桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

また1年が終わる

2012-12-31 | Weblog
マヤ暦の終末も無事に過ぎて、また地球に1年が重なる。
今年も終わると振り返ってみると、今年だけではなくて、俺の歳月は、どこを考えても無駄と思える時間がないことが、何よりの幸せだと感じる。
今年も、俺の近くにいて支えてくれた皆さん、そして遠くで見守ってくれた皆さん、有り難うございました!
新しい年は、また劇的な展開が待っていて、更に社会の転換が重ねられるはずです。
現代社会は、1人1人がバラバラなようで繋がり、昔のように「権力」と呼ばれた存在が好き勝手に出来る状態とは違っています。
そこを見誤らない限り、社会変革の必然も見えるだろうと、俺は思ってる。今や大企業に金をバラ撒いて社会が豊かになる状況ではない。時の勢い的な自民党、安倍政権は、あの勢いだった民主党よりも呆気なく凋落するに違いない。また、警察や検察の組織疲労も明らかになって、根本的な改革を迫られるのが、新しい年だろうと思っているね。どっちにしても地球社会は前進するんだ。
皆さんにとっても、より良い年でありますように!

大掃除

2012-12-30 | Weblog
昨日は、窓ガラス拭きに始まり、床の坑酸化ワックスかけや玄関の掃除まで、1日掛かりの作業になった。
昨年、3月に入居したときに窓ガラス拭きとワックスかけはしたが、特別な掃除はしなかったせいか、玄関ドア上部などには土埃がたまっていた。
ワックスをかけた床はキレイに光り、窓もスッキリして正月を迎える気分になった1日だった。

seikoさんへ

2012-12-28 | Weblog

面白い書き込みな増えてるねえ。

「化石燃料の金でうんぬん」という書き込みもあった。

「地震で原発は壊れてない」とあったのには、こんな考えが多いのだろうと思わされた。

福島の原発が、本当に津波で壊されたのか、地震で壊されたのかは、まだ結論は出ていないよね。

まあいいわ、そこは。でも、「化石燃料代」の件は、もう少し報道さないところを見つめないとね。

「化石燃料」、主に天然ガスだけど、世界の9倍の代金を払って買っている事実を「seiko」さんは知っているのかな?

なぜ9倍もの値段で買うか?

輸入している会社に電力会社からの天下り、何人いるかねえ。

わざわざ高い値段で買ってるのは、その金の裏金でもあるんじゃないの。いくら高くても、総て電気料金に転嫁できる制度があるから、そうなってるしね。

原発が安い?

嘘だし。少し考えれば判るよね。

プルトニウムの貯蔵、あと5年で満杯なの、知ってるかな「seiko」さんは?

原発を稼働させて出るプルトニウム、どこに、どう貯蔵するの、30万年間だよ!

seikoさんの自宅の庭にでも貯蔵しますかねえ。

 

 


面白い書き込み

2012-12-28 | Weblog

麻生のお坊ちゃんについて書いたところ、「弱い者をを切り捨てない自民党が良い」と言う書き込みがあった。

あちゃあ、弱い者を切り捨てない自民党ねえ。

何を見、何を考えて生きてるんだかねえ。この人。

自民党は、弱い者の味方であったことは1度もないだろうが。

財界に金を撒き散らして、その金が労働者に流れていくと言うのが、自民党の基本政策。小泉改革で作られた社会を、この人は見られないのだろうか。

「若者は自民党を支持してる」という書き込みもあった。

いいねえ、この若者!

「自由民主党だから、自由で民主的な良い党だ」と、昔、俺rが思っていたレベルだね。

若者が働き口をなくし、真面目に働いていても生活が大変な社会を作ったのは、一体誰なのだろうね?

「自民党は若者の味方!」と思う夢が、どうか何時までも続きますように1

 

 


いやはや

2012-12-27 | Weblog
まさか、再び自民党が政権を握る日が来るとは思わなかったが、このところ連日、自民党の顔を見させられているテレビには、正直ウンザリしている。
今日は組閣。久しぶりに「みぞうゆう」の顔、声を見たが、ウンザリを越えて楽しみにもなって来た。
みぞうゆう男、その実績を思えば、何事もなくやれるわけはないよね。
自民党が許されたわけではないのに、なぜか大量議席を得て復権した今、まだねこを被っているだろうが、あの我が儘お坊ちゃんが、そのままでいるはずはない。何をやらかして、復権自民党の本性をさらすか、楽しみだ。
さて、その日は何時か?

DNA

2012-12-27 | Weblog
今日の新聞に、その鑑定を過度に信頼してはいけないという検討結果が公表されていた。
当然至極のことで、まあ今までの裁判では、この当然の判断がなされて来なかったことが問題なわけだけど、最高裁に付属する研究所が「過度に信頼するな」と語ったことは、大きな前進かも知れない。
その新聞記事によれば、DNA鑑定を判断するにあたって、その経過も検討するように言っているが、ここだよね、問題は。
日本の捜査は、平然と証拠の捏造がなされる。
名張事件のように、「葡萄酒の栓に付いた歯跡が一致した」として逆転有罪の死刑判決がなされた、その根拠の歯痕が倍率を操作した偽造だった例もある。しかも、歯痕の偽造が明らかにされても無罪にならない不正が、未だにに続いているのだ。
袴田事件、狭山事件、北陵クリニック事件、飯塚事件など、今も再審を求めて闘う事件から、既に解決した足利事件、松山事件、遠藤事件はじめ、捜査側が証拠の捏造を行った事件は、あまた存在する。
厳しい目で鑑定の経過を検証することは、日本の裁判では、絶対に忘れてはならないだろう。

似てる

2012-12-27 | Weblog
東北電力の東通原発敷地内にある断層が活断層かどうかに付いての議論を聞いて、これは裁判に似てるなぁと思った。
東北電力は、もちろん「活断層ではない」と主張して再稼働させたいわけだが、原子力規制委員会の専門家は「活断層を否定できる根拠はなかった」として東北電力側の主張を否定している。
裁判は、明確な証拠がなければ有罪にしてはいけないのに、検察は「疑わしい」根拠だけで有罪を主張し、裁判所も検察の主張のままに有罪判断をして来た。
東通原発の場合は、東北電力が検察、規制委員会が弁護側となろうが、人の命が掛かった原子力発電所は、「活断層ではない」と明確な根拠が示されない限りは稼働させてはならない。
それと同じように、人の人生を奪う裁判も明確な証拠が示されない限りは有罪にされてはならないだろう。人の人生や命を第一に考えない連中のやることは、どこも同じだと思った朝だった。

人間ドッグ

2012-12-26 | Weblog
今日は人間ドッグ。
8時ころに病院へ行ったらば、もう予約者の大半は来ていて、俺は34番の受付だった。
同じ済生会病院でも、竜ヶ崎とは検査項目は違うのか、視野検査は無かったが、他は同じ。
午後から検査の結果を聞いたが、腎臓と膵臓の数値が上がっていて生活習慣病の対策を真剣に始める時期に来た感じだ。
この7年、飲んだからなぁ。

どう表現すれば

2012-12-25 | Weblog

今日の新聞に「通信傍受法、対象拡大へ」とあった。

何でも、今の制度では「使い勝手が悪くて十分に活用できない」と、警察は主張しているのだとか。

現在は、電話会社の施設内で、しかも立ち合いが必要になっているが、「厳しすぎる」と言うようだ。

厳しすぎる?

当たり前だよね。「気狂いに刃物」と言う諺があるけれども、警察にフリーの通信傍受を許したらば、自分たちの狙った組織を好き勝手に傍受して、遣りたい放題になるだろし、自由が警察によって殺されるだろう。

今でも脅迫や暴力でしか取り調べが出来ないし、証拠のでっち上げまでもして、間違っても反省できない警察だ。警察には、もっともっと厳しい規制が必要だろう。

それに、そもそも捜査能力を磨く努力が足りな過ぎる。安易な捜査手段に依拠して、本質的な捜査手段を身に着けようとしなかった長年の付けが、未解決事件の増加につながっているのに、それを社会変化のみに原因があるとしているところに警察の甘さがある。自民党政権が復活して、また遣りたい放題が出来ると考えているのならば、それも甘い考えだろう

 

 


密かな闘い

2012-12-25 | Weblog

裏金と言えば、ニセ領収書を書いて作る警察があるし、更に、事務官に裏金を作らせて使うのは検察幹部という、実に巧妙な検察庁があるけれども、もちろん裁判所にもある。
最高裁判所は、毎年の昇給予定者を昇給させずに、その余剰金を裏金にしているらしい。
この最高裁判所の裏金を告発した訴訟が、現在100名を超える国民が原告となり、情報公開や損害賠償を求めて東京地裁で開かれているのだが、この裁判が凄いらしい。
開廷の1時間も前から40名余りの警備員が鉄柵やロープを張って警戒し、30名余りの傍聴席に対して、たった8名の一般傍聴しか許さないらしいのだ。
何もなければ、ここまでは警戒しないよね。語るに落ちる警戒だろうが、警察、検察、裁判所と、この腐れた組織を正しくしなければ、また正しい司法も実現しないのだろうと思う。