小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

外国人参政権をどう思いますか?

2010-01-23 06:38:40 | Weblog
昨日の国会では鳩山総理が朝三暮四の意味を質問され、
朝令暮改と間違えて恥をかいた・・・との記事がありました。
しかし学校の先生が書いた黒板の誤字を、鬼の首をとったように喜ぶ子供じゃあるまいし・・・
麻生さんの時もそうでしたが、別の意味で”やれやれ、またか”という感じです。
質問した茂木議員は東大からハーバードに進んだエリートで、
減点法の試験をくぐり抜けてきた人ですから、
「ひとつダメならすべてダメ」という思考回路をお持ちなのかもしれませんが、
政治の中身と関係ない、この手のあら探しはやめていただきたいものです。

ただ、それとは別に鳩山総理の「外国人参政権は当然」との発言・・・
あれは一国のリーダーとして、はなはだ不適切だと思います。
単純に考えて、日本国籍を持たない人に、
なぜ国政を任せる参政権を与えないといけないのでしょう。
これこそは一連の「異常な平等意識」に通じるものに思えます。
(関係ありませんが、鳩山総理が揶揄される「金持ちのおぼっちゃんだから」というのは、
 逆に差別されていると、私は考えます)。
ツルネン・マルティ氏のように、
帰化して日本人になった人なら、選挙権はもちろん国政にかかわることもできますが、
外国人参政権は外国からの内政干渉を認めるに等しい。
こんな意見が出てくること自体、異常なことだし、
また一国の総理がそれを認めるなどというのは如何なものでしょう。

鳩山総理の祖父はフリーメーソンでしたから、
鳩山家に国境を越えた世界平和の思想があったのでしょう。
しかしながら、今のところ宇宙人の侵略もなく、
ウルトラ警備隊も必要としない現段階で、外国人参政権は時期尚早です。

鳩山さんはオランダの首相に「私は鯨肉は食べない」と言ったそうですが、
国益よりも世界平和を選ぶリーダーというは、如何なものでしょう。
大半の世界の国は、他国の利権を虎視眈々と狙ってますからね。
そのあたりを見極められられるシビアな人に、
どなたか総理の席を譲ってほしいのですが・・・。

画像は1月19日、繊研新聞さんに掲載された私の記事。
根津美術館を見たレポートとして、日本と中国の陶磁器について書きました。
ご笑覧いただければ幸いです。
コメント (6)
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