桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

10月も終わり

2016-10-31 | Weblog
今月も遠出が多かったが、今日は休み。
休みでも、あれこれとやるべきことはあるもので、俺の任務である地域の草取りは出来なかったよ。
連れ合いの実家に陶板浴に入りに行き、ついでにたわわに稔る柿を取って来た。明日からは、また外出予定の多い11月、楽しみだなぁ。

ラジオ録音

2016-10-30 | Weblog
今日は新潟から東京に帰ってラジオ番組の録音だった。いよいよ11月に入り、あと3ヶ月。13回余りの放送だ。
今日は、長く俺の闘いを支えてくれた事務局長中沢さんのゲストだった。
言いたい放題、もう1年が過ぎているが、毎週の番組を続ける負担を感じているし、1人で話す負担も感じている。少し時間を空けて、また違った形で始められるといいけどなぁ。

守屋賞

2016-10-30 | Weblog
守屋賞と呼ばれる、司法に関わる民間の賞がある。 そういうものがあるとは知っていたが、まさか自分に関係するとは思わなくて、全く無関心だった。
先日、帰宅してメールを開いたらば「守屋賞受賞のお知らせ」というモノがあった。「守屋賞?見たことがあるな」と思いながら開いたらば、今年度の受賞者に選ばれたとの知らせだった。
それで調べたらば元裁判官の守屋克彦さんの名前をつけた、その道で研究した人たちとかに与える賞だとあった。
俺なんて、特別なことはしていないし、ただ冤罪を無くしたくて声を上げているだけのことだ。与えると言ってくれるのだから、有り難く頂くけど、俺でいいのかねぇ。
子供のころから称えられる賞などには縁のない俺。初めて価値ある賞を頂いたが、何だか嬉しいね。
俺の闘いを支援してくださる皆さんがいて下さればこその受賞。皆さんに感謝の気持ちで一杯だ。
歳を重ねるほどに良いことばかりがある俺の人生にも感謝だなぁ。

新潟

2016-10-30 | Weblog

昨日は救援会新潟県本部大会に招かれて話をした。
新潟は4回目だったろうか。会場と知らされた施設へ行ったが、開催案内板には、何も表示がなくて「会場を間違えた?」と焦った。一緒らしい救援会中央本部事務局長の家族に連絡をして、会場に違いがないと判って安心したが、「またか!?」と思った。
俺の話が1部。大会が2部。懇親会が3部と位置付けての1日だったそうだが、参加者は40名ほどだったろうか。
有り難いことに、「次は、こちらに来て頂きます」と上越支部の方が言ってくださった。どこへ行っても、「うちの人たちにも聞いて欲しい」と言って頂けるのは有り難い限りだ。
二次会も含めた懇親会は、意外にも7時前には終わってしまい、新潟の夜は、早々と眠りに入ってしまった。

あれは?

2016-10-29 | Weblog
少し前、上野から赤塚へ帰る電車に乗ったとき、70代と40代と思われる母娘が乗っていた。
フッと気付いて見れば、娘は目を閉じて眠っていた。その右手を母娘は左手で握り、しきりに親指で娘の指を撫でていた。やがて、母親も居眠りを始めたが、左手の指は、ハッと目覚めては思い出したように娘の指を撫で続けていた。
あれは、何だったのだろうか?
救援会柏支部の映画会のとき、俺は冤罪の話をして唄ったが、CDにサインをしていたときに、同年代くらいの女性が来て「髪の毛は染めているんですか?」と聞く。「はい!もちろん染めています♪」と答えたらば、「あぁ、良かった!」と微笑んで、そのまま帰ってしまった。
あれは、何だったのだろうかなぁ?

狭山事件集会

2016-10-29 | Weblog
昨日は日比谷野音での狭山事件集会だった。
あいにくの冷たい雨。参加者は大変だったが、千名も来たろうか。
志布志事件の川畑さん、足利事件の菅家さん、袴田秀子さんも参加して、53年になる石川さんの冤罪が1日も早く解決するように願って発言した。
開会前には、坂本九さんの遺児、大島花子さんの歌があって、初めて聴いたが、透き通ったキレイな声だった。懐かしく「上を向いて歩こう」を聴いた。
相変わらずに公安警察が固まってヘルメット連中を監視。実に不愉快な存在だ。俺は石川さんの運動に参加する中で、公然と公安警察が存在することが、どうしても納得出来ないよ。
集会中に降っていた雨は、少し小降りになってデモ行進した。
デモ行進後、俺たちを撮影するスタッフも一緒に乾杯をした。
あと何回、こういう集会をすれば再審を実現出来るのだろうか。

命日

2016-10-28 | Weblog
昨日は、杉山の1周忌。命日だった。
映画の撮影に促されてだったが、墓参りに行った。
彼岸に行ったときも数本の花が活けてあっただけだったが、昨日は、その花が枯れているだけだった。
寂しがり屋で自分を無条件で受け入れ、愛してくれる人を求めていた杉山。もし墓に眠るならば、どんな思いでいるのかと思うと、彼の寂しさが感じられて仕方なかった。
墓は生きている人の思いが示される場所。生きているてきに、何を残したかが示される場所なのかも知れない。

リンゴ狩り

2016-10-26 | Weblog
俺は柿が大好物。年間に6百個は食べるかも知れないトマトに匹敵するほどに好きだが、リンゴは、それほどは好きではなかった。
昨日からのリンゴ狩りの旅も、それを食べる意味では期待していなかったが、これが良い意味で期待を裏切られた。
竹屋陶板浴が人を募ってのリンゴ狩りは、もちろん陶板浴の抗酸化を施したリンゴを取る。抗酸化で育てたリンゴの糖度は、なんと16度だって〓
これほどにリンゴを美味く感じたことがなかった。
リンゴは美味いねぇ〓

信州

2016-10-26 | Weblog
昨日は、お世話になっている竜ヶ崎・竹屋陶板浴が参加者を募ってのリンゴ狩りと信州・松川温泉へのス旅行だった。
参加者は、俺と2人の男性以外は、友人の1人の子供を含めて女性ばかり。バスの旅では、初めてアルコールを飲まなかった。
長野に入って雨になってしまい、リンゴ狩りは今日に延期して味噌倉などの見学をしての温泉だった。
松川温泉は、ゆっくり入れるぬるめ。美味い食事の後は、6人の美女たちと一緒のカラオケだった。

懐かしい朝

2016-10-25 | Weblog
今朝は若い友人の誘いで長野へのリンゴ狩り。バスの旅だ。
出発は、朝の7時。今の俺には天文学的な早さだが、昨夜は東京に泊まって今朝に備えたのだけれども、かなり寝るのが遅くなった。何とか起きてギリギリの電車に乗って佐貫駅から竜ヶ崎行きの電車に乗れば、懐かしい制服が沢山乗っていた。
竜ヶ崎には男子校だった(何十人かの女子もいた)竜ヶ崎1高と完全女子校だった竜ヶ崎2高があるが、その制服は、俺が行った当時と変わっていない。
懐かしかったなぁ。