桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

同感

2022-01-31 | Weblog
昨日の大阪女子マラソンって、あれは、何だったの?
今は、どのマラソンでもペースメーカーによってレースのラップが作られている。選手同士の駆け引きがあり、極端にスローペースになったりして、昔のマラソンは、それはそれで面白かったが、今は高速レース。2時間を切る選手も出て来て、余り駆け引きめいたことは無くなった。
でも、昨日のレースは異様だった。
どのマラソンでも30キロ辺りでペースメーカーは外れ、あとは選手同士で走るのに、昨日は競技場まで、男子選手が引っ張って行ったのにはビックリ。 あれってマラソン?
記録が出たとか、出ないなんて言えるマラソンレースだとは、俺には思えなかった。
まあ勝った涙の選手の感動を汚すようで書かなかったが、元陸連幹部が、俺と同じように思っていると知り、書いた。
あれはマラソンレースじゃないよな?

楽しみが始まる

2022-01-31 | Weblog
明日はプロ野球のキャンプイン。新しいシーズンの始まりだ。
昨年は、両リーグともに最下位チームが優勝したり、予想外の結果だったが、最大の予想外れは田中将大だったろう。
メジャーリーグのヤンキースでローテーションを投手として活躍して来た実績から、かってのマー君と同じよう快投乱麻の投球と楽天の優勝を予想した人が多かったろうが、案に相違して、僅かに4勝だけ。ヤクルトの日本一と同じくらいの予想外だった。
さて、今年は、どんな予想外、想定外の結果、闘いがあるだろうか。楽しみだ。
来月中にはコロナ騒ぎも収まるだろうし、今年はドームへ行きたいなぁ。そして、デブ菅野を野次り飛ばしたいなぁ。

赤旗だけの記事

2022-01-29 | Weblog
京都府警の交通課警察官が偽の捜査費用伝票を書いて金を騙し盗っていた事件で、警部補が懲戒免職、他の5人は懲戒処分で、そのうち4名は依願退職したと赤旗に小さく掲載されていた。
朝日や毎日、東京に載っているかと見たが、赤旗だけだった。
今日の新聞には、例の元法務大臣に絡む1億5千万円の選挙買収事件で検察審査会が起訴相当の決定を出した記事が大きい。
当たり前だよね。民主主義の根幹を揺るがす選挙買収なのに、金を貰っても起訴にならないなんて一般常識では有り得ない。まあ検察の常識は一般社会の非常識であることが多いのが現実だ。驚きはしないが、それてお天道さまが許すか、という話だろう。
これで起訴、裁判になるかは、まあ非常識たちのやることだから判らないが、当然ないのことだと納得が行った。でも、赤旗の小さな記事には、凄い違和感を感じた。
警察官かニセの領収書で税金を騙し盗って懲戒だけ、依願退職?
いいの?
店員が売上金を盗ったり、タクシーの運転手が売上金を盗ったりして、ただの懲戒で済むか?
最高額が19万円、その警部補が懲戒免職、もっと少額が懲戒らしいけど、本当に19万円だったの?
警察官犯罪での警察発表ほど、信じられないモノはない。
全国の警察署で行われていたのが、ニセ領収書での裏金作りだ。それで甘い汁を吸っていた連中が、その甘みを忘れ兼ねておこなった犯罪ゆえに警察は、ことを小さく発表しているのではないのか。
そもそも社会正義を支えて護るべき警察官の犯罪行為は、より厳しく処罰されるべきではないのか。
厳しく処罰すると過去の警察犯罪行為を暴露されても困る、ゆえの甘い処罰。
これだもの警察官の犯罪行為は無くならないよね。

ヘタレ民族

2022-01-27 | Weblog
酷い事件があったな。
東北線で車内喫煙をする男を注意した高校生が、逆ギレした男に乱暴されて負傷した事件だ。
一緒にいた高校生たちは、必死に止めに入ったそうだが、その事件を見ていた乗客は、誰一人として止めに入らず、黙認していた。
どんなに悔しかったろうか、痛かったろうか、悲しかったろうか、その高校生の気持ちを考えると身体が熱くなる。
逮捕された男は両肩を揺らして歩き、見るからに粋がっている。そして「正当防衛」と主張しているとか。
電車内で喫煙するような常軌を逸した男だから、その言動は当然なのだろうが、どこか狂っている。
もし、この事件が諸外国ならば、こんな結果になっていたろうか。誰一人として止めに入らない結果だったろうか。
そうは思えない。お隣の韓国や台湾、アジア諸国でも、きっと誰かが止めたか、その暴力男を制裁していたに違いない。
ヘタレ民族日本。正義や真実などに鈍感で、目の前で暴力行為があり、子供が被害に会っていても無視出来るのが日本民族だ。
だからこそ冤罪などにも無関心だし、権力犯罪にも無関心。本当に情けない国家、国民性だよなぁ。

警察こそ

2022-01-27 | Weblog
JR職員がボディーカメラを装着するとニュースになった。スーツに取り付けるモノのようだが、客とのトラブルを記録するために使用すらしい。
アメリカでは警察官がボディーカメラを装着して身を守る手段として使用している。公務の正義を証明する証として使っているのだが、残念ながら日本では警察官がボディーカメラを装着する話は出て来ない。ありのままにカメラに公務を記録したならば、それは公開出来ないような映像が多く残されてしまい、警察の職務行為の如何わしさを社会に知らせることになることだろう。それを認識する警察はボディーカメラ装着の法案が出されようモノならば、猛然と反発するに違いない。でも、大方の真面目な警察官を護り、冤罪を生まない捜査をおこなわせるためには警察官のボディーカメラは必至の備品だ。完全可視化のカメラ設置、弁護士立会い取調べ。世界の司法が実施していることは、必ず日本でも行われる日は来るし、その1日も早い実現のために、われわれは冤罪犠牲者は声を上げて行かなければならないが、JR職員よりも警察官こそ、ボディーカメラ!

恥知らず山口敬之

2022-01-26 | Weblog
東京高裁でも山口敬之の強姦が認定された。当たり前だよナ。
こんな腐れ野郎が、ノウノウとしてジャーナリストだと生きていて、公然と記者会見をしているのだから狂った日本の象徴だ。
恥知らずは日本では最大の恥辱だったはずだが、安倍晋三以来、そんな言葉も死語なのかも知れないね。
東京高裁は、伊藤詩織さんが「薬を飲まされた」と語ったことを認定出来ないとして、山口に金を払えと判決したが、飲ませられたから強姦されるまで気付かなかったのではないのだろか。
本当に卑劣な奴で、こんな男が同じ空気を吸っていることにも腹が立つ。
山口敬之に天罰あれ💥

免許更新

2022-01-26 | Weblog
昨日は、早くに家をでて免許更新に行った。
8時ころに着いた免許センターは、もう多くの人が来ていた。
8時半ころからの高齢者教習。当たり前のことを話すのを聞くだけのこと。確かに、聞く必要があるだろうと思われる男女14人が一緒だったけど、「免許返納を考えていますか?」なんて、全く考えたこともないことを聞かれてもなぁ。
講習のあとは実地。
それで終わりではなくて、更に免許更新手続きだ。
我が家を出たのが7時15分。帰宅したのが午後1時ころだった。
自分にお疲れさん、だね。

細やかな食事で

2022-01-25 | Weblog
昨日は後期高齢者になった記念日だが、夜は水炊き鍋で、まあお祝いだね。
この時期だから店はガラガラ。店員が、本当に来てくれて有り難うの想いが籠もった言葉で迎えてくれたのが印象的だった。
まあ1つ歳を重ねたからとて、何も変わる訳ではないが、病を考えれば、また歳を重ねられたことに感謝するべきかも知れない。
漫然と時間を過ごすのではなくて、こうして過ぎ行く月日を感謝しながら生きられることも有り難いことかも知れないな。
また1年、俺らしく明るく楽しく❗
久しぶりの水炊き鍋、美味かったなぁ。

以前の俺ならば 

2022-01-23 | Weblog
もう俺の映画の編集は終わったそうだ。映画としては完成したと言えるのかな。まだ音を入れたり、色々とあって完成なのかも知れないけどね。
その編集のときに、俺たちが仮釈放になったときから撮影していた人に、金監督は映像の提供を依頼したが、拒否されたらしい。
多分、以前の俺だったらば怒り狂ったろう。
撮った人の感性が残した映像かも知れないが、俺たちが承知しなければ残らなかった映像であることも間違いない。俺の映画を作るのだから、その当時の映像があれば、俺のドキュメンタリー映画として深みは増す。より良い作品になることは間違いない。それなのに代金を支払っても使わせないとは、何のために撮影したんだ。俺のことなどを考えず、ただ自分の作品ため、自分の利益のためだったのかと激しく怒ったろう。
今は、そういう思いはあるが、怒りにはならないな。
そういう考えの人ならば言っても仕方ない。それに、もし映画になった俺のドキュメンタリーに人様に伝えられるモノがあるならば、その仮釈放当時からの古い俺の映像があろうとなかろうと伝わるモノは伝わると考えるからだ。
どんなモノになっているのか判らないが、楽しみだよね。

京都

2022-01-23 | Weblog
昨日は京都に来た。
本来の今日の予定は千葉県で保護司の皆さんに話をするはずだったが、オミクロンで中止。その中止が決まる前に、今の癌の状態から3回目の再生治療を進められて承知した。保護司会で講演した後、京都に来て泊まり、今日の再生治療注射だったが、昨日は冤罪仲間の支援ビデオ作成に協力してから京都に来た。
雪の上を走る風には鋭い爪がある京都だった。
今日は、これから新京極まで歩いて用事をこなして竹田での治療を受けて帰る。
1日限りの京都、勿体ないよな。