桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

逃げた!

2019-04-30 | Weblog

昨夜、連れ合いと帰宅したらば、久しぶりに会ったクーは、何時ものように窓ガラスの傍で出迎えていたが、俺が近寄り、クー!と声を掛けたらば、パッと逃げた!
先週、関西へ行く朝に撮った庭のモッコウバラとシンボルツリーは、花が咲いたし、緑が豊かになっていた。
もちろん、家に入ったらば、すぐにクーは撫でろ!と鳴いて擦り寄って来たが、留守が多いから、何時も長い留守から戻ると逃げてしまう。

熊本日々新聞

2019-04-29 | Weblog
先月、松橋事件の判決に行ったときに名刺交換をした熊本日々新聞の記者から取材したいと連絡が来た。
松橋事件の検証をする連載記事を書くとか。
水戸に来るということだったが、水戸に来るには熊本は不便だ。たまたま大阪にいる予定を伝えたらば、では大阪で!となった。
冤罪犠牲者として考える冤罪原因や冤罪防止対策などを話した。完全可視化に取り調べの弁護士立ち会いなどもあるが、警察には、基本的に取り調べをさせず、逮捕のみ。検察の取り調べも認否程度にし、事件解明、真相解明と言われる内容は、総ての証拠を示して裁判所で行う、そんな話だ。
そうすれば、警察の自白強要や証拠捏造は無くなるし、検察の証拠隠しも無くなる。
記者さんは、目から鱗が落ちる思いで納得したし、良く判った!と言ってくれた。
今まで、色々な人に出会ったが、熊本日々新聞の記者さんほど、格好いい男は、初めてだった!スタイル抜群、顔が、また整い、ロングヘアが似合って、見取れるほどの美男子だった。
記者さんと別れた後は、宗右衛門町!茨城から来ていたアカネや大阪でピアニストをしてくれるキョウちゃん夫婦、ミキさんなどと救援会関係者の店でカラオケだった!

日野町事件裁判所前宣伝

2019-04-26 | Weblog


今日は日野町事件の宣伝だった。
大阪にいて参加しないのはあり得ない。
大阪の裁判所前宣伝は、東京のように正面ではない。東側の別館入口でやる。目の前は天満警察署だ。
一般の通行人は、そう多くはない。
でも、裁判所から出て来る人を含めてビラの受け取りは、まあまあだった。
俺もマイクを握り、何時ものように話したが、警察署裏口を利用する警察官は、誰も見ようとはしない。
裁判所要請にも参加したが、願うことは1日も早い再審確定。高裁の棄却判断だ。

ホンダ国賠

2019-04-26 | Weblog
昨日は東住吉事件の原因となったホンダ車でガソリン漏れ過失責任を問う国賠裁判だった。
ホンダは刑事裁判当時からガソリン漏れを否定し、青木恵子さんと朴龍皓さんを20年を獄中に過ごさせる一因を作った。
しかし、ガソリン漏れで火災が発生したことは、再審裁判で認められて、2人は無罪になった。
それで青木恵子さんはホンダ社の責任を問う国賠裁判を行ったが、ホンダ社は20年の時効、排斥にあたると主張したのを、そのままに裁判官が認めてしまい、 高裁での審理になっている。
放火して入浴中の娘を殺して保険金をだまし取ったとして有罪になっている人が、どうすればホンダ車のガソリン漏れ過失責任を問えるのか?
法律バカに相応しい大阪地裁判決だ。
高裁になってもホンダ社はガソリン漏れを否定しているが、昨日は、再審裁判でガソリン漏れが認定されている、同じ主張をするならば追加の書面を提出するように、と裁判官に指摘されていた。
全く懲りないホンダ社。
ホンダ車のガソリン漏れは有名らしいが、リコールもされていない。
高裁では、正義に適う判断を期待したいものだ。
青木恵子にはガソリン漏れ過失で娘さんを失い、ホンダ社を相手に闘っているのを思うと、俺は車を変えるときはホンダ車は買う訳には行かないと思ってる。
ホンダ社を愛してる皆さん、どうかガソリン漏れにご注意を。

どうにもならない

2019-04-24 | Weblog
再審開始決定が決まり、近く裁判の始まる滋賀県、湖東記念病院事件だが、三者協議で検察は「有罪主張する」と言明したらしい。
この組織が腐れ人間を創り、真面目な検察官志願者を狂わせてしまうことは、これまでの多くで冤罪事件を見れば判る。
問題なのは、自分たちだけの判断が正しいものとして、他の意見や判断を認めない独善が、全く批判もされずに許され、見逃されている異常だ。今、最高裁で審理されている大崎事件はじめ、多くの冤罪犠牲者たちは検察庁の独善によって、長い長い苦闘を強いられている。
この腐れ組織を改革しない限りは冤罪を減らすことは出来ない。
日本社会で検察庁は広範囲に影響力を持っている。法務省を牛耳るのをはじめ、あちらこちらの組織に侵食して力を行使するため、検察庁の存在悪を語る論は、全くマスコミには出ないし、検察庁が被る正義の仮面が社会的に信じられてもいる。
この腐れ組織を変革するには、この連中が行う冤罪作りの悪事を、絶対に許さず、正義の仮面を被って行う証拠隠しなどの犯罪行為を罪として問う法律を作るしかない。
税金を遣い、御用学者を使い、検察の意見を正しいと歪曲したならば、その検察官を罰する。それだけでいい。そうすれば過半の冤罪事件は、必ず救われる。
国会に冤罪究明委員会を作り、第三者に検証させて、日本社会にある冤罪事件の原因究明を行い、国民を冤罪犠牲から救うことは国会議員の責任だ。
西山美香さんの苦悩と一緒に闘い、腐れ検察を改革したいし、国会にも働き掛けなければ。

竹田城址2

2019-04-21 | Weblog


竹田城址見物は行きと帰りは違い道にした。
商人などが利用したらしい、西の丸方向の道を下ったらば、かなり急で、そこにも見事な石垣が積まれていた。
ホントに素晴らしい竹田城址だったなぁ。

竹田城址1

2019-04-21 | Weblog




大分に着て竹田城址に行かない手はない。
石仏群を見た後、車を走らせた。
滝廉太郎の名曲、荒城の月で知られる竹田城址は、誰もが石垣の城として写真を見たことがあるだろう。
俺も、その写真は見ていて、山の中にある石垣だけが遺る城址だと思っていた。 でも、想像していたよりも10倍くらい大きな規模だった。
本丸、1の丸、二の丸、西の丸とあり、そこに4名の家老屋敷まである、広大な竹田城址は、あっちを見て、こっちを見て、見渡し、見下ろし、1時間くらい楽しんだ。
感動した!

石仏

2019-04-21 | Weblog


臼杵の石仏も有名だ。
岩から刻み出された石仏群は、あのノートルダム大聖堂と同じころに創られたらしい。
かなり摩滅し、崩落して発見されたのを補修した上、屋根などを作って保管、維持しているらしい。
人間の創った物は、総べてが壊れ、消え去るものなんだよな。

臼杵城跡

2019-04-21 | Weblog



城好き人間として、まずは臼杵城跡へ。
大友宗麟が毛利の侵攻を恐れて築城したという臼杵城。
古は海の中にあったらしいが、今は埋め立てられている。しかし、武骨な岩の上にある臼杵城は、その昔を想像出来るモノがあった。

地獄巡り2

2019-04-21 | Weblog
2キロほど離れた地域にある、血の池地獄と竜巻地獄。
血の池は赤い色だし、竜巻は、間欠泉の吹き上がりが見もので、40分に1度、吹き上がるのを待って見学する。
7分間くらい続くらしい。その映像は、残念ながら添付出来ない!