goo blog サービス終了のお知らせ 

ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
 06‐4963‐3098 
 樋口誠

本日の状況

2019年10月12日 02時23分11秒 | ニュース
そむりえ亭は通常通り営業いたします。

ただ、鉄道の運行状況を見る限り大阪を囲む兵庫、京都、奈良、和歌山などでは、やはりと言いますかJRさんが計画運休を発表しているところも多数。

近畿圏では昼過ぎから夕方にかけて暴風域に「入るかも」ということですので、油断は禁物です。

そむりえ亭では今日が一件、明日13日が一件、キャンセルがありました。

ご連絡いただけたことに感謝いたします。


大阪外からそむりえ亭にお越しの予定の方はどうぞ交通網の確認の上、お出掛けください。

ま、夜は落ち着いていそうですが、交通が一旦止まりましたら復旧は思いの外、時間が掛かります。


しかし、なにより関東の被害が最小限に収まる頃を祈らないといけません。

特に千葉の皆さんは傷の癒える間もなくでの台風ですから気が気でありません。

またニュースにはあまり流れませんが、離島での状況はどうなんでしょうか?

気になります。


ともかく、そむりえ亭では「来店、帰宅が可能な方」のご来店をお待ちしています。


        樋口誠

またまたボトルサイズの話。

2019年10月11日 02時08分19秒 | ワインの事
何度も書いていますが、ボトルのサイズが巨大化してきています。

古くはカリフォルニアのボルドータイプが太くて重く、更には肩の張りが邪魔なボトル。

或いはドイツやアルザスで長すぎるボトル。

最近はピノノワール系の円径が太すぎるボトル。

それが世界中に広がっていてトラックや船に積むにしても非効率ですし、セラーなどにも収納しにくいのです。

勿論、ケースを持って運ぶには従来のボトル12本分の重さの2倍近くですので少なくても女子には重すぎます。

いま、使っているワシントン州のボルドータイプの多くは昔ながらのボトルが多いのですが、デカいのもチラホラ出てきています。

オレゴンのピノノワールも・・・


どうぞ輸入元の皆様、生産者に「時代に逆行はやめよう」「エコで行こう」と訴えてください。

中味はいいのにボトルが大きいと私は少しゲンナリします。

もともと重かったシャンパンなどは軽量ボトルなどが出ているようです。

加えて肩の張っていないコンパクトで積みやすいボトルの普及を切に願います。


            樋口誠

あれっ?と思ったら………

2019年10月10日 00時55分00秒 | ちょっと休憩
まさに季節の変わり目。

つい最近までエアコンのお世話になり、帰りの自転車を降りると汗だくだったのに、昨日今日は自転車では寒さも感じます。

こう言うときに人は体調を崩すのです。

私は自分の店を休みたくありませんので「あれっ?」と感じたらすぐに対策を練ります。

今のところそむりえ亭開業以来、風邪で休んだことはありません。(痛風で二日休んだのは内緒です(笑))

着衣、温度、湿度、食べ物、飲み物、そして医薬品………etc


実はつい先日、風邪を引きかけていましたが、どうにかやっつけました。

どうぞ皆様も「ちょっとしたこと」にアンテナを張って対策を講じることを意識してください。

同業の方はお客様と従業員の為、お客様はご家族やそむりえ亭の為(笑)


           樋口誠

食の好き嫌い

2019年10月09日 01時20分32秒 | 食・レシピ
この話題はどこでも出てくることだと思います。

例えば私は「好き嫌いはない」と公言しているものの、先日はスーパーで買ったラム肉の香り、もとい臭いが酷く食べられませんでした。

或いは「動くもの」=海老の踊りや白魚も苦手かもしれません。焼いた海老や素揚げにした白魚は大好きなんですけど・・・・

仔羊に至っては好きな肉なんです。


また、そむりえ亭のメンバーでは坂本君や以前に在籍した三宅君はパクチーがダメ。

ホテル時代に長く一緒に働いたソムリエ「三條君」はソムリエなのにチーズやフォワグラが苦手。

仲の良いソムリエールの一人は仔羊、もう一人のソムリエールは牛が苦手。

食べると戻してしまうというのです。


アレルギーの人も大変です。

蕎麦、ナッツ、甲殻類等々

これは「苦手」の域ではないですよね。

「危険」です。


それでも、この仕事をしていると「きっとそのうち好きになりますよ」と勧めてしまいがちです。

私も・・・・

事実、過去に沢山の例はあるのです。

また関西人が昔は納豆を「おんな腐ったもん食えるかい‼」と言っていて、今では多くの人が受け入れていますしね。


ですので、よーく下調べをして、或いはインタビューをして、その上で「こうやったら美味しいと思うはずです」と勧めなければなりません。

前段階で「アレルギー」と言われたら、すぐに引き返しましょう。


ちなみに「昔は大丈夫だったのに」とか「あれ?最近は少量ならアレルギーが出ない」というケースもありますが、いずれも過信は禁物。

一瞬は大丈夫でも、時間を置いて出てくることもありますし、昔大丈夫だったものもアレルギー体質になっていれば危険ですね。


自宅での自炊は自己責任として、飲食業の私達は、それを探る力が必要です。



             樋口誠


イジメや虐待のレベルと・・・・

2019年10月08日 00時48分20秒 | ちょっと休憩
あまり変わらないな、と思う事。

ラグビーワールドカップの次戦や同グループの他チームの試合が「台風で中止になったら、日本が決勝トーナメントに進出」という星勘定を夕方のワイドショーのアナウンサーが堂々と言ったり、ネットニュースで流れたりすると悲しくなります。

相手の不幸を喜ぶ。

イジメや虐待と変わりません。

正々堂々と戦って勝つことを応援したいものです。


           樋口誠

名コンビな産地です。

2019年10月08日 00時04分37秒 | ワインの事
先月半ばからグラスワインのラインアップにアメリカの2州が沢山登場しています。

かつても良く使っていましたが最近は「たま~に」という感じでした。

オレゴン州とワシントン州です。

「ワシントン」と言うと「あ、首都のある・・・・」=ワシントンDCと間違えて思われていることが依然として多く、つまり決して認知度が高い産地でないということです。

しかし、実際のところホワイトハウスで使われるようなワインもありますし、ブルゴーニュの至宝「DRC」と比べられたりするワインもあるのです。

アメリカというとカリフォルニアがあまりにも有名で生産量も多いのですが、上記2州も眼にかけてあげてください。

またこの2州では良い役割分担的な関係で合わせると実に多様な品種のワインを楽しめます。

しかも面白いことにカナダのすぐ下=緯度の高いところのワシントン州で温暖なエリアで出来ると思われている品種が多かったり、その南(といってもカリフォルニアの北にありますが・・・)のオレゴンで涼やかな気候に合うと言われる品種が盛んだったり、です。

ちなみに今開いているワインの品種(ブレンドされている品種も含め)を並べてみると

赤用:カベルネソーヴィニヨン、メルロ、カベルネフラン、マルベック、プティヴェルド、シラー、ピノノワール、グルナッシュ、ムールヴェドル、サンジョベーゼ、ネロダーヴォラ、etc

白用:シャルドネ、ピノグリ、ゲヴルツトラミネール、ピースリング、セミヨン、ソーヴィニヨンブラン、シュナンブラン、ミュスカ、etc

通常の営業なら充分に足りる品種量です。

勿論、そむりえ亭では少し不足しますので、他の国で補っています。

例えばネッビオーロ、アルバリーニョ、カリニャン、ガルガネガ、グルナッシュブラン、ルーサンヌetc

暫くは、この2州のワインをメインに多品種を入れ替え立ち換え使いますので、お楽しみください。


またオレゴンのピノノワール用には專用のグラスを使っていますが、不思議なものでそのグラスで他の産地のピノノワールを試すと「ありゃ?」って感じになります。

もし、お試しになりたい方がいらっしゃれば声がけをお願いします。



さて今日もお席は充分にあります。

お待ちしています‼


           樋口誠

あの国々は・・・

2019年10月07日 01時55分10秒 | ちょっと休憩
ちょっとしつこいかも知れませんが・・・・

ラグビーワールドカップを観ていて「凄いなあ」と感心するのはプレーだけではありません。

その出場国の成り立ちです。

聞いたことがあるかもしれませんが「イギリス連邦」という言葉がありますね。

英語では通常「ブリティッシュ コモンウェルズ」と言うそうです。

オーストラリアやニュージーランド、カナダなどがそれに属するということは知っていましたが、調べてみるととんでもない数の国が「エリザベス女王」を君主としているんですね。

大英帝国はそれほどの力があった、ということはワインの世界でも確かに大事な役割を果たしていますので「流石」です。

そんな国々に交じって日本が活躍しているのは誇らしくもあります。


それはさておき、今日7日はお休みを頂きます。

明日以降のお問い合わせはFBメッセンジャーが便利、若しくは店のメールにお願いします。

お待ちしています‼


         樋口誠

取りあえず「ラグビーのせいで」アレです。

2019年10月06日 01時37分38秒 | ニュース
昨日の日本VSサモアのラグビーは営業中もライヴで見ながらの営業。

あ、スマホですが・・・

これだけ盛り上がると日本戦以外もラグビー熱は高騰しているんでしょうね‼

ってことで今日6日(日)は予約がありません。

前回から2週間です。

今回は「ブログ見たでえ‼」の合言葉で以下の様にお得になります。

グラス価格2,000円未満のワイン全て300円引き(コースの場合は一杯辺り250円引き)

グラス価格2,000円以上のワイン全て(4アイテムあります)は500円引き(コースへの組み込みもご相談に応じます)


どうぞ遠慮なく「ブログ見たでえ‼」と小声で囁いてくださいまし。

勿論、事前の電話やメッセンジャーでの「囁き」もOKです。


あ、それ以外にも美味しいジビエ(スコットランド産山鳩⇨北海道産鴨:どこかで入れ替わります)や白トリュフもありますよ‼

美味しい秋をお得にお過ごしください。


             樋口誠

テイスティング

2019年10月05日 02時03分38秒 | ワインの事
間もなくソムリエ協会の呼称資格認定2次試験です。

テイスティング。

ず~~っと言い続けていますが、テイスティングは「当てっこ」ではありません。

1:外観、香り、味わい=目→鼻→口と順番にそれぞれの中での「チェック事項」をトレースすること。

2:途中で「あ、あの品種かな?」と探った時点で迷路に入ります。

3:最後の最後にチェック事項を整理して「ならば」と使い方(温度、グラス、料理)などを考え、「この項目で出揃ってるなら品種は・・・・」とならねばなりません。

いずれにせよ受験者の方々には健闘をお祈りします。


ちなみに昨晩遅くに「テイスティングの勉強をしたい」とお電話を頂きました。

時間が遅かったので難しかったのですが、それ以前に前から申し上げていることは「営業時間少し前」「食事はしていないこと」「勿論アルコール摂取していない状態」でなければ受けていないのです。

その方には「日曜なら可能」とお伝えしていますが、果たして来られるんでしょうか?

テイスティングはロジカルに整理して挑んでください。

健闘を祈ります。


           樋口誠




データ

2019年10月04日 01時26分56秒 | ちょっと休憩
といっても仕事上のデータではありません。

私は気象庁のHPから過去のデータを観ることを定期的にしています。

先程は10月の日毎のデータを1976年から最近までを観ていました。

なんで観るのか?というと・・・

「今年は暑い」と思い込むと気がめいりますので、「過去にも暑い10月はあったんだ」とデータを見て自分に言い聞かせる為、或いは「10月の後半も暑い年はあった」と心を引き締まる為、と言っておきましょう。

実際のところ10月になっても30度を超えた年は何年かあります。

98年、99年、2004年などです。

しかし、気づいたのは湿度が今年ほど高い年は殆ど無く、よって最低気温が今年は圧倒的に暑い、ということ。

間もなく今年も最低気温が20度を切り始めますので、もう少しの辛抱ですね。


ちなみに私の中でのルールでは最低気温が15度を安定して下回る日が続けばカウンターにハモンイベリコの原木を置く、と決めています。

湿度が高く気温も高いと脂が汗を搔くように流れてしまいますし、かび易くもなります。

スペインの現地は低湿度ですですから「近い状態」になってから、ということです。

ただ年を追うごとに15度を下回る時期が遅くなっているのも確かで、10年前は10月半ばで仕入れていましたが、ここ何年かは11月近くになってきています。


気候に逆らうことはできませんが「温暖化や如何に」という命題は皆で考えないといけませんね。


さてジビエに白トリュフ、まだまだあります。

お楽しみくださいまし。


             樋口誠