光政さんは言ったが、断ったところ、「今日は会場に…」と紹介してくれ、「今日が誕生日だそうです!!」と「乾杯」を唄ってくれた。そして、花束をくれた。
布川事件の闘いと勝利に、大変なご支援を下さった光政さんだが、今も変わらない思いを頂ける喜びと幸せを味わった。
でも、本当の誕生日は今日なんだけどね。