桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

新しい家族

2017-07-31 | Weblog

連れ合いは猫が好きで、前の飼い猫、ゴンは22年を超えて可愛がっていた。
そのゴンが死んで9年。
猫を見るたび「可愛いいなあ、飼いたいなあ」と言っていたが、俺は、猫アレルギーもあるし、「ダメ!」。
俺も生き物は嫌いではないが、家が汚くなるのが我慢出来ないから耐えられないと思った。でも、俺も70歳。もう家が汚れようが、壊されようが、どうでもいいと思った。
たまたま親しい家族に、貰い手を探す仔猫がいるのを知って決断した。この家は仔猫にやる!と。
今日は、我が家に来て3日目。
ゴンとは違い、とても穏やかな性格みたいだ。臆病者かな。
すぐに逃げるし、なかなか懐かないが、それでも、少しずつ傍に来るようになり、今夜は、かなり触れるようになった。
小さな命、可愛いいなあ。
今日、俺が、連れ合いよりも先に帰宅したらば、どこを探しても猫が、いない!
いゃあビックリした。とにかく鳴かない猫で、まだ返事もしない。だから、どこかで寝ていたらしいが、どうしたかとドキドキ。
俺は子供を持たないで良かったかも。

お粗末な話

2017-07-28 | Weblog
稲田防衛大臣が辞任した。
いゃあお粗末なことばかりしていたけど、安倍晋三さんは大好きだったとみえて、なかなか辞任させなかったが、やっと決断したらしい。
安倍晋三さんは、この稲田朋美さんを「将来の総理大臣にも!」とか言っていたけど、稲田朋美の言動の総てが、とても大臣の器ではなかった。この程度の人間を「未来の総理大臣にも」と見込んだ安倍晋三さんは、改めて観る眼の無さを曝したことになるだろう。
この稲田朋美問題では、もし大臣に報告されなかったならば、それくらいに軽く扱われていたことが問題だし、報告されたのをされていないと答弁したならば、更に問題だ、と言った人がいるけども、要は、その程度の人間だったということだし、その程度が総理大臣候補になるのが自民党だということなのだ。
お粗末な話。

嘘の塊

2017-07-28 | Weblog
先日の加計学園問題などでの閉会中審査や自民党国会議員の不祥事報道などで感じるのは、こいつらは嘘で凝り固まった連中だなぁ!ということだ。
安倍晋三を差し置いて答弁に立ち、民進党議員を怒らせた山本大臣。
あの嘘には唖然!だった。
「そんな小さな話は総理大臣に聞いても判らない」と答えたから堪らない、怒ったね、民進党議員。「小さな話とは、何だ!失礼だよ!」と非を追及されたらば、「言ってない」だもの。
あそこで民進党議員は怒らずに「言ってない?もう記憶が無くなったの?小さな話と言った記憶がない、自分の記憶では言ってないと言うんですね?」と冷静にやれば良かった。更に、「速記記録はありますか?まだ消去してませんよね?忖度して廃棄してませんね?」と重ねれば最高だった。そうすれば心友の学校経営のために政治を私物化し、それを隠すために嘘を重ねる安倍晋三と自民党国会議員。そして記録を隠す官僚たちの姿を鮮やかに笑いの中で示せたろうにさ。
今日は、また自民党国会議員の不倫報道だったが、「一線は越えていない。バスローブ姿で男性神戸市議の部屋で過ごしたのは勉強会だ」ってんだから、元スピード、今井理恵子議員先生の嘘は哀れだ。
いいじゃないか、独身だもの。神戸市議は離婚調停中。好きになった、夜も過ごしました、なぜ正直にならないのだろう。
しかし、自民党神戸市議は、今井理恵子が参議院選挙に出たときから一緒に活動してたんだね。暇なんだなぁ、自民党神戸市議って。そっちにも驚いたよ。

初関空

2017-07-28 | Weblog
今回の関西行きは関空を利用した。
不思議なのだが、飛行機に乗ると、すぐに眠ってしまう。
この前の九州行きでは離陸も知らないでねてしまったが、安いチケット入試手段を得たことから関空を使ってみた。
わざわざ淡路島を横切り、更に神戸方向に回って大阪方面を背にして着陸した景色は、今までにないものだった。
海で中に造られた人工島。人間の力は大したものだよね。

天神祭

2017-07-26 | Weblog


昨日の裁判後、サンデユさんも含めて救援会大阪府本部のグリーン会館での納涼会に行った。
天満宮から街に繰り出す祭の隊列は、丁度、会館の下を通過する。
関係者以外は天満宮に入れないため、どのような状態かは判らないが、先頭の御輿は重いらしくて、しかも担ぎ手は30名くらい。すぐに下ろしてしまい、次から次と担ぎ手が交代して動くが、とにかく止まる回数が多いために、なかなか隊列は進まない。これが関西風かな、と感じた。
府本部会長はギターを用意。サンデユさんの歌、俺の歌を演奏してくれて唄った。サンデユさん、楽しみながら唄っているのが良かったなあ。俺は、連れ合いから貰ったらしい風邪症状が悪化し、全く声が出なかった。暑さの疲れかなぁ。

最悪

2017-07-26 | Weblog
昨日は、冤罪仲間のサンデユさんの国賠裁判だった。
コンビニ強盗容疑で起訴され、裁判する中で、母親が、サンデユさんの携帯にあるアリバイ写真(犯行時間に自宅で自撮りした写真があった)を発見したり、コンビニの防犯カメラに事件の5日前にサンデユさんが行ってドアに触る姿があるのを発見したりしたことから、何とか無罪になったのだが、そこで捜査ミスを追及して国賠裁判を起こした。
ところが、ところがだ。
捜査に素人の母親でさえも発見出来たアリバイなどの写真なのに、裁判所は「5日前まで捜査する義務はない」として棄却だ。控訴した昨日は、「取り調べた警察官や起訴した検察官の証人尋問はしない。なぜしないのかは判決に書く」として終わりだ。
こんなことばかりしているから警察官は遣りたい放題で冤罪を作り、検察官は強引に起訴して証拠隠しをするのだ。
サンデユさんは歌手。自分の想いを社会に訴える力を持っている人だ。この怒りを社会に語る使命を持っていると言えるだろう。
人生に無駄はない。サンデユさんの人生に、昨日を含む法治国家日本に対する嘆きや怒りは、きっと力になるし、そうなって欲しいと願った1日だった。
サンデユさんは「日本に産まれたことを後悔した」と悔し涙を流していたけども、その純な想いが報われて欲しいとも願ったなあ。

無惨

2017-07-24 | Weblog
加計学園問題をめぐる閉会中審査が行われたが、言葉は怖いね。語るに落ちる、と言える発言があった。
「総理は言えないから私から言う」と語ったとされる和泉補佐官は「記憶にない、言っていない」と語ったが、記憶のない人が、なぜ言わない断言出来るのだろうね。
安倍晋三さんも、昨年の7月以降、心友と自称する加計さんと7回もゴルフや食事をしていたらしいが、加計学園が獣医学部を作ろうとしているのを知らなかったと言う。
心友だよね?
これで通るならば世界は平和だ。
今日は、関西で番組を見てるが、読売テレビが面白かった。
名前は覚えてないが、品の無い顔をした男が、「断言したのは誰か?
和泉補佐官だ。前川さんは推測の言葉。これで明らかだ」と解説してた。もちろん、出演者に反論されていたが、「今日の言葉で、と言ってる」なんて開き直っていた。
各世論調査は軒並みの3割。2割台になる調査も表れ始めて、いよいよ安倍晋三政権は末期症状だ。
楽しいなぁ、嬉しいなあ。

驚いたよ

2017-07-23 | Weblog
昨日は、救援会中野支部総会に招かれて話をして来た。
色々とあって救援会東京都本部から支援を拒否されて来たが、布川事件とはアリバイの地や救援会と結び付けてくれた柴田弁護士との出会いの地であったり、大変に縁の深い中野から声を掛けて貰ったことは有り難いやら嬉しいやらだった。
大会後の懇親会も愉しく、皆さんと語り合って、水戸での予定に急いだ上野駅。8時の特急チケットを買ったつもりで乗ったらば、買ったはずの席には先客。良く間違う俺なので、チケットを確認したらば、8時15分!降りようとしたらばドアが閉まり、思わず手を出して開けようとしたが、電車のドアの力は強い。手の甲が挟まれた。
引き抜こうとしたが、無理だった、
後ろに、丁度、車掌さんがいて「!開かないと思います」と冷静な声。左手に持っていた缶チューハイを車掌さんに渡して、「痛いから抜くんだよ!」と、左手をドアに掛けて開き、何とか挟まれた手を引き抜いた。
俺が、空席を示す赤いランプの席に座っていたらば、その車掌さんが回って来て切符を確認して言ったよ、「お怪我はありませんか?」と。
あのね、普通は、ドアに手を挟まれた客がいたらば、その手を外す協力をしない?
開かないと思います、の冷静な声が笑えたなあ。

高校野球

2017-07-22 | Weblog
昨日は、ひたちなか球場で高校野球見た。
第1試合が龍ヶ崎一高対明秀日立。
第2試合が霞ヶ浦高校対つくば秀英。
龍ヶ崎一高のエース高橋は、実に不思議な投手で無造作に先頭打者に四球を与えてピンチを作り続けたが、結果として得点を与えない。コントロールの悪さが、打者に的を絞らせなかったのかも知れないが、圧倒的に明秀の攻撃時間は長かった。試合も押していたけども、終わってみれば延長12回裏、龍ヶ崎一高のサヨナラ勝ち!
歓喜に沸く龍ヶ崎一高ナインと応援団。グランドに泣き崩れる選手もいる明秀。高校野球の一発勝負に付きまとう明暗は見ている者の心を揺さぶる。
2試合目は、霞ヶ浦高校がコールド勝ち。子供のころを知るレオが3番を打つ霞ヶ浦高校はエースを温存しての勝利だったが、レオにも初安打、初打点。
たった半年しか行かない母校の勝利を喜び、レオの活躍を喜んだ1日だった。

鮫の脳は鮫の脳

2017-07-20 | Weblog
今日の毎日新聞。首相時代のボンクラ振りを鮫の脳と評された森喜朗さんがインタビューに応えた記事があった。
オリンピック組織委員会の会長として、あれこれの問題に絡む報道もあり、大した話をしていまい、とは思ったが、ここまで方向違いなことを話しているとは思わなかった。
「これまでの新聞は、まあまあ冷静・中立的で証拠のないものを推測で書くことはなかった。時代が変わり、ツイッターやブログで国民が意見を出すし、週刊誌、ワイドショーが芸能ニュースと同じに政治を扱う。主観的、断片的なニュースが連日流れて世論を動かす。加計学園、森友学園の問題もそうだ。安倍が悪い、安倍が悪いとメディアがやれば、国民がそう思うのは当たり前だ」だって。
加計、森友問題は、決して主観的、断片的な事実が報道された訳ではない。安倍首相が「心友」と自認した加計学園理事長のために政治を私して利益供与したことは、数々の事実で明らかにされている。
多分、森喜朗にとっては、安倍晋三さんが行った利益供与など、自民党政治家の当然の行為としか思えないのだろう。だから、まるで国民や世論が誤ったマスコミに誤導されたとしか理解しないのだろう。
こんな男が森派と呼ばれた最大派閥を率いて政治をリードして来たのだから、自民党がくだらない政治家集団になるのは当然だ。
1部の人たちの利益しか生んでいないアベノミクスを称え、日露問題での前進は安倍首相ゆえと持ち上げて「ロシアは経済状況も上下して苦しいのに国民の多くは大統領を信頼している。日本の国民も冷静になって欲しい」と語るのには、この男は、余程の鈍感だし、本当にバカなのかも知れないと思えわされた。
ロシア大統領のプーチンは強権を用いて反対派を弾圧しているし、大統領対抗者が暗殺されたりしているのを知らないのだろうか。
「ロシア経済状況は上下して苦しい」とある理解だけは、さすがに利には聡い元首相だ、正しい。日本は上はアベノミクスでウハウハだが、下の国民は賃金の低下が続くばかり。思わず正直に言葉が出たのだろう。
安倍首相が自派出身だから、総てを庇い立てるしかないのだろうが、「首相にとって次の内閣改造は大事だ。党内の不満をどう解消するかに重きを置かないと」と語る辺りは、ゆえに短命森喜朗政権だった過去に、何も学んでいないと判った。
もはや国民は安倍晋三さんの嘘が疎ましくて、その政治にウンザリしたのだ。内閣改造や自民党人事などには、何も期待していない。
そのことは改造後の世論を診れば判るだろう。
森さんも語るように「政治家全体が未熟」な自民党などが、なぜに長く政治を担って来たのだろうか。
多分、自民党のように行うのが政治、これが政治、こんなものが政治、と思って来たのが日本だ、思わされて来たのが日本だ。
政治は、今の日本のために行うものではない。明日の日本を祖国としたり、この日本を愛して住む世界各国の人たちのためにも行うべきものだ。目先の利益、自分たちの利益しか考えないような人が政治に携わってはならないのだ。
明日を担う若手たちにこそ、多くの税金を使って夢や希望を育てるべきだし、若手を育てると同じ意味で、今の社会を作って来た年寄りたちを支えるために税金を使うべきなのだ。そして明日の世界を維持する命を守ることにも、豊かに税金を使うことこそ、政治の最大の任務だろう。
もう自民党政治はいらない。こんな森さんのような誤った頭脳のご老体が権威を振るう政治は終わらせたいなぁ。