ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
 06‐4963‐3098 
 樋口誠

時々、2階を使います。

2011年11月12日 04時05分15秒 | ちょっと休憩

そむりえ亭は実は2階もある、という事はご来店いただいたことがある方にはご周知でしょう。

しかし、そむりえ亭が普段している「お料理に細かくワインを合わせる」というコンセプトでは、通常1階にお客様を集めて営業することになります。

出勤人数や仕込み次第では使用可能ですから、早くからご予約いただいた大人数様に限り、2階を使って頂いています。

もったいない、と言えばもったいない話です。

が、実はそれ以外にも使っていまして

1:ワインの輸入元や卸の酒屋さんなどが開催する試飲会

2:ソムリエ対象の勉強会、セミナー

3:会議

などで、営業時間前に使用いただくのです。

昨日は、その2に当たりました。

第12代ソムリエ世界チャンピオンのアンドレアス.ラーション氏を輸入元ヴィレッジセラーズ様が呼んで大阪で各種イベントをしている「合間」に招いての開催です。

そんなに大きな会場ではないのに、ラーションはデカい。2メートル近い背丈で、ガッチリした体躯。そむりえ亭の三宅君も181センチあって野球をしていた良い体格ですが、子供の様に見えるほどの大男です。スウェーデン人としては当たり前なのでしょうが、凄いですね。

ま、体格の事は置いておくとして、彼の素晴らしいのは笑顔ですね。

来日して以来、大変なスケジュールにも関わらず、誰にでも満面の笑み。

丁寧なあいさつ、しっかりした口調、セミナー(私は電話番をしていましたので一部覗いただけですが)でのスムーズなコメント。

何にもまして笑顔。

私は海外に出ると2,3日目にはクタクタで、あんな笑顔は出ない自信があります。(笑)

世界チャンピオンとなると受講した若いソムリエたちは記念撮影をしたくなるものですが、急いで次のイベント場所まで駆けつけなければならないのに、全て素晴らしい笑顔で受けていました。

彼が本国でどういう仕事をしているのか、実は私は把握していません。が、世界チャンピオンになった、という責任感にあふれているのでしょうね。

日本の田崎さんも同じ。田崎さんは笑顔というより明快な対応が圧倒的です。

今日参加した若者達も良い刺激を受けたに違いない、と思います。ワインの知識、テイスティングの仕方。

それも大事ですが実は笑顔や「ソムリエである前に人間性」が大事なことかな、と感じたそむりえ亭の2階の風景でした。


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