治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

花風社 夏祭りのお知らせ

2016-07-01 07:50:15 | 日記





花風社 夏祭りのお知らせ

 お世話になっております、花風社の浅見です。
 花風社では7月29日(金)、横浜ラポール(横浜市港北区)1Fラポールシアターにて、夏祭りを開きます。テーマは「発想力を広げる一日」です。
 午前中は無料イベント。先日出版され好評を博している「人間脳を育てる 動きの発達&原始反射の成長」の読書会を行います。浅見がファシリテーターを務めます。この本を最大限に活かすため、「発達に結びつく発想」を皆で持ち寄り体感してみましょう。編集にあたった浅見はおそらく内容を理解していると想定されますので、ご質問も受け付けます(わからないことは正直にわからないと言いますのでご心配なく!)。
 午後は有料イベント。二部仕立てになっています。まずは栗本啓司さんによるミニ運動会。身体と学習、情緒、コミュニケーション力の発達を結んでいる「動きの四発達」を促す遊びを栗本さんが考案し、みんなで身体を動かしてみるイベントです(もちろん動きたくない方は見学だけでも可能です)。
第二部は藤家寛子さんによるミニ講演会。テーマは「家族との絆づくり」です。これまでとは違ったテーマで、しっとりと語っていただきます。質疑応答の時間も取れたら取りたいと思っております。

要項は以下の通りです。
・イベント名:花風社の夏祭り2016in Yokohama
・場所 横浜ラポール1F、ラポールシアター
・日時 2016年7月29日(金)
 午前の部 10時から12時
 午後の部 第一部 13時から15時
      第二部 15時から16時
・料金 午前の部 無料
    午後の部 大人1名3000円、18歳以下1名1000円(大人の同伴をお願いいたします)

 お申込みの方は花風社(mail@kafusha.com)あてにメールで
1 お名前
2 ご希望の部(午前・午後・両方)
3 返信用メールアドレス(携帯アドレスの方はkafusha.comからの返信を受け取れるように設定をお願いいたします)
をお知らせください。こちらから手続き方法を返信いたします。

 楽しく役に立つ一日にしたいと思っております。
 たくさんの皆様とお目にかかれますのを楽しみにしております。


浅見淳子@花風社

*このお知らせはしばらくトップに貼っておきます。
日々の更新はこの下をごらんくださいませ。
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お子さん連れ大歓迎なんですよ

2016-07-01 07:27:05 | 日記





ラポールシアターは週末予約が難しいんですけど
いつもうちのイベントはお子さん連れが多いので
夏休みの平日を取ってみました。
それが7月29日です。

だからお子さん連れ大歓迎なんですよ。
っていうかお子さんは「人間脳」を読まないと思うんですけど
栗本さんと遊んでいるうちに、自然に自分で発達する遊びにたどりつくと思いますよ。

そしていつも感心するんですけど
運動したあとって、割とみんな座ってお話聞けるんですよね。
もちろん続いて運動会を自主的に執り行っているお子さんたちもいるんですが。
それはそれで発達援助になっているのではないでしょうか。

ぜひお子さん連れのご来場もご検討くださいませ。

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増刷御礼のお参り

2016-06-30 20:09:48 | 日記


今日は久しぶりに関帝廟にお参りしてきました。
増刷3点まとめて御礼。

発達障害は治りますか?
自閉っ子、こういう風にできてます!

に加え

人間脳を育てる

です。

人間脳も他の二冊のように増刷常連になるといいなあ。

それと

私の手元にももう在庫ないですが

注文はお受けしてます。出来次第お送りします。

だから皆さん

定価より高く出している業者から買うことないですよ。

さっきスペース96さんにうかがったところ、あと数冊あるとのこと。

どうしても待てない方は、スペース96さんにご連絡ください。
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アスペルガーの気持ちがわかりますか?

2016-06-30 19:22:37 | 日記




またこういうコメがきましたよ。

-----

浅見さん
当事者です。「アスペルガーは迷惑で厄介者」というあなたの意見に納得がいきません!
友達ができない、大学の授業についていけない。どれだけこれまで苦しい思いをしてきたのか、あんたにわかるんですか!
しかも、「アスペルガーを克服しよう」というあんたの言葉にも違和感を感じます!

-----

迷惑で厄介者なんて言ってないんだけど。
「迷惑かけられたら毅然と対応しようよ。それが共存」っていってるだけなんだけど。

「毅然と対応するのは差別」というギョーカイのやり方に異議を唱えているだけなんだけど。

こう答えました。

-----

浅見淳子
アスペルガーの人の気持ちはきっとわからないでしょうね。でもアスペルガーの人に迷惑かけられている人の気持ちはわかります。私もかつて大いに迷惑し、法的に解決しましたので。逆に言うと、法的にしか解決できなかったのです。だから法的な手段をとらずにつらい思いをしているひとはいまもたくさんいるでしょうね。

-----

ね。
お互いさまでしょ?
迷惑かけられて、家族まで巻き込んで、エネルギー使って裁判やってやっと解決して、その間支援者と呼ばれる人たちが何にもしないのを見て悲しみや怒りを覚えた私の気持ち

わかんないでしょ?

それに、アスペルガーを克服っていう言葉は使ったことないと思うけど

克服したくないひとはずっとそのままでいれば?

久しぶりにこういうひとが湧いてきましたので記事にしました。

本当にとっても久しぶりだから。

まだいたんだね。

っていうくらい、ここんとこ客層がいい花風社です。




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「人間脳」とは何か その2

2016-06-29 19:24:34 | 日記


以前、花風社クラスタの自閉っ子お母さまがこう言ったことがあります。
「発達検査の時、周産期の状況をきかれます。ということは、きっと関係があるんでしょうね。表立っては言わないけど」

私は死んだふり祭り(自閉症協会全国大会ともいう)で「治療法は研究してもいい。でも公表しないでほしい。人心が安定しない」とギョーカイ大メジャーが堂々と言うのを聞いて「知らしむべからず、依らしむべし」が気に入らん、と珍しく気色ばんでおっしゃった神田橋先生のお顔を思い出しました。どうやらギョーカイの重鎮にとっては「原因や治療法について親には詳しく教えない」ことが専門家として正しい道のようです。
自閉症について解明されていることがあっても、保護者には隠す。それが思いやりからなのか保身からなのか知りませんが、何かを守っていることは確かでしょう。杉山先生のような例外もいらっしゃいますけど。

「人間脳を育てる」を作っている間に私は父を亡くし、遺された母と亡くなった家族について話すことが多くなったわけですが、その中で生後数か月で亡くなった妹について初めて母にきいたことがあります。自然分娩だったかどうかです。





なぜこれをきいたかというと、原始反射について勉強すると、自然分娩を可能にするのは母だけの力ではなく、子どもの力でもあるとわかったからです。昔なら、そのせいで母子ともに命の危険があった。今は医療的措置が入って生まれてくることはできる。でも分娩の方式によっては「原始反射の回数券を使い切らない」のですね。使い切るときに使い切っていないと、発達に影響します。

うちの妹は、自然分娩で生まれてきたそうです。つまり重い障害はあっても、自分で生まれてくる力があったということ。私(3600グラム)より小さい分、母としてはラクだったらしいです。

そして人間の場合、胎内で亡くなるか、とにかく産道を通って出てくるかでは大違いなのですよ。

母は「あの子は淳子よりパワーがある子だったかもしれない」と言います。そうかもしれません。数か月しか生きなかったけど、自力で産道を通ってきたことで大仕事をしたからです。(そのあたりの経緯を記した過去記事はこちら
胎内の命も大事な命には違いありません。でも人間の場合、産道を通ってこの世に出てきたかどうかで全然立場が違う。出てくると人を動かします。医療を動かします。短い命でも、亡くなると儀式があり、戒名がついたり、お位牌が仏壇に安置されたり。「死者を永く悼む」のもまた、人間脳ならではの活動ですからね。

重い障害があって生きられなかった命。でも生まれてくる力はあった。そこまで反射が発達していた。そう知ると、「よくやったね」と言ってあげたくなります。一度も会えなかった姉として。

思うに周産期の状況と発達の関係をはっきりおっしゃるのが杉山先生のような「舌禍系」の先生か(ご自分で舌禍事件をよく起こすとおっしゃってましたよね)、栗本さんのような「いかがわしい系」の人に限られているのは、ギョーカイが子どもたちの将来よりも大事なお札、そう、あの「親のせいではありません」を守っているからでしょう。帝王切開やなんかで産んだ母たちに罪悪感を与えることを恐れているからでしょう。

でも赤ちゃんが原始反射を使って産道を通ってくるのなら、自然分娩ではなかったとしてもそれこそ親(だけ)のせいではありません。子どもに凸凹があって、そのときまでに産道を通る準備ができていなかっただけかも。

そしてそこで使わなかった回数券は、今からでも使い切ればいいじゃないですか。
そうすると発達に及ぼしていたバグが消えていく。
「人間脳を育てる」を読むとそれをわかってもらえると思います。

本日、増刷をかけました。
忽ち増刷! というやつですね。発売後一週間ですから。
しばらく品薄が続きますが、頼んでおけばいつかは必ずお手元に届きますので、安心して注文してください。
私の手元在庫もかなり薄いですが
ご注文いただければ、手に入り次第お送りいたします。アマゾンさん等も同様です。

売れ行き好調もうれしいですが
とにかくこの発達の方法を広めねばなりません。
ラクになる子が増えるからです。
読書会にもぜひご参加ください。そして各地方で持ち帰って読書会を開いていただくのもまたいいかと思います。

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原始反射の成長(卒業ではなく)

2016-06-28 08:51:55 | 日記




さて、児童精神科医なお先生のブログで「人間脳を育てる」書評を書いていただいています。



なお先生がちょっと前から原始反射についての資料を探していらっしゃるのには気づいていました。私も探していたから。そして先生もおっしゃっていましたが、日本語では本当にないんですよね。検索すると灰谷さんのサイトに行きついてしまう。

私としては感覚統合にちらっと出てきた原始反射と同じようにとらえていましたので、当初あまり興味はなかったんですけど、灰谷さんが説明してくれた「動きの発達」に関しては「これだ!」と思いました。これまで私たちが気づいてきた「身体と認知・学習・情緒のつながり」のミッシングリンクが「動きの発達」だと思いました。それだけでも本にしたかったのですが、灰谷さんによるとその発達を時に妨げているのが原始反射の残存だというので、じゃあ勉強しないわけにいかない。

ということで勉強する必要が出てきたわけなんですが、日本語で資料を探すのをあきらめ探して読んだのがこれ。コンパクトな本ですが、これでぐぐっとわかったのは灰谷さんがちらりと言っていた「原始反射は悪者じゃない」という視点です。



原始反射は役に立つ。とくにある時点までは生き残りに必要な反射だったんです。命はきちんとこういう戦略を用意していた。感心します。

でもやがては統合されるべきもの。じゃないと生きづらさが残ります。動きの発達の妨げになります。ヌケの原因になります。だったら統合させてあげればいいじゃない。それが統合遊びです。そして子どもは実は自分で統合遊びをやっていることが多い。昨日も私が自転車で信号待ちしていたら前の女の子がポールを起点にぐるぐる回っていました。ああ今同側を育てているんだなと思いました(動きの発達第三段階ですね。読んだ方はおわかりでしょう)。自閉症の診断があるがゆえに、「常同運動」で片づけられているかもしれないと思います。それでその「常同運動」をむしろ犬の曲芸的な手法でやめさせられているとしたら、発達援助の逆になってますね。

ある時点までは役に立つものを後生大事に守っているとかえって生きづらさが増す。これは私たちがさんざん見てきた「学校ルールを後生大事に守って社会適応できない自閉圏の成人」と似ています。それのプリミティブなバージョンが原始反射。私はそのようにとらえて「原始反射って何それ食べれるの?」の状態を脱して原始反射に興味を持ち始めました。そして「人間脳を育てる」の第三講座に至るわけです。

本のメインタイトルを「人間脳を育てる」にして、サブタイトルに「原始反射」を持ってくるとき、当初私が提案した「原始反射の卒業」というタイトルに灰谷さんは「原始反射の成長」という対案を出してこられました。

たしかに、と思いました。「回数券を使い切る」という発想だと「卒業」なのですが、「かつては役に立ったものを統合して今の生き残り戦略を獲得した」という意味では「成長」です。

これはむしろ大脳皮質上の(つまり社会生活に即した)アナロジーが理解に役立ちました(私の場合)。

学校限定ルールをまず児童生徒として覚える。でも社会に出るとそれでは通じない。学校ルールと社会のルールを相対化させることによって社会を理解していく。

これができなくて、学校限定ルールを引きずっていると成人当事者は生きづらいのです。学校のつく三つの嘘、すなわち

・金儲けは汚い
・多数決は正しい
・誰とでも仲良く

を信じてしまうから。

そのどれも「一面は真実・大事な事実でもある」だけどこれオンリーでは複雑な社会生活に対応していけない。そこで考えなければいけないのは「じゃあなんで学校はそういう嘘をついたのだろう」ですよね。そうやって「子どもと大人の社会はこう違う」と理解して生きていくと世の中はわりとラクにやっていけますね。

そのアナロジーで考えると

原始反射も成長していくんだなあと思ったのです。
卒業ではなく成長だなあと思ったのです。

もう一つ、原始反射はやはり採り上げなくてはと思った理由があります。
それはまた後日。
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発想力を育む一日

2016-06-25 10:46:06 | 日記




バランスボールいいらしい、と聞いてちょっとだけ感覚統合の門前書(つまり入門書のレベルにも達していないような本ですよ)をさらっと読んだ心理士がなんとかセンターで「はい、バランスボールぽんぽん30回!」とか指導して子どもがやりたがらず親が焦る、というあるあるなパターンを聴くにつれ

オリジナリティを育むことが大事だな。
親も支援者も。

と考えてきました。

逆に言うと、正直言って

「なんでみんなこう習ったことしかできないかね。それじゃあ効果は限定的なのに」

と思ってきました。そのあげく「発達障害は治らない」ことになったら本当にもったいないよね。「観察はこうするんですよ」とちょっとでも伝えたくて作ったのが「支援者なくとも、自閉っ子は育つ」、通称「猫本」です。

だから、「人間脳を育てる」は「原理原則をうんと簡単にして、みんなが勝手に付け加えていけるようなもの」にしました。またそれには格好の題材だったしね。

7月29日に読書会するって決めたのも、「この本からどう発想するか」をみんなで考えたかったからです。

そうしたら、昨日栗本さんから提言があり、午後のミニ運動会ね、「人間脳を育てる」の「動きの発達」四段階を踏まえたものにしませんか、ということ。

いいねえ。

動きが発達し、それにともなって学習や認知、情緒やコミュニケーション力が育っていく。その四つの段階にそれぞれ適した身体アプローチを栗本さんが考案してくれるというのです。

いいねえ。

そしてそのあとはちゅん平さんのミニ講演会。
今度は今までとテーマが違います。
ずばり、「親との関係をどう立て直したか」しゃべってくれます。
「他の誰かになりたかった」に書いてある通り、育つ途上では親御さんとかなりこんがらがっていたのでね。いや、愛情はあったんですよ。それだけにすれ違いがとても苦しかったのね。



まあ夏のイベントは
「オリジナリティを育む」一日になるといいですね。
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望ましい社会とは

2016-06-24 14:58:45 | 日記






さっきやっと、灰谷さんに絵葉書を送れました。
何しろご注文たくさんいただき、なかなか送れなかったのです。申し訳ないことに、ちょっとしか送れなかった。灰谷さんもすでに講演会でたくさんのお客様に本を売ってくれてるのに。

関東地方の人なら気づくかもしれませんが、この絵葉書にはさりげなく江ノ島が描かれています。気づいたとき画伯の気遣いに感動しました。父にとっては地元、私にとっては準地元である湘南の天然ランドマーク、江ノ島。母によると私が小さいころは周りに建物もなく、適当なところに車を停めて私たち親子は遊んだそうです。

今も父はこの島のすぐそばに眠っています。昨日は三か月目の月命日だったのでお参りしてきました。「人間脳を育てる」を作っていた間の死だったからこそ、父のありがたさがよくわかった、そんな縁のある本。よく売れてるよ、と父に報告。

でもね、今日灰谷さんに手紙とか書きながらテレビでイギリスの国民投票を見守っていて、売れてるだけじゃあだめだなあ、と思いました。

そもそも舛添問題より、こっちの方が影響大きかったはずなのです。なのにメディアは舛添一色。落ちた人をたたくのが集団娯楽なんでしょうね。視聴率が取れるから、もっと重大な問題をほっておいてそればかり流すのでしょう。メディアにとって売り上げは大事だけどそれだけ追求していたらいかんですね。自戒をこめて。

それにしても大阪都構想、そして今度のイギリスのEU離脱、さらにはアメリカ大統領選挙。私たちにも大きくかかわってくる問題なのに、投票権はありません。だからこそ、持ってる投票権は大事にしたいですね。

なんて思いながら、先日支援者の方が書いていたブログを思い出しました。面白いですよこれ。自閉圏の少年が「総理大臣になりたい」と言ったときの各支援者(ギョーカイ系とそうでもない系)の反応の違いね。

そう。ニキさんも「自閉っ子のための努力と手抜き入門」に書いてましたけど、自閉っ子ってよく
・あるべき社会の姿

・自分にとって都合のいい社会の姿
を混同して、そしてやたら権力志向になったと思えば
・自分にとって都合のいい社会ではない=社会はひどい場所→ルサンチマン
への道を通ることがあるんですね。
これを正せる支援者はギョーカイにはいないでしょう。ギョーカイは浮世離れした要求を共有して「社会の理解ガー」をやりますからね。
そのあたりの誤学習をこのブログ主さんはほどいてあげたのね。いいですね、こういう支援。
総理大臣になっても「自分にとって都合のいい社会」は作れません。「みんなが何を望んでいるか」を考えてそれを実現していくのが総理大臣のお仕事で、その経過では反対の考えを持っている人にひどく憎まれることもあります。
これが本当だよね。

それにしても

英国民がEU離脱をまさか選ぶとは

という思いと同時に、私は「EUってなんか不自然だよね」ってずっと思ってきた。近隣同士ってそれぞれ独立して小競り合いして戦争しないくらいが健康なんじゃないかと思うんですよ。統一された規制とか不自然だわ。だから「みんなが得をするために」我慢してくっついてたんだなあと思っていました。

それにしてもやはり移民の問題~雇用の問題~社会保障の問題

は相当なもんだと思うわけです。日本人の排外主義はまだそこまで行ってないなあ。開かれてない分、日本人の排外主義ってまだ抽象的よね。

まあともかく、EUが弱体化し、トランプかクリントンかというどっちに転んでもあまりいいことが起きそうにない選挙が控え

そういう中で社会保障費の増額を叫ぶより

治るが勝ち

ですよ。

これは言うのはやめないね。

言い続けるのが私の社会的な責任ですからね。
言わないほうが儲かるとしても、言うね。
無駄な舛添批判ばっかりしている大メディアの真似はしたくないからね。


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愛着障害と感覚の問題

2016-06-23 07:53:35 | 日記




さて、新刊を出すと旧交を温める機会もあるんですが
そういうお便りから。
これはブログで答えますね、とお約束していたので。
教員の方からです。

=====

最近自分も、愛着障害が気なっていて、以前からコンサータやストラテラが効かない子供が多すぎるのが気になっていました。

自分の仮説は先天的に脳にダメージを受けているのが発達障害、後天的に脳の発達が阻害されているのが愛着障害、どちらも、結果として表れるのが、多動性とか、不安、不注意なのではと思っています。

結果として現れるのが同じ症状だとしても脳のダメージ部位は違うのかもしれませんが、おそらく、感覚統合を軸にした体と脳を関連づけたトレーニングやクールダウンの方法が効果があるのではないかと思っています。

愛着障害の人に南カリフォルニア感覚統合テストなどの検査をしたとき、どういう結果が出るか?発達障害の子どもと似た結果になるのかどうかなど心理士さん達の最新の動向がとても気になっています。

=====

これを読んで改めて気づいたんですけど、先天的後天的の概念がわりと「どっちでもいい」になっていましたね、最近の私。たぶん神田橋先生のところで治ってくる人たちの話を聞いてその傾向が強まったように思います。なんでそんないかがわしい(褒めてます)方法で治るのか。そしてそれを説明しているのが灰谷さんのやっていることだったりするんですけどね。

そもそも先天的後天的って定義が難しいですね。胎内はどうですか? 両親のそのまた両親との関係性は当然子育てに引き継がれますがそれは先天的後天的どっちですか? だったら愛着障害と発達障害はどう分けるのか、私にとってはどっちでもいいけどそういえばそこにこだわって質問していた人もいましたね。そして愛甲さんはクリアに答えていました。

愛着障害の人にすでに確立された感覚統合テストをやるとどういう結果が出るか。そりゃあ固有覚は弱く前庭は入らなすぎか入りすぎで五感にも偏移があることでしょうが、そもそもエビデンスガーの人たちはそういう研究やらないでしょうね。だってたった今他害で悩んでいる親が子どもを連れてくるとまず「国際的に標準化されている強度行動診断の基準でアセスメントする」から始める人たちだから、治すもなにも自分たちの研究が大事だから、まず悩んでいる患者を後回しにして「愛着障害の国際的に標準化されている医学的診断基準がどうのこうの」から口角泡飛ばして議論するでしょう。

皆さんがそれに巻き込まれる必要はないですよ。

「自分が愛着障害かどうか」と思うこと自体が私には無駄に思えますが知りたければ、神田橋先生のいかがわしい新刊(褒めてます)に載ってる診断法を使えばいいでしょ。数秒でわかりますね。治療法も載ってますね。大変にいかがわしいですね。でもあれで治っている人たくさんいるんですよ。そして灰谷さんの理論はそれを裏付けてしまったりしているんですけどね。まあその話はもう少し本が行き渡ってからにしましょう。

それと「感覚統合」に私が目覚めた時期から知っている先生だから言いにくいんですけど、ここに度々書いているように私にとって感覚統合はすでに過去のもんです。このギョーカイでは「身体アプローチ」と「感覚統合」を一緒くたにして使う人いますけど、私の中では「感覚統合」は「身体アプローチ」の先駆けであり、私にとっての過去であり、身体アプローチのごく一部です。ある意味、感覚統合を統合して今の花風社路線がある感じ。「人間脳を育てる」にも書きましたけどね、感覚統合で治せないことあったでしょ。具体的に言うと

・季節の変動への弱さ
・排泄
・睡眠

あたりね。内臓も筋肉も対象にしない感覚統合オンリーでは治りませんでしたね。そこに働きかけたのが栗本さん方面ですよ。そしてこのあたり解決するとぐっとラクになるでしょ。情緒面も学習面も芋づる式によくなっていくでしょ。そしてもりしーさんたちのやっているスポーツ方面。コミュニケーション力ぐんと伸びるでしょ。



そもそもね、灰谷さんの本を作りながら思いましたが「内臓も筋肉も度外視して前庭覚語るとは考えてみたら感覚統合無理があるわ」って思いました。

でももりしーさんは灰谷さんの本読んで「心ある感覚統合の人たちはこれやってはる」とは言っていましたね。そしてこれこそが本物の感覚統合だと。まあ、「感覚を統合する」という意味ではそうね。それだけじゃなく灰谷さんは「動きの発達」を促す方法を見抜いた、これがすごいんだけどね。

だから「人間脳を育てる」の副題を

動きの発達&原始反射の成長

にしたんだけどね。

まあともかく

もりしーさんが書評を書いてくださったので読んでください。
「からだのしくみ」がしっかり書かれている本だと評価していただいていますね。
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つながりと広がり

2016-06-21 09:40:24 | 日記
さて、アマゾンで「人間脳を育てる」ご予約の方、発送が予定より一日以上遅れると思います。昨日取次さんからも電話をいただき、予約数がかなり多いとのこと。
直販の数も多いし、すでに「おかわり」が発生しています。「おかわり」とはどういうことかというと「読んだ。素晴らしい本だった。支援者に読ませたい。子どもが自分用にほしいと言っている。マーカーでぎっしりになってしまったのでもう一冊!」みたいな感じの追加のご注文です。

灰谷さんにも「ヒットしますね。これは。売れるのもうれしいですがスタンダードになってもらいたいです」とメールしました。灰谷さんは「スタンダードになると嬉しい。子どもたちへの恩返しになります」と返事をくれました。子どもたちに習ったことだから、子どもたちの未来に返したいというのが実践家としての素直な気持ちなのでしょう。

今回の本は「つながり」と「広がり」を大事に作りました。
「つながり」と言っても「地域とのつながり」とかいうどっかの事業所が謳いそうなつながりではありません。これまでみんながフシギに思っていた
・身体
・情緒
・学習
・言語
のつながりを明瞭にしたということです。

そして神田橋先生のアドバイス通り、

「原理はうんとカンタンで、そこからみんなが勝手に発想を広げていけるようなもの」に作りあげました。もりしーさんは「みんな考えなあかんやろな。考えたらええねん」って言っていましたけど本当にその通り。それがチットチャットのやっていることでしょ。スタッフはたくさんのお子さんを相手にするけどおうちではもっと少ない数でいいから考えればいいでしょ。そしてその先にしか一次障害を治すほどの発達はないでしょ。

早速それに気づいてくれた支援者の方の書評です。

「回数券を使い切る」っていうことをこれから意識して支援にあたっていこうということ。
ただ「回数券を使い切る」ということの大切さを訴えると、浅薄なレベルでは「ありのまま系」と混同する危険もある。それを防ぐために載せたのが「あとがきに代えて」です。

灰谷さんは今後も講座やセッションをていねいにやっていくと言っています。

そして私は読書会をやっていこうと思います。その手始めが7月29日。これは無料でやります。今後はわかりません。できれば、関東以外でもやりたいと思います。そうするとどうしてもある程度費用がかかるでしょう。なぜこの本の読書会をやりたいかというと、「発想の広がり」というものはどういうことか、わからない人がいたらもったいないからですよ。こんないい本ができたのに。

最近の「とと姉ちゃん」を見ていると、昔を思い出します。雑用のために入ってきた人がいきなり企画会議に出されて企画考えろと言われる。ああいう空気、すごくわかります。経験のない人にはない働き方だろうなと思います。
私はアシスタントエディターとしてこの世界に入りましたが、そこから一貫して(今に至るまで)いつも「実力以上の現場」にいきなり立たされそこで真っ向勝負してきたんです。

体力的にきついこともあったし、知力も振り絞ったし、何しろ出版と言うのは基本的に小さい企業の集まりなんで、研修らしい研修はありません。見よう見まねで失敗しそこから学びながらオリジナルな仕事をするしかサバイバル方法がないんです。くじけそうになるとき、もっと官僚的な仕事場で女子には決まり切った仕事しか与えられず愚痴っている多くの女性のことを思いました。

日本の学校教育を受けたあと、上から指示が降ってくる仕事について、そこからお母さんになったりすると、どうしても発想の広がりがなくても仕方ないかなあと思うようになりました。誰かの言うことをうのみにしていたら成果が出るような誤解をするんでしょ。でもそれはないから。そしてもったいないから。何がもったいないかって、お子さんの可能性です。

一応あの本を作った私は、あの本に載っていることを理解しているはずなんで

皆さんと一緒に「発想の広がり」を実践してみる機会を設けたいと思います。
7月29日午前、ラポールシアターです。
午後は有料イベント。栗本さんの運動会とちゅん平さんの講演会です。
今週末くらいにお知らせ流しますね。

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