ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

10年前の7月

2018年07月23日 02時39分12秒 | 日記
私が前職を辞めたのが2008年6月20日。

それから本格的に店の準備に取り掛かるわけです。

今の店の前の店舗が6月一杯で退去ということで、7月1日からの内装工事でした。

約一か月はホテル時代からの生活リズムを離れ朝起きて日付が変わらないうちに寝る、という長年したことのないルーティン。

なにしろ「暑かった」という記憶があります。

気象庁のデータでは今年の方が暑いのですが、日中に什器や備品の買い物に出掛け「夏ってこんなに暑かったけ?」と思ったものです。


2階があったお蔭で、工事をしていないフロアでミーティングをしたり、プリントをしたり、物やテーブルの配置を「あーでもない、こーでもない」とやっていました。

さて、そんな中で私が思い描く店の中で、従業員に関して決めていたことが「昔のようなキツイ勤務にはしない」ということ。

ハタチで就職した40年前と今では全く違うのは当然ですが、その中でも波はありました。

最初のホテルと前職のホテルでも違いますし、時代によってもしんどさは違います。


「10年ひと昔」とはよく言ったもので10年前の店の「相対的条件」は違っていますし、その10年前、更に10年前で大きく違います。


以前から何度か書いていますが「今の若い奴らは」というのは大嫌いで、むしろ今の若い人の情熱に尊敬さえしますし「ただ、こなしていた」古い人たちでは若い人に軍配が上がると思っています。

その若い人も、いずれ同じように「今の若い奴は」と言い始めるのだろう、というのはVTRのように見かける風物詩でもあります。


正月に宣言していた「年内に移転」の話は、「コレという物件」が見つからず、延び延びになるかもしれませんが、そういうタイミングで「そむりえ亭の新しい働き方」を考えないといけないのかな、とも思っています。

あ、これはお客様には関係のないことですね。


閑話休題、これからの2週間ほどの間で「10年前の暑い夏」を思いだしながら初心に立ち返って11年目以降を考える時期にしたいと思います。



さて、今日はお休みを頂いて恒例の東京での会議です。


明日24日にお会いできればと思います。


           樋口誠

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