桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

準備完了

2012-07-08 | Weblog
明日から巡礼のため、今日は準備の1日だった。
俺が担当すると言った北側の狭い庭の草取りだが、なかなかやれずに伸びてしまった。明日から10日間、帰らないのだから、このままにしては帰ったときが大変。やれる範囲で抜いた。荷物も、今回は夏だから汗対策の下着を用意して整えた。明日は宿に入るだけのつもりだったが、急遽、21番札所から22番所まで、歩くことにした。
どうなりますか、楽しみだねぇ。

改めて

2012-07-08 | Weblog


昨日、救援のひろばでは、これまでに行われた救援美術展に寄贈された、多くの画家の皆さんの絵も展示された。希望によって、幾ばくかのカンパによって頂けるとあり、美術の好きな連れ合いの意向も聞いて、頂きたいと頼んだ。
ところが、「ダメ!桜井さんは酔ってるから。酔いが覚めてからにした方が良い」と受け付けてくれない。俺の長い闘いの間、毎年、激励カンパをくれた救援会中央本部は、今、古くなった宣伝カーを新しく購入するために積み立てをしてるらしい。ならば、俺がお礼のカンパをして新車を買って貰おうと思い、その旨を申し入れたらば、「判りましたけど、まぁまぁ、待ってください」と言う。
はぁ!?だよね。
どちらもカンパするのは俺の意思だし、金銭的に困難が多い救援会ならば、すぐにも貰えば良いものを、と思うが、「そんなに使って良いのか」と、俺のことを心配しているのだ。
真実と正義を拠り所とした無償の支援行為が救援会の原点だとは知っていたが、改めて、救援会東京都本部と中央本部の皆さんの反応に知って、素晴らしい会だと感動してる。