桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

今年も有り難うございました!

2013-12-31 | Weblog

今年も、私のブログを見て下さった皆さん、有り難うございました。

思うまま、好き勝手を書きます私の言葉は、「偏見自在」という、どこかの誰かのコラム題名みたいな中身でしょうが、偏った意見ではあっても、そう間違ってはいないと思っています。

何が正しいか、何が真実かなどは、その人の生きた時間、積み重ねた経験によって違ったりしますが、根本は命の尊さを理解するかどうか、そこに尽きると、私は思っています。

誰もが自分の命は大切で、自分の思いは大事なのに、他人のこととなると、そうは行きません。

政治家などは、誰よりも日本国民を考え、国民の命こそ国の宝と考えて、少なくても日本に生まれて良かったと思える国にする社会を築くための政策を実行すべきと、私は思うので、特に政治家には厳しい異見を書きます。

正義を守るべき人たちの不正も、これは許せない怒りで書いています。

東日本大震災で被災した人たちは、今どうなっているでしょうか。自民党・公明党政権になっても、全く復興はなったいない、何故なんだ!

来年も私の偏見を振り撒き、社会不正を生み出している存在に立ち向かって行くつもりです。来年も宜しくお願いいたします。

どうか皆さんも、良い年をお迎えください!

 


飾り

2013-12-31 | Weblog

昨夜は、初めて家に新年飾りを付けた。
刑務所から帰ったとき、家にあった神棚を「この貧乏神!!」と叩き壊し、庭で燃やした俺だ。それ以来、良いこと続きの人生を思えば、飾り付けなど、全く気にしていないが、連れ合いは、そうしたいとのこと。
なれば、「一夜飾りにはしない」らしい風習と言うので、昨日、買って来て飾った。

大掃除

2013-12-29 | Weblog
昨日と今日、大掃除をした。
我が家と言える物を持って、初めての大掃除体験だが、俺は、昔、ビル清掃をしていたせいか、始めると徹底してしまう。
昨日は窓ガラス、今日は床にワックス、いゃあ大変だねぇ、大掃除は。
疲れた〓

また辞め検かよ

2013-12-27 | Weblog
プロ野球コミショナーに、熊崎勝彦に決まった。また辞め検だ。
検察官は正義の守り手のように思われてるから、あっちこっちの問題ある組織に再生を託されて辞め検が選ばれるのだろうが、この方たちは自分の誤りさえも認識出来ない欠陥人間ばかりだよ。こんな連中を頼り、何事かが正されると思う人たちを、俺は信じられないよ。
報知新聞は「庶民派」書いていてるけど、検察官は高貴な人間性を持つ存在だとでも思っているのだろうか。バカげてる。こいつらは犯罪者だよ、無実の人の証拠を隠して犯人に作る、極悪人。裏金を使うセコい悪人。

相変わらずにお気楽

2013-12-27 | Weblog

大阪・堺警察署が、公務執行妨害罪で調書を偽造した事件で、大阪地検は不起訴「起訴猶予」としたと報じられた。

いいねえ、何をしても処罰されない、尊いお仕事!よお、警官!

「取り調べた警官が調書を改ざんする、その事実を知った署長たちは部下の失態が発覚しては自分の出世が危ういと考える、正しい調書を隠す」、こんな構図の事件らしいが、これ、立派な犯罪だよね。事実を歪めて罪を作り上げる重大な犯罪行為だろう。

「隠す意図はなかった」と、署長は弁明したとか。同じだねえ、警官でも犯罪者でも、悪いことをした奴の弁明は。「隠すつもりはなかった、ただ閉まって置いただけ」ってかい?

その弁明が効果あって、不起訴。退職金も貰って無事に退職だ。めでたしめでたし!

気楽だねえ、警察官稼業。そして、こんな判断で済む検察官稼業。

 

 

 


靖国

2013-12-27 | Weblog

昭和天皇は、太平洋戦争を推進した軍人たちを祀った後から靖国神社に行かなくなった。

昭和天皇自身も、本来は戦犯として裁かれる立場だったろうが、連合国軍、特にアメリカの世界戦略として、日本を統治してソ連などに対抗しようとしたことから戦犯にはならなかっただけだ。その天皇ですら「戦犯10名合祀」に嫌悪を示したのに、安倍首相は、何たらかんたらと言って、昨日参拝した。

人間は変われないねえ。胃を病んで総理大臣を辞めたとき、安倍が胃を病むほどに悩んだのは、慰安婦問題などでの放言と右翼行動で親分アメリカから反発されたからではなかったのか。少し経済状況を良くしたことから人気はあるが、本当に国民の生活が良くなったわけではない。海外貿易の2割を占める中国の反日感情を刺激し、反目の嵐を起こしては、何もプラスはなく、自慢のアベノミックスの魔術が消える日も早まるだろう。また嫌われては胃が悪くなるだろうにねえ。右翼感情だけで動く安倍は、全く日本国の総理大臣に相応しくない。

靖国問題は、決して内政問題ではない、天皇のために死んだ人だけを祀り、神と敬うのが靖国神社である以上、反戦の誓いの場所であるはずもない。神・天皇の国日本の旗印で行われた戦争に苦しめられた国にとっては、靖国神社は、戦争そのものを象徴する場所だろう。中国や韓国が反発しても当然だ。

日本は世界でも稀な本土爆撃を受けて、壊滅的な被害を受けた国だ。ゆえに、世界に平和を語り、戦争の悲惨を語り継ぐ使命があるのではなかろうか。

平和に惚けてしまい、戦争をする国になるとすれば、あの戦争で死んだ多くの御霊の詫びる言葉があるだろうか。安倍の行動と巧言許すまじ。


呆れ返るだけ

2013-12-26 | Weblog

今日は、どのスポーツ紙も田中のメジャー移籍問題がトップだが、報知新聞の裏面は、またもや外国人選手獲得記事だった。何を考えてんだかねえ、この球団は。

昨日、電車の中で若者が来シーズンの闘いを語っていた。いまどき電車の中で野球を語る若者は珍しいが「セ・リーグは、夏には巨人の優勝が決まってしまうのではないか」と語っていた。それほど、狂人(誤変換ではありません)は選手を集めた印象なんだろう。でも、実はソフトバンクも凄い集め方だ。

弱いオリックスから4番打者を引き抜いたし、各チームで活躍した外国人を総集めの感じだ。

野球と言うスポーツは、ただ好選手を集めただけでは勝てない。チームの結束や監督の采配力で力以上のモノが生み出されて、番狂わせが起きる。これで狂人とソフトバンクが勝てないと面白いけどなあ。


当然だろうね

2013-12-26 | Weblog

楽天が、田中投手の大リーグ移籍を容認した。

当然だね。もし拒否して、フリーエージェント権を得ての移籍になれば楽天球団にはびた一文も入らない。20億円は安いと、その売値に不満での考慮時間だったのだから、どのみち「容認」になるとは思っていた。

しかし、「田中投手から楽天への寄付金もあるので容認」とは、本当に金儲けにしか目がない球団だけある。選手から寄付を貰うとは、みみっちいねえ、楽天は。


バカな検察

2013-12-25 | Weblog
今日の民事裁判を終えて、改めて、警察と検察というのは自己反省の出来ない、欠陥組織だと判った。
もちろん、証拠をでっち上げて逮捕した人を犯人に作りあげる警察は、バカ以前だけどね。
今日、驚いたのは、俺の「自白」を録音した警察官が「そんな録音しなかった」と偽証をした件での、我が日本国検察官の弁解だった。
「裁判で嘘を言うのだから、検察が質問しても真実は言うはずはない。だから、検察には責任はない」と弁明したらしいことだ。
こいつらは、本当に狂ってるね。
警察官は嘘つき。嘘つき警察官なんだから検察官には責任はない。と、言いたい気持ちは判るけど、じゃあ検察庁の役目は、なに?
警察官の言うままで終わるならば、検察庁なんていらない!
前検事総長笠間雄二が、「これからは自白に捕らわれず、科学的な証拠を重視して捜査する」と、村木厚子さんの事件で声明したとき、こいつは社会を誤魔化し、目の前の検察庁の窮地を乗り切るために、社会に口から出任せの言い訳をしてる、と、俺はブログに書いた。
そのブログは正しかったよね。
「総ての証拠を勘案して起訴したのだから、何も間違いはない」と、検察庁は言う。だから、「起訴した時点で勘案した証拠を見たい。勘案した証拠を検討すれば検察庁の起訴も裁判訴訟も誤っている」と、弁護団は主張し、「起訴行為をした段階も含めた証拠を開示し、公開するように」と、求めているのが、布川国賠裁判だ。
「公開する法的根拠がない「公開すると捜査に協力した人のプライバシーを侵す。今後の捜査に支障をきたす」と、検察庁は公開を拒否する理由を語るが、この弁明はいいのだろうか。
この狂った組織を許すかどうかは、最終的には国民の判断だけども、俺は許さない。
こんな奴らに正義を託しては、日本国は歪むばかり。こんな司法試験バカを排斥して、社会正義の実現こそ、検察庁の存在意義と思う検察官を増やしたいなぁ。いないのだろうか、そんな検察官!

裁判所前宣伝

2013-12-25 | Weblog

もう裁判所前で宣伝するのは、何度目になるだろう。10名で始めた宣伝は、終わりには16名になっていた。
俺が話している間に、土浦地裁で再審開始決定を書いた行方裁判官、東京高裁で再審開始維持決定を書いた門野さんが通り過ぎて行った。
マイクで話すことにも、すっかり慣れたなぁ。