桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

山茶花

2012-07-10 | Weblog
昨夜は、22番札所脇にある民宿、山茶花に泊まった。この山茶花、全く商売っ毛がなくて、俺が泊まりたいと電話したらば、本当に嫌そうに場所を教えてくれた。
行ってみると、女将さんが出迎えてくれ、普通だった。しかし、俺や客のオーストラリア人が食事を始め、オーストラリア人と同じ日程で歩いて顔馴染みの女性が着き、新しい客が来たらば、泊めたくなさそうに「食事は無理」とか言う。客は食事はいらないから停めてと言うので、仕方なさそうに承知したが、バイクと言う客が消えたらば、「何で今日は、泊まりが多いんだろ?」と言う。
俺、オーストラリア人、女性、それにバイクの人の4人なのにと思うと、笑ってしまった。
でも、この女将さんは優しくて、ちゃんとバイクの人にも食事を作って出していた。しかも、その食事は、俺たちと同じ8品目。オーストラリア人が「多い」ともて余すほどだった。
朝は6時半に食事し、7時に出発して、今日の歩みを始めた。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿