桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

狭山の映画

2014-09-07 | Weblog
昨日は、水道橋のYMCAで狭山事件の映画があり、終了後、俺に杉山、菅家さん、石川さんで「獄友トークショー」を行った。
70名を超える人が参加し、俺たちの話も聴いてくれたが、狭山事件の映画は、見るたびに心に沁みる、実に良い映画だ。
最初に見たときは、余り事件内容が描かれていないことが不満だったが、石川さん夫婦の日常が、雄弁に冤罪を語るし、石川さんのお兄さんの言葉も鋭く冤罪を語っている。
狭山事件は、袴田事件に勝るとも劣らないほどに証拠捏造がなされている。だから、裁判官の優秀な頭脳は「まさか!あり得まい」と考えてしない、見抜かないし、見抜けない。出来るだけ多くの人に見て頂き、真実を求めて闘う仲間の石川さんを知って欲しい。
今月21日には、土浦の亀城プラザで、午前中、夜の上映があり、そこでも、今度は俺独りだが、冤罪と狭山を話す。ぜひ、見に来てください!!
トークショーの中で、俺は自己PRで唄ったが、皆さんが喜んでくれ、映画の製作スタッフが「プロモートしたい」と、真剣に言ってくれた。
土浦でも唄うぜ!!