小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

朝青龍の白いオーラ

2010-01-24 10:10:10 | Weblog
昨日はクライアントの友だち、A氏と一緒に大相撲観戦に行きました。
いつもなら自営業どうしなので、とりやすい平日の中日あたりを選ぶのですが、
一番安い2人用の枡席は最近人気があるのか、まったく取れません。
そこで国技館内のお茶屋を通じて聞いてみると、何と14日目の枡席をゲット!

大相撲初場所十四日目、当日は14:00にJR両国駅で待ち合わせたのですが、
この日にも朝青龍の優勝が決まるかというだけあって、
駅の界隈から国技館にかけては人でごった返しています。
当日券を求める人の行列も長く、人が平日の3倍以上いる感じでした。

力士もお客さんが入ると、力が入るのですね。
前回の九州場所は人の入りがわるいせいか、
”ぶつかってベチョッ”という、淡泊でつまらない取り組みが多かったのですが、
今場所は土俵際で粘る相撲が増え、前回とは打って変わった面白さです。
やっぱりお相撲の醍醐味は土俵際の攻防、逆転に次ぐ逆転ですね。
(最近、九州場所は不人気な上、つまらない取り組みが多い。
 一度、あらたに札幌場所などを設け、チェンジしてみては如何でしょうね)。

A氏のご贔屓は一に稀勢の里。
二に稀勢の里、三、四がなくて五に稀勢の里という熱狂的なご贔屓です。
今や横綱大関の大多数が外国人力士というご時世に、有望な日本人大関候補なんですが、
素質は大関横綱なのに、イマイチこの人がピリッとしない。
今場所も琴奨菊以下、苦手を下して5連勝したあとは、ズルズルと5連敗。
昨日ようやく勝ち越しというありさまです。
で、昨日の相手は、前の日に白鵬を下した魁皇。
白鵬が負ける場所というのは盛り上がることが多いのですが、
今場所も、どうやらその例に漏れません。

この日の相撲・・・昨日、横綱を下した省エネ相撲と打って変わり、
魁皇と稀勢の里はがっぷり四つ。
きせも十分ではありましたが、何と魁皇に右上手をとられてしまいます。
全盛期を過ぎたとはいえ、魁皇に黄金の右手をとられては土俵を割るしかありませんでした。
稀勢の里は全身から赤いオーラを発散させていたので、やると思ったのですが、
やはり記録を持ってる力士には簡単に勝てないってことなんでしょう。
それでも稀勢があんな強い気を発散させているを見たのは初めて。
来場所に期待しましょう。

昨日の白眉は何と言っても結びの一番、朝青龍vs日馬富士。
力士も番付が上がるにしたがい、体から発散されるオーラが変わってきます。
中でも朝青龍から出てくる”白いオーラ”は凄まじい。
一方の日馬富士の発散するオーラも同様に白く輝いています。
これが生で見る醍醐味です!
結果はみなさんご存知のように、朝青龍25回目の優勝。
木戸銭を払って見る価値のあった相撲でございました。

写真は日馬富士と山本山。
昔は日本人力士と外国人力士の体形は反対だったのですが、時代は変わったものであります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする