宇佐美圭司壁画処分問題
この事件……昨日、大学時代の友人のFacebookで知ってびっくりしたのですが、記事は見ての通り。あまりのことに詳細を書く気もしないので、ご興味をお持ちになった方は、上記リンクを参照いただければ幸いです。
残念ながら、絵はすでに「処分」されてしまったそうです。
既成事実を作れば、あとはウヤムヤにできるという日本最高学府の人たちの高度な判断なのでしょうか。
記事の意見にもあるように、これがバーミヤン仏像を破壊したタリバンがやったことではなく、東京大学が行ったということに、怒りを通り越した無常観を感じてなりません。
いや、タリバンはイスラムの教えに従って仏像を破壊したわけだけど、東大の担当者は何も考えずにそれを行っただけ、タチがわるいかもしれません。
よく亡き父がその昔、「日本の四大悪」と呼ばれたものに、朝日新聞・NHK・岩波書店、そして東京大学があると聞かされました(この中で、岩波書店だけは現在昔の勢いはありませんが)。どれも進歩的なことを言いながら、実は権威的で自分が一番偉いと思っている、といった意味でしょうか。
ともかくも日本最高学府の鈍感力に驚きを隠せない次第。
みなさまは如何思いますでしょうか。