桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

自分の責任だよ❗️

2020-10-30 | Weblog
巨人が優勝目前で5連敗だ。
テレビの解説者は好意的に「日本シリーズを睨んで、色々と試してる」と言ってたが、違うよな。
打線が湿り、盤石だったリリーフ陣営もシーズンの疲労か、次々と打たれて焦りますからの選手起用としか思えないし、その起用が失敗しているだけではないのか。
起爆剤が欲しいとコメントしていたが、まだ若いウレーニャ辺りを起用して起爆剤になると思うならば、残念ながら選手を観る眼が無さ過ぎる。
俺は連れ合いの冷たい視線を感じながら「原もアホだね、ウレーニャなど出してもワンバウンドするような球を振って三振するに決まってるじゃない❗️」と宣言した。
まだ若いウレーニャだもの、いいところを見せたいと思うだろうし、そうなれば打ち気にはやってボール球を打つのは必然だもの。もし原が「今日はナニがあっても最後まで出すから思いきってやれ」と言ったならば、きっと気持ちのはやりも無く2軍のようにやれるだろうが、原は言ったかな❓️
昨年は日本シリーズで悪夢の4連敗だったが、この調子では昨年の二の舞がオチかも知れないねぇ。

心地好い散歩

2020-10-30 | Weblog
今日は地区の全戸配布チラシを配り歩いた。
かなり冷えるようになり、身体に負担とならないようにノンビリと歩いたせいか、ほとんど汗はかかなかった。
16000歩余り。
以前ならば、何も感じない歩数だが、15キロ減った筋肉には、実に心地好かった。
広い庭や畑だったところが3つに分割した宅地になっていたり、新しい家が増える反面、また1軒、空家になったところがある。
どんな方が住んでいたのか、会ったこともないが、何となく寂しい想いになったなぁ。

悲しい知らせ

2020-10-30 | Weblog
志布志事件は1つの事件ではなくて、幾つかに別れている。
懐地区の住民がでっち上げられた本体、更に川畑さん個人の受けた踏み字事件、そして浜野博さんを中心とした人たちの受けた叩き割り事件だ。
同じ冤罪体験者同士として、それぞれの皆さんと仲良くさせて頂いているが、浜野博さんとも、なぜか気が合うと云うか、繋がるモノがあるように感じて親しくさせて頂いていた。
その浜野さんが亡くなられていたと新聞で知り、ビックリしたし、ガッカリした。一緒に酒を酌み交わしたときの笑顔などを思い出しては、もう会えなくなった悲しさを味わっているが、そこに今度は松橋事件の宮田さんの訃報だ。
宮田さんとお会いしたのは再審無罪判決後だ。親しかった訳ではないが、何も語らずとま痛みや苦しさを理解し合える仲間だ。残念ながら認知症の発症で言葉は交わせなかったものの、やっと晴れて潔白が明かされたのだから、もう少しお元気でいて欲しかった。
冤罪で奪われた時間は戻らない。失ったモノも取り戻せない。だから俺は、その中にあるモノで奪われ、失ったモノの代わりを得る生き方をして来た。
お陰で俺は充分に満足し得る生き方が出来たと思っているが、果たして浜野さんと宮田さんは、そう出来たろうか。
このおふたりを冤罪に陥れた警察も検察も、そして裁判所も、何も変わらないで存在しているのが許せない想いになるばかりだ。

男を観る眼

2020-10-29 | Weblog
この前、朝日新聞に載った瀬戸内寂聴さんの文章を読んで、その人を観る眼の危うさを書いたが、結論が出たよね。嘘つき安倍晋三を人品ある人相だとか見栄えがして良いとか、菅偉義の、あの顔を品があると感じるのは、瀬戸内寂聴さんに人を観る眼がないだけのことだ。
小説家として名を成し、更に仏門に入って修行したはずなのに人を観る眼を持てないっってあるんだね。
若い女性などには人気があって、その庵には人生相談に訪れる人が多いと聞くが、人を観る眼が無くても人生相談って出来るようだ。悪いけど、瀬戸内さんが私小説に書いている、彼女の歩んだ人生を思うと人を観る眼が
無いというよりも男を観る眼が無いと書くのが正しいような気もするね。
瀬戸内ファンには申し訳ないが、人に影響力のある人なのだから後世に笑われるようなことは書かないで欲しいと思うよ。

頼むぜ‼️

2020-10-29 | Weblog
今回のドラフトの目玉選手だった近畿大学の佐藤輝明選手は阪神が指名権を得た。
やっと大山が頭角を表した今シーズンで、そこに俊足強打の佐藤が加われば楽しみだ。
もし前評判通りに活躍出来るならば、来シーズンは面白い。巨人の独走などはあり得ない、ハラハラドキドキの楽しいペナントレースになるだろう。
ただ心配なのは阪神だという1点だ。
これまでにも伊藤や高山など、何人もの大学選手がドラフト1位で鳴り物入りで入団したのに、いつの間にか線香花火のように消えて 2軍で燻っている。
選手育成力が欠けているのか阪神だ。
同じ轍を踏まないで欲しいし、伝統の巨人阪神戦を盛り上げ、セリーグが盛り上げるように、何としても中心打者として育てて貰いたい。
頼むぜ、阪神‼️

当然だね❗️

2020-10-29 | Weblog
全国的なニュースにはならないが、名張事件の鍵である毒の混入された葡萄酒の封緘紙に残されていた糊の鑑定が出されて、やはり工業糊以外に家庭糊が検出された結果だった。
奥西勝さんは葡萄酒の栓を火挟みで突き上げて開けて毒を入れたとした自白で有罪にされた。封緘紙は、そのときに切れて落ちたと言うのだが、その封緘紙に、なぜ家庭用の糊が残されたいるのかは言うまでもない。
これまで弁護団が再三に亘って論証したように、ある人物が密かに栓を開けて毒を入れて封緘紙に自宅にあった糊を付けて、再び貼り付けたからだ。
名張事件にも奥西勝さんを犯人に作り上げるためになされた多くのでっち上げがある。
弁当を広島屋に取りに行き、更に葡萄酒を奥西楢雄区長宅に届けた石原利一証言や集会場に集まった地区民の証言などの時間を変えて、勝さんが葡萄酒に毒を入れる時間を作り上げたことだ。
無実の人の自白も含めて人の言葉は、どのようにも語らせることは出来る。しかし、証拠は嘘は語らない。
名張事件に遺された証拠は、今回の糊鑑定も含めて奥西勝さんの無実を語っていることが、今回、更に明らかになった。
直ちに名古屋高裁は名張事件の再審を開始させて、総ての証拠を検察に提出させた上、奥西勝さんの無念を晴らすべきだ。
もう奥西さんは亡くなり、いや殺されてしまい無念は晴れないかも知れないが、1日も早く誤りを正すことこそ、司法の責務だろう。そして、日本では証拠は嘘を語らないとは断言出来ず、警察や検察が証拠を捏造して無実の人を犯人にでっち上げる犯罪行為を行うことの責任を明確にしなければならない。

多田謡子人権賞

2020-10-28 | Weblog
若くして他界された多田謡子さんという弁護士がいて、その方の遺志で作られたのが、多田謡子反権力人権賞。俺は知らなかったが、もう30年以上も続いているものらしい。
その賞を冤罪犠牲者の会共同代表の青木恵子さんが受賞すると決まった。
青木さんは東住吉事件で20年を獄に過ごして再審で無罪判決を受けた後、同じ冤罪仲間のために、本当に良くやっている。
暇さえあれば手紙を書いて刑務所の仲間に出しているし、機会があれば面会にも行っている。そして、冤罪を生み出す法律を正すために損害賠償裁判や国家賠償裁判も闘っている。その活動は人権賞に相応しくて、良くぞ見ていてくれたと感謝の思いだ。
青木さんは大阪のオバチャンだ。話すこともホンネをバンバンと口にする。だから、いらん敵を作ってしまうところもあるが、真っ直ぐで裏がない。
先日のホンダ車両のガソリン漏れでの責任を追及した裁判では、またまた理解不能な大阪高裁判決で負けてしまったが、全く闘う意思に衰えはない。
馬鹿という言葉を、何度重ねても足りない馬鹿がいて「ホンダ裁判で負けて再審無罪判決が汚された」とかほざいたと聞いて、俺は猛烈に腹が立った。
ホンダ車両のガソリン漏れで20年も刑務所に入れられながら、どの面下げてホンダの車などを買えるのだ‼️と殴りつけたいほどに怒ったが、そんな馬鹿は相手にするな、見る人は見ていてる‼️と諭してくれたのが、今回の多田人権賞だったように思う。
青木さん、おめでとう‼️良かったね‼️

牛泥棒

2020-10-27 | Weblog
茨城県では家畜が盗難にあう事件が続いた。
子牛など、番号が付いているそうで売るのも難しいのにと思っていたが、ベトナム人13人が逮捕されたとニュースになった。
盗んだ牛や豚は解体して食べたり、売ったりしていたようだが、そうだろうと思った。
この事件、逮捕解決で気になったのは、警察がSNSなどを調べていたとあった点だ。
盗聴が自由になり、きっと警察は市民の携帯やメールを監視していると思っていたが、SNSも監視か❓️
内閣調査室はテレビ番組での出演者発言監視をしていると赤旗にすっぱ抜かれていたが、いよいよ日本は国民監視社会になったようだ。これからが戦いの時代だなぁ‼️

富士山

2020-10-26 | Weblog

清水と言えば、俺たち世代は清水港の次郎長と富士山だ。
昨日、少し集会が長引いたことで富士山の夕景が見られたが、清水辺りから眺める富士山は雄大だ。
残念ながら肉眼と写真では違うな。
今朝は、早くに帰ることで、今度は朝の富士山を眺められた。
朝の富士山は清々しかったなぁ。

袴田事件集会

2020-10-26 | Weblog

昨日は清水市での袴田事件集会だった。
巌さんも来て挨拶したが、東京へ行くと騙されて来たと自分で話していた。
まだまだ心は別世界にある袴田さんだが、初めて自分からコガネ味噌の話をして、かなり解放され始めたのではないかとも感じた。
巌さんは自分の立場を認識している。だから再審無罪判決となれば回復するとも感じた。
弁護団の話は、何時も感じるが、今の動きを含めて詳細は知らされない。これが最後の機会、しかも最高裁判所が相手での慎重さなのだろうが、何かスッキリしなかった。
クラウドファンディングが18000万円の成功だったことで、これを資金に海外の権威にDNA鑑定を依頼する話が、最も期待を持てる話だった。
日本の法医学界は警察と検察の支配下になり、また技術的な対立などもあるのか、誰も袴田事件の鑑定には応じないとか。
情けない話だ。
しかし、御用達学者の鈴木廣一が行った似非鑑定と、それを採用した大島隆明判決の誤りは、DNA鑑定が科学である限りは、必ず正されて、その誤りを犯した鈴木と大島は犯罪者として裁かれる日が来る。
そんな確信を得たね。