ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

客単価

2019年11月18日 00時14分16秒 | サービス
かな~り前ですが客単価に対する考え方を書いたことがあります。(多分💦)

かつて私が所属した大きなホテルの含めた組織では「単価up」が大きな課題になります。

売り上げ=単価×客数、というのは誰でも知っていることですから客数に対する対策が出来ていれば、もう一方の単価に注力するのは当然なのだろうと思います。

値上げ、高価な商材、数量増(飲食で言うなら【もう一杯飲ませる】などの対策)・・・・

私の中ではそれは眼中にありません。


確かに白トリュフやジビエなどの高価な食材も使いますし、時にはそれなりの価格のワインをグラスで開けたりもします。

しかし「あの食材を食べたい」「ちょっと良いワインを飲みたい」という要望を遥かに超えるものは使いたくないのです。

また、日々のデータで「あれ、ちょっと高めに推移しているな」と感じたら、その要因を考え直します。

ホテルや超高級店と同じくらいのクオリティをお手軽な価格で用意できる店、というのが創業時のスローガンのようなものですから・・・


消費増税が5%⇨8%⇨10%とそれに準じる値上げはしていますが、実際の客単価は殆ど変わっていません。

「俺はもっと高いワインが良いんだ」「私はもっと高級な食材を求めているのよ」という方には若干物足りないかもしれません。


ざっくりですが、そむりえ亭では

軽い食事にワインを少し:7~8,000円程度

やや少なめの食事にワインを合わせて:10,000円程度

普通に食べてワインを合わせて:12,000円程度

しっかり食べて、しっかり飲んで:15,000円を超えるか超えないか

そんな感じです。(とはいえ「食べる量」「飲む量」の基準は日とそれぞれですが・・・)

高いか安いかはお客様の判断ですが、普通に来られてお一人20,000円を超えるようなことは滅多にありません。


これからの季節は幹事様は予算が気になるところだと思います。

ご参考にして頂ければ幸いです。


今日もお待ちしています‼


        樋口誠

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