桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

連続観戦

2018-05-31 | Weblog

昨日は野球を一緒に観戦した友人と買い物をした。
上野周辺を歩いて、懐かしい昔の話をして松坂屋で買い物だった。
思い掛けないプレゼントを貰い、それから馴染みで中華料理店、ロジエに行って大好物の冷やし中華を食べた。
再審を闘っていた当時は、会議などの後、みんなで食事したロジエは、店主ご夫婦が布川の闘いにカンパをくださったりするまでになったが、救援会都本部の支援拒否以来、やはり、あの周辺には足が遠ざかり、昨年は1度も冷やし中華を食べられなかった。
久しぶりを喜んでくれたご夫婦は「ご活躍は新聞で見ています!」とのこと。
獄友で報道されるのを見てくれていたようだった。
相変わらずに冷やし中華は絶品。友人も「品がある冷やし中華だ」との感想で嬉しかった。
その後、宿で一休みした後、連日で野球観戦。
「今日は静かに応援するからな」と友人には約束したが、大量点でリードしながら情けないピッチングをする吉川光夫に腹が立ち、「吉川!シミジミ投げろ!バカヤロー!!」と、つい大声。周辺の人は笑っていたが、前の席の北海道から来たという日本ハムファンの人とは、「今日は、いいヤジを聞かせて貰いました、あのシミジミ投げろは最高でした」と言われて意気投合。デブ中田論などで盛り上がった。
9対8の勝利も楽しかったし、連続観戦の友人も大喜びで最高の1日だった。

休養

2018-05-29 | Weblog
昨日は久しぶりに連れ合いの実家に陶板浴に入りに行った。
夜は、寅さんを観る会。
その他は、何もしなかった。
連れ合いの実家には、義兄が息子夫婦と孫を連れて来ていた。まだ2才になったばかりの孫娘は、可愛いい声で良く喋り、俺にも抱かれてくれた。
残念ながら連れ合いの子供たちは「俺は結婚に向かない」と語る息子もハワイ在住の娘も子供の気配すらなく、実に羨ましく思ったなぁ。

ジャック&ベティ

2018-05-27 | Weblog
横浜の映画館で獄友が始まった。
今日は監督と舞台挨拶だった。
35人くらいだったろうか。
監督との舞台挨拶も数を重ねて、息も合って来たし、面白くなって来た。
次々と地方での上映が始まるが、着実に広がっているとはいえる、まだまだ。来月の袴田決定などもある。もっともっと多くの人に見て頂いて歴史を切り拓きたい。

加須市

2018-05-27 | Weblog

加須市で狭山事件を支援する人たちが、昨日は獄友の上映会をした。
俺にも声がかかかり、上映会後に歌も唄えということで参加した。
130名ほどが来てくれたようで、俺が大阪から会場に着いたときは、すでに映画は始まっていた。
なぜか会場最後部の電気が点けられたままで、なかなか画面を集中出来ないような人も見受けた他は、何時もの会場と同じだった。
石川さん夫妻、菅家さんに続き、俺も挨拶して唄うはずが、なぜかカラオケが流れない。CDが読み込まれなかった。アカペラを求められたが、そんな自信はなく、結局、唄わないで終わりだった。
やはり、事前にやらないとダメだ。
上映会後の階上の部屋で懇親会。更に支援者宅で3次会から4次会となり、日付が変わるまでの加須市だった。

関西大学

2018-05-26 | Weblog
昨日は関西大学で話をした。
お世話になったマスコミの方が関西大学の教授になられた関係でご紹介頂いたのだが、これで何校目の大学になるだろうか。
会場は階段式の広い講堂のようで、学生や学校関係者で一杯だった。350名は超えていたようだ。
俺の話は、何時もと変わらない。聞く学生も同じで熱心に聞く人もあれば寝る人もありだ。
でも、寝る姿勢が聞いていないのではなくて、俺の話に興味を持つと姿勢が起きるし、一斉に視線が届く。
学生は話を聞かない!じゃなくて、聞くに値すると感じさせる話をしなくてはダメということだ。
昨日と学生さんたちが、何か1つでも心に残してくれたならば嬉しいが。
 

大阪の夜

2018-05-25 | Weblog
昨夜は、久しぶりの人と飲み会だった。
布川事件の闘いを映像にして作り、闘いの道を切り拓く力をくれたのが、毎日放送の里見さんだった。
里見さんに促されて行った北海道へのオルグ活動。連れ合いと一緒だった尾瀬ヶ原。幾つものことを、今でも懐かしく、楽しい想い出として思い巡らすときがある。
報道する側と取材される側ではあったが、その壁を超えて親しいお付き合いをさせて頂き、愉しく盃を重ねたことは数え切れないほどにある。
昨夜は、久しぶりの乾杯だった。
里見さんの番組にカメラマンとして来た古東さんとも久しぶりの夜は、今どきの若い女学生とも語らい、楽しい愉しい夜だった。

感化?

2018-05-24 | Weblog
狛江市長がセクハラを認めて辞任したね。ぐだぐだと弁解しないで素直に認めれば良かったが、まあ認めただけ、財務省事務次官の福田よりマシだな。
佐川が廃棄したと国会で答弁した森友資料、出て来たね。
あるのに無いと答弁するなんて、余程国会をバカにしていたよなぁ。理解出来ないけど、こんなモノなんだな、高級官僚と言われる輩は。
ただ権利者に盲従して望む答弁を行い、証拠資料があっても無いと強弁して出世する。そして答弁の嘘が明らかになっても咎は受けないし、退職金から天下りまで、甘い汁の吸い放題だ。
でもさ、誰が、この資料を明らかにしたのだろうね。
狛江市長の辞任と財務省から明らかにされた資料、堂々と罪を認めて詫びた宮川さんの姿が力になり、あの姿に感化されたものだろうか。
時代を変えりのは若者だ。
頑張れよ、若者!
人生は楽しい、生きる価値があるよ!

無惨

2018-05-24 | Weblog
昨夜の日大アメリカンフットボール部監督とコーチの記者会見は、そこに記者会見司会者の乱暴な会見打ち切り発言が加わり、天下に日大の恥を曝したものになった。
今朝のテレビ各社は、この騒ぎを一斉に報道していたが、余りにもお粗末な会見の一部始終を、ついつい見てしまった。
先日のラフプレーをした選手の会見とは、全く対照的だった監督とコーチ。日大広報者の言動も含めて、これが大学の教育に携わる人間のすることとは信じられない思いだった。ホントに日本は、総てがエセ。偽物。深刻だね、これは。

進行協議

2018-05-23 | Weblog
今日は、新しく担当になった裁判官による進行協議だった。
前任裁判長は、その言動に意思を感じる人だった。自信満々というか、自分の意向を言葉に含ませていたが、新しい裁判長は、良く判らない。判ったことは、なるべく早く進行協議の場から去りたいと考えているのではないかという感じだ。
きっと人間が判らないままに判決ということになるのだろう。
裁判官だけが交代したのかと思ったらば国側も変わっていた。
新しい法務省の人間は女性だった。誰でも構わないが、この女性、激しい目つきでこっちを見るのには驚いた。
この人も、きっと検察庁に本籍を持っているのだろう。自らの過ちを認める誠実や道理を持たない腐れ組織に犯された、その目つきに腹が立ち、僅かに聞こえるだろう程度に言葉を発したらば、下を向いてしまい、それ以後は汚い目つきはしなかった。
そんな進行協議の今日だった。