昨日はお台場の妖怪博物館というところにいて、日本人力士10年ぶりの優勝とやらをリアルタイムで見られませんでした。
それにしても琴奨菊関、地獄から這い上がってきて立派でした。敵ながら天晴れ(誰が敵やねん)ってことで、エールを送りたいと思います。
なんか今場所の菊関、無心、明鏡止水の如しって言葉がぴったりでした。
美人の奥さんもらったことで「愛される大関」になりたいという欲求もなくなったのでしょう。
稀勢の里との相撲も、ライバル心や嫉妬心というものがない、あくまで取り組み相手の一人という相撲だったと思います(キセノン、しっかりせい!)。
菊関が本当に良い人だということは、わたしは震災直後の募金でよく知っています。
錦糸町駅のさびしい方の出口で佐渡ヶ嶽衆が並ぶ中、琴欧洲にはいっぱい募金が集まる中、人気のない菊関。
一緒に募金に行ったあ@花さんが、見かねて募金をしたその時、私は掛け声を一発かましました。
「いよ! ことしょうぎく!」
自慢ではありませんが、わたしの声はよく通ります。満員の国技館でも歌舞伎座でも響く声で一発。
その瞬間、土砂崩れを起こした顔。
忘れもしない、愛妻にほっぺをチューしてもらったのと同じ(こちらの方がなお土砂崩れ)顔でありました。
うーん。来場所の綱取りはどうかなあ・・・(笑)。
そんなことより稀勢の里!
なんで最後に帳尻合わせて9勝にする!
なんで6つも負けるんだ、コノヤロー!
来場所の奮起を願います。