桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

出迎え

2012-07-10 | Weblog
昨日、21番から山道を下りきる直前、黒い蛇!少し行った民宿前で、大きな島蛇。
今日は、山に入る月夜と言う地区の沼のところで、堂々たる蝮。蝮は逃げないで鎌首を上げて構えていたが、いや、大きさ蛇だった。それから少し歩いたらば、今度はクワガタだった。
夏に入ったせいか、山道では、まだまだ出迎えがありそうだ。

藥王寺

2012-07-10 | Weblog





22番札所から23番札所は21キロ。
旧道を通るコースは、田井ノ浜に出るまでは、ひたすら山道だったがら、それからは味わいある道だった。何とか12時半過ぎに23番札所に着いた。
浜の電柱には大地震の津浪予想ラインが示されていて不気味だった。
23番札所は、あの海ガメで有名な日和佐にあった。

山茶花

2012-07-10 | Weblog
昨夜は、22番札所脇にある民宿、山茶花に泊まった。この山茶花、全く商売っ毛がなくて、俺が泊まりたいと電話したらば、本当に嫌そうに場所を教えてくれた。
行ってみると、女将さんが出迎えてくれ、普通だった。しかし、俺や客のオーストラリア人が食事を始め、オーストラリア人と同じ日程で歩いて顔馴染みの女性が着き、新しい客が来たらば、泊めたくなさそうに「食事は無理」とか言う。客は食事はいらないから停めてと言うので、仕方なさそうに承知したが、バイクと言う客が消えたらば、「何で今日は、泊まりが多いんだろ?」と言う。
俺、オーストラリア人、女性、それにバイクの人の4人なのにと思うと、笑ってしまった。
でも、この女将さんは優しくて、ちゃんとバイクの人にも食事を作って出していた。しかも、その食事は、俺たちと同じ8品目。オーストラリア人が「多い」ともて余すほどだった。
朝は6時半に食事し、7時に出発して、今日の歩みを始めた。