桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

2021-03-31 | Weblog
我が家の近くにある公民館には見事な桜がある。
今年も満開になった。
車を停めて1枚。

初めて認識した

2021-03-31 | Weblog
癌になって以来、自宅の担当区域の草取りをやっていなかった。
テレビのヤラセで草取りの振りはしたが、今日は1年半振りにやる気になって草取りをした。
我が家を中古で買ってから離れを造ったり、庭をいじったりしたが、庭は石混じりの土で、それを篩に掛けて家の際は石ばかりを30センチから60センチほど敷いて、その先に土中心の庭にした。
だから、家の際は草取りも楽。簡単に抜けたが、今日は違っていた。
苔が石の上に覆うように生えてしまい、それが土になるんだね。
知らなかったなぁ。
あれだけ石ばかりだった場所が、もう土が増えて、しっかりと草も生えている。
どんなところも、そのままに維持するには手入れが必要なんだね。

ノンビリ

2021-03-30 | Weblog
昨日は名古屋からの帰路、東京で本の出版での著者インタビューを受けた。
週刊ポストとサンデー毎日。ポストは、総てを理解した上での質問などばかりだったが、サンデー毎日は嘘の自白など、基本的な部分での質問が多かった。その対比が面白かったな。
今日は、何も予定がなくて陶板浴室 へ行っただけ。
昨夜も9時に寝て5時過ぎに起きたが、なぜか眠くて、午後、テレビを見ながら眠ってしまった。
回復を始めると疲労感を感じたり、眠くなるも言われたが、これかな。

名張事件集会

2021-03-29 | Weblog

昨日の名張事件笹倉交差点での宣伝は200名の参加だったとか。
ビルに反響してマイクで話す人の声は、残念ながら良く聴こえなかったが、それでも各地から来た人が集まり、マスコミも来て、今度こその想いが名古屋が人に伝わったことだろう。
ウインクあいちに場所を移した集会も、用意された会場に一杯の人だった。
昨日、60年目に書いた糊の問題は間違いがあって、分析で明らかになったのは葡萄酒の封緘紙から発見されたのは「製造会社で使われた工業用糊と一般家庭で使われている洗濯糊の2種類」だった。
どちらにしても、最早奥西勝さんの自白は嘘で、勝さん以外の誰かが「密かに葡萄酒を開けて毒薬を入れて、また洗濯糊で封をした」ことが明白になった。
弁護団の報告では、検察が「存在しない、不見当」と主張していた葛地区住民の事件当時の証言調書が提出されて、そこには「葡萄酒には封緘紙が付いていた」と書かれていたことも報告されて、ますます勝さんの無実は明白になったことを知った。
勝さんは「集会場で1人になったときに火挟みで葡萄酒を開けて封緘紙を破り捨て毒薬を入れた」と自白しているからだ。何人もの人が葡萄酒には封緘紙が付いていたと言うのだから勝さんの犯行自白は成立しない。
しかし、更に裁判所が「証拠が存在するのか」と検察に質したところ、「提出すべき証拠は存在しない」と回答した検察には、猛烈に腹が立った。
提出すべきか提出すべきでないかは、検察が決めるのか‼️
こんな裁判を愚弄する態度をして正義を掲げる検察があるから冤罪は作られるのだ。
また奥西勝さんの無実を示す証拠は隠されている。
全面証拠開示法を作り、嘘を語って証拠を出さない検察を裁く法も作り、この諸悪の根源を無くしたい。
名張弁護団は「提出された証拠物にある番号を勢力して欠番部分を分析した」と、かなり得意気に報告した話は「遅いよ」と思った。
布川事件弁護団でも、それはやって証拠開示の力になったし、もう10年以上も前に報告してあったのに、今後になって始めたのは、何をやってたのよ❗️の思いだったな。
冤罪弁護団同士の体験は、意外と共有されないのかも。
リモートで話した袴田秀子さん、会場に行った青木さんと西山さんと俺。
1日も早い再審開始を願う参加者と想いを重ねて来た。
写真は、灰色部分が証拠の欠落番号部分だという物、2枚。

60年

2021-03-28 | Weblog
今日は名張事件と呼ばれることになる毒葡萄酒事件があって60年目だ。
三重県と奈良県にまたがる葛尾地区では、毎年、この時期に地区の集まりがあった。
男は酒、女には葡萄酒が出されていたそうだが、この年は「葡萄酒は出さない」となっていたのを、当時の区長だった奥西楢雄さんが独断で出したとか。
その葡萄酒に茶の消毒薬が入れられていた。
たまたま早く区長宅に行った武田百合子さんと奥西勝さんは、区長宅にあった葡萄酒を持って集会場へ。
武田さんは、何かを取りに、また集会場を出た後、勝さんは葡萄酒の栓を開けて、「妻と愛人の三角関係を精算私用しようと考えて」予て準備していた毒薬を入れたというのがストーリーだ。
このストーリーは、初めからおかしい。
勝さんは、確かに地区内に愛人はいたが、何も問題なく互いに仲良くやっていた。それに、どちらか片方を殺害したいと思うならば判らないでもないが、両方を殺すのは両手の花を失えことになり、動機としては不自然過ぎる。
葡萄酒が区長宅に運ばれた時間や地区の人たちの証言などを、警察が勝さんを犯人とするために行った工作は数多ある。
勝さんが集会場で葡萄酒の栓を開けて毒薬を入れた自白が嘘であり、真犯人は弁護団の解明した手段で葡萄酒を開栓し、毒薬を入れて、再び栓をしたのが真相であることは、今回の「封緘紙付着糊分析」で解明された。
勝さんが犯人で集会場で葡萄酒の封を開けたならば、集会場で発見された封緘紙には製造会社で使った1種類の糊しか無いはずだが、今回の分析鑑定では「食用糊と工業用糊の2種類がある」と判ったのだ。
もはや奥西勝さんの無実は明白だ。真犯人は、密かに葡萄酒の栓を開けて毒薬を入れて自宅にあった工業用糊で封をしたのだ。
俺が初めて名張事件の現地調査へ行ったときだが、名張駅から集合場所までタクシーに乗ったらば、俺の関東言葉に運転手が「何をしに来たのか」と聞いて来た。名張事件のことを話すと「あれは晴着を着て亡くなった人が犯人らしいね」と言った。
武田百合子さんは東海テレビが作った番組の中で「区長宅に行くと、上がり口に葡萄酒が置かれ、土間に茫然と立つ人がいた」と語る場面がある。
奥西勝さんは奥さんと愛人を失ったが、区長の奥西楢雄さんも奥さんを亡くした。勝さんは犯人にされ、楢雄さんは、すぐに後添いを貰った。
もしかすると、楢雄さんが嘘の自白をさせられて犯人になったかも知れないのが名張事件だ。どちらにしても冤罪なのだが、今日は、あの日から60年、
もう勝さんの汚名が雪がれるときだ。工業用糊を分析した科学は真相を解き明かした。
それでも再審を開くことに抵抗する検察を許してはならない。国民が検察という組織を改革すべきときも来ている。

大丈夫かぁ

2021-03-27 | Weblog
昨日、亀井がサヨナラホームランで生還した後、ホームベース上では巨人ナインが集まって喜びを分かち合っていたが、そのときに坂本勇人は輪の外側にいて、誰かの尻を右足で蹴っていた。
蹴られたのは背番号52、若手の北村だ。
オープン戦でホームランを打った坂本勇人はベンチに並んで出迎える仲間の前を通らずに、敬礼をして、スーとベンチに入ってしまった。
坂本勇人はキャプテンだ。チームの柱である選手が、こんな態度で大丈夫なのかと心配だな。
坂本にすれば、イタズラの思いだろうが、果たして蹴られた北村は、そう思っているだろうか。ホームランの出迎えを無視する中心選手、若手の模範になるだろか。
阿部慎之助がキャプテンのときに、同じような態度を見せていたが、阿部慎之助の真似だけはして欲しくないと感じたなぁ。

煮魚

2021-03-27 | Weblog

義母の体調が良くない状態になり、心配だが、俺に出きることと思って煮魚を作った。
鯖の味噌煮と鯛煮。
味噌煮は昆布と鰹節で出汁を作り、今までと違うレシピを見て作った。鯛の方は煮魚レシピだが、どちらもレシピ通りに砂糖を使ったので味見は出来ないので、果たして上手くいったのか、ダメだったのかは判らない。
今夜、俺が食べる味噌煮は甘味を甘酒にしたが、果たして味は❓️

面白かった‼️

2021-03-27 | Weblog
昨夜のプロ野球開幕戦は面白かったね。
亀井のサヨナラホームランも嬉しかったし、巨人にフリーエージェント移籍した梶谷の人的補償でDNAに移籍した田中俊太が6打点の大活躍が男の意地とドラマを見るようで嬉しかった。
菅野智之の意気込みが無残だったのも、あの腹は野球を嘗めていた阿部慎之助と同じだと思う俺には、菅野には悪いが、少し嬉しかったかな。
どんなシーズンになるか判らないけれどもパリーグに歯の立たない巨人が独走などしないで欲しいよ。昨夜のようなハラハラする展開を期待してるね。
昨年はコロナでドームに行けなかったが、今年は行くぞ‼️

アクシデント

2021-03-26 | Weblog
今日は裁判所要請の予定だったが、起きてテレビを見ると、土浦と羽鳥間で運休。車と電車の衝突脱線事故だとのニュースがあって、これはダメだと思った。
衝突だけならば、何とか運転されるだろうが、電車が脱線しては復旧は簡単ではない。
金網を突き破って線路に落ちた車に終電が衝突したらしい。
車の運転手は行方不明だというから酔っ払い運転かな。
今回の裁判所要請が最後ということだったが、こんなこともあったせいか、またやるらしい。
13名の方が来てくださったとか。
有り難い限りだ。

異様だなぁ

2021-03-26 | Weblog
オリンピック開催での聖火リレーが始まったが、見ていて薄気味悪いというか、異様さしか感じないのは、俺だけだろうか。
コロナ問題が収まる気配も無い中で強行することで盛り上がらないこともあるよね。
走るタレントたちの笑顔も空々しく感じてしまうのは、聖火リレーそのものにあるかな。聖火を囲む紺色の制服の連中は警察官だろうが、目付きが鋭すぎて、あんな目付きに守らてしか走れない聖火は、そもそも祝われないオリンピックである証だよな。
やれるの、ホントに。
世界から選手は来る❓️