桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

中東の笛

2014-09-23 | Weblog

あれは何年前だったか、ワールドベースボールで無茶苦茶な判定をする審判がいた。デービットソンと言ったかなぁ、名前は忘れたが、日本に不利な誤審を重ねて驚かせた。あの審判、今もメジャーリーグで審判をしているのだから、メジャーリーグも大まかと言うか、いい加減と言うか、懐が深い。
ハンドボールの試合でも「中東の笛」と呼ばれた誤審があったよね。あれは金で買収された審判だから誤審ではなくて、何と言えばよいのだろうね。金で買収されては公正な試合が出来るはずはない。
今、韓国で行われているアジア大会では、どうやら「韓国の風」が吹いているらしい。
バドミントン試合で、日本選手は、常に向かい風を受けていたとか。空調のある室内競技場での試合なればこその「作られた風」だろうが、何をしても勝ちたい!!、の思いは判るが、スポーツである以上、そこに作為があってはならない。作為がなされては、もはやスポーツではない。
日本の警察や検察みたいな不正がスポーツの世界にも蔓延るのは、その勝敗が自らの利益に繋がるからだ。選手もコーチも競技団体も勝利で得る金と利益に目が眩んでしまい、自分たちに有利な風を作り出してしまうのだろうが、スポーツマンシップを忘れて欲しくないよなぁ。