明けましておめでとうございます。

ほんの数時間前に2015年の営業を終え、先程仲間と一杯やって帰ってきました。


2015年から2016年になったからといって「一秒が長くなる」とか「急に気候が変動する」とかがあるわけでもなく、同じ24時間で同じ日本で暮らしていくわけです。

私は飲食店の経営者ですから店の成り行きと従業員の幸せの為に何をすべきか？という点が大きな部分を占めます。

それはココ7年半の宿命です。


しかし、この正月ほど転機を感じたことはかつてありません。

何度か書きました個人的な話。

母と暮らす、ということです。

親不孝な私は高校を卒業以来、親と暮らしておらず、近年も弟に任せっきりだったのです。

40年ぶりに暮らす母は91歳（まもなく92）で、時折私の名前も忘れます。

ま、歳が歳ですので想定内ではあるのですが、果たしてどういう暮らしになるものやら・・・・・

相変わらず独身で店に出ている間は「ほったらかし」

まだ歩けますし、「ご飯くらい自分で作れる」などと言っている母ですが、「親不孝な息子を持ったサダメ」と頑張ってほしいし、足腰と言葉の衰えを回避してほしいと思っています



店でする仕事に変わりはなく、いや進化はしたいと思いますが、目指す方向は変わらない訳です。


お客様には関係のない話で申し訳なく思いますが「頑張ります」という樋口の決意ととらえて頂ければ幸いです。


　　　　　　　　　　2016年元旦　　　　　樋口誠