よく聞く命題です。
和食やイタリアンに比べ、フレンチでは「創作」の比重が高いようです。
特にフレンチでよく使うバターやクリーム等は「運動しない現代人には重い」わけですから、アレンジしないと難しいという側面もあります。
とはいえ「クラシック」という言葉も育った時代で違う意味を持ちます。
私の若い頃の「ヌーヴェルキュイジーヌ」をしていたシェフ達は、今の若者にとっては「クラシック」
同じような事を以前にも書いています。
ま、そんな言葉遊びは置いといて・・・
2月のメニューから木下君、3月後半のメニューから石坂君のアイデアが入ってきています。
私は彼らに「創作に囚われず、クラシックから始めよう」と言っています。
事実、この4カ月以上のメニューで坂本君時代より「クラシック率」が上がっています。
勿論、フランスのそれとは材料の種類も質も違いますので「本場のクラシック」ではないのは当然ですが、彼らも必死に考えているようです。
ただ、まだ経験値が浅いので「旬」とか「メニュー間のバランス」に関しては私の「老婆心」が必要なタイミングもあります。
徐々に「今、手に入る素材」で「それぞれを活かす手法」が馴染んでくるはず。
若い=進歩も早い、と言う事ですから楽しみでしかありません。
さて今日8日は残席カウンター1席になりました。
明日9日もカウンター1席とテーブル一卓の空き。
明日9日もカウンター1席とテーブル一卓の空き。
明後日10日は沢山空いています。
そして昨日も書きましたが9日10日に予定の「ちょっとええワイン」は今日8日からご用意いたします。
ご遠慮なく「ちょっとええのん飲ませて」とお申し付けください。
どうぞ宜しくお願いいたします。
樋口誠
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