小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

ハロウィンは西洋なまはげ?

2013-10-31 10:11:22 | Weblog
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今日はハロウィン。
ツイッターを見るとハロウィンを「西洋なまはげ」と呼んでる人もいるようですね。

ちょっと違うと思うけど、言いたいことはわかります。

ハロウィンをおどろおどろしいと感じてる人は少なくないようで、そのルーツを繙いてみると古代ケルトのドルイドという教えに行きつくようです。

古代ケルトに関係するかわかりませんが、ファウストの中で登場する「ワルプルギスの夜の夢」にあるような、魔女によるサバト(響宴)といったイメージでしょうか。
ケルト神話とゲルマン神話というのはつながっている部分が多いので、あながち間違いではないと思います。

イメージ的にはベルリオーズの幻想交響曲・5楽章、「ワルプルギスの夜の夢」かな。
(3分過ぎに有名なフレーズが登場します。ご存知ない方はご一聴を ↑ )



ハロウィンは同じキリスト教でもプロテスタントの人はやらないと言います。

基本的には一神教のキリスト教ですが、多神教だったローマ帝国が受け入れた時点で、ヨーロッパ土着の神さまと神仏混淆ならぬ、神耶蘇混淆(そんな言葉、ありませんが)となったわけですが、それにしてもハロウィンは魔女のサバト的な要素が強いです。

そのためか、コスチュームはどんどん怖い方、ホラー系へ流れてるようで、さきほどツイッターに寄せられた画像では、貞子のメイクをしてる人がいたようです。
気がすすみませんでしたが、提供者ご本人の許可を得たのでUPします。



もともとキリスト教由来の祭りじゃないとはいえ、完全にホラー映画系の方向に舵を切ってますね。

昨日、TVを見てましたら、ハロウィンの市場効果というのは1000億円だそうで、600億円のホワイトデーを凌駕。1600億円のバレンタインデーに迫ろうと言う勢いだそうです。

1000億も市場効果があるんだったら、やめろとも言えませんが、あのカボチャや外国のコスチュームが嫌いな人も世間に多いようで、
「母は大好きですが、ぼくと父は大嫌いです。早く終わってくれないかな」
なんて声も寄せられていました。
コメント (2)
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