ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

せちがらい時代であればあるほど、長い目で見て子供を育てて欲しい(学校で教えてくれない経済学)

2011-07-31 08:12:25 | 経済学
解説者の広沢克己さんの話をなるほどそういう見方もあるのかと思いながら昨日のひいきチームのナイタ―をテレビ観戦した。

打者鳥谷は相手投手と比べて格が違うのだから、あらかじめ狙い球を決めて打つようなことはしないで打って欲しいと話していた。ファーストストライクを打ってヒットを打つ確率が一番高いという話も面白かった。狙い球を変化球においていた。この日の鳥谷は、初球の絶好球をことごとく見送っていたと解説していた。

打者の上本は、引っ張るタイプの打者である。からだは小さいが、それが彼の持ち味なのだから、長所を伸ばしてどんどん引っ張らせたらいい。野球では3割打者を大打者という。7割打ち損じている。3割の確率で前向きにとらえて育てて欲しいと話していた。最近は守備要員で使われている野手の俊介にもそれが言える。彼はあれこれ指導されて委縮しており伸び悩んでいると話していた。

投手の起用については、2点をリードされたあと出した投手川崎について、これ以上1点も与えられないタイミングで出すような投手でないと、打たれる前に話していた。相手チームの打者スレッジに3ランホームランを打たれて万事休した。彼は守っても代打桧山の左中間あわや抜けると思われた大飛球を背走してスライディングキャッチしてひいきチームの息の根を止めた。「あれが抜けていたら、わからなかった」と相手チームの尾花監督が試合の後話したと読売朝刊に出ていた。

この日スレッジ選手は、5打数5安打。うち満塁ホームラン含めてホームラン3本である。すごいバッターだと思い知らされた。それでも最下位だ。野球は打てなければ勝てない。しかし、野球は投手が要である。この日もひいきチームの指揮官は投手の代え時を誤った。投手石川を引き延ばし過ぎて墓穴を掘った。プロの監督で一番難しいのは投手の代え時と言われる。打たれてから間違いを認められても後の祭りである。負けるべくして最下位チ-ムに負けた。今の指揮官は勝負師としての気質に恵まれていないのではないかと勝手に想像している。

広沢さんのこの日の解説に「自分はじっくり育ててもらった」という言葉を口にしていた。一度レギュラーに出すと決めたらいじくりまわさないで辛抱強く育てて欲しいと繰り返していた。人それぞれの育て方があるから一概に言えない。しかし、いまの若者を見ていると踏ん張りが利かない人が増えたような気がしてならない。それだけ世の中が世知辛くなったと言えばそれまでだが、この子供を育てるんだと初めに見込んだのなら、やり通して欲しい。当然、人には向き不向きがある。逆に、この子は野球に向いていないなと思えば、遠慮せずに子供に伝えてやってほしい。


昨日出て来たひいきチームの投手の顔をテレビ画面でみていた。打てるものなら打ってみろと言わんばかりのふてぶてしい顔つきの選手が少なかった。投手が自信なげに投げられると守っている方も余計疲れる。攻める時のエネルギーがその分奪われると広沢克己さんも話していた。

たかが野球、されど野球という名セリフを残したのは高校野球で名を残した蔦監督である。野球から学ぶことがはなはだ多いと思う次第である。ひいきチームのファンはことのほか口汚い野次を飛ばす。解説者の広沢克己さんもひいきチームで活躍した経験がある。このチームのファンのやじは堪えたと以前解説で話していた。ファンもひいきの引き倒しを好まないだろう。一方、世知辛い世の中であればあるだけ、今こそ、指揮官は、長い目で見て、子供の長所を伸ばす育て方をして欲しい。(了)

脈があるのかないのかの見極めが肝心だ。アメリカは本当に脈がないのか?(学校で教えてくれない経済学)

2011-07-30 09:08:32 | 経済学

「脈がある」を広辞苑で引けば「①脈拍が絶えないで、まだ命がる。②転じて、前途に見込みがある」と出ていた。明らかに肺炎をおかしていることが素人目にも分かるケースでも最近の多くの医者はすぐ検査である。

語弊があるかもしれないが、頭から検査からはいり、脈をとらないところは、さいきん何かと言えば囃される格付け会社と似ている。ストレステストも同類項であろう。原発はなんとなく胡散臭いしろものだなという嗅覚が機能しないことの方がはるかに怖いのではないか。

今朝の「ワールドWaveMorning」を朝6時から見ていたら、米債務上限引き上げ問題が難航しており、NYダウが、前日比96ドル安、12,143ドルで取引を終了した。NY外国為替市場で、ドルが売られ1ドル=76.73円、1ユーロ=110.45円で取引された。原油はバレル95.70ドル、NY金先物はトロイオンス1,628.30ドルで取引されたと「経済情報」のコーナーで紹介していた。

米ブルームバーグに出演した投資会社の迂闊にも名前を書きとめられなかったが、「債務上限引き上げ問題などはこんなにも騒ぐことではない。引き上げられるか、引き上げられないかが問題でない。8月2日までに必ず引き上げられる。問題はその中身である。」と話していた。

これを聞いていて、先の脈があるか、脈がないかという言葉を広辞苑で引いてみたくなったのである。先の米専門家は、アメリカには十分脈があると確信しているようだった。「8月2日を過ぎれば、ドル相場は反発、株価もアク抜けする。」と明快だった。昨日、「モーニングサテライト」に出演した堀古英司氏も「アメリカはギリシャと同じではない」と明言しておられた。

アメリカが本当に脈がなければお陀仏である。当然、米債券は紙くずになる。米ドルも同じく紙くずになる。ところが、米格付け会社が米国債を格下げしても、誰も紙くずになるとはいっていない。最高ランクのAAAではないと言っているにすぎない。当然楽観過ぎるのは危険だが、金融ブローカーが囃したてて銭儲けの種にしているに違いないと思う次第である。

「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演した三菱東京UFJ銀行、岩岡聡樹氏は「①債務上限引き上げ問題が進展していない。②今年4~6期、米GDPデータが予想を大きく下回った、③エネルギー相場が失速したことがNYダウを押し下げた」と解説していた。特に米GDPが予想を下まわったことが株価を下げ、ドル相場を引き下げたと強調しておられた。米国が一番心配しているのはGDP(国内総生産)が思うように伸びないことではないかと思っている。

私ごとで恐縮だが、西宮病院の当時眼科部長だった市橋賢治先生は「治る病気か治らない病気かは目を見た時にすぐにわかります」と話しておられた。「いろいろなところを回った後で、うちへ来られる。目をいじくりまわされた後では、正直、手の打ちようがない」と話された。

脈があるかないかが大事である。専門家が見ればたちどころに分かる。治る病気か。そうでない病気か。そのあたりの見極めが人生すべてについて大切なのではなかろうか。(了)

ウエリチ夫妻流勝利のリーダー術:ニューズウイーク日本版最新号(学校で教えてくれない経済学)

2011-07-30 07:30:53 | 経済学
「チームを勝利に導くために本当に必要な4つの鉄則」とのタイトルで、GE前会長、ジャック・ウエルチ夫妻が、近着のニューズウイーク日本版に投稿している。第一に、個々の立場を理解させる、第二にゲームプランを持つ、第三に、率直に話す、第四にお祝いをするとあった。

第一では、「驚いたことに、部下に対する評価を本人に伝えないのがほとんどだ」と書いていた。第二では「大半のリーダーが精神論ばかりで具体性の乏しいゲームプランしか示さないことだ」と書き、第三では「リーダーは難しい課題に挑戦するようメンバーの背中を押し、「失敗しても問題ない」と請け合う」と書き、第四には「小さな成功をその都度祝福するチームは、最後に大きな成功を手にし易い。ところが、実際に勝利を収めるチームがどうしてこんなに少ないのかということだ。」と結んでいた。

第一の指摘の中で「ほかの仕事を探すべきだと告げるのが早ければ早いほど、本人にとっては好ましい。不景気になる前に職探しが出来るからだ。」とズバリ指摘していた。さらに「使いものにならないメンバーにはその事実をきっぱりと指摘して、もっと活躍出来そうな職場に転職するためだけに時間を割く。」というくだりが一番面白かった。

旧聞に属するが、以前、同窓会のゲストして出演した元力士、貴闘力から聞いた話を思い出した。相撲部屋に毎年100人近く新弟子が入る。ところが物になるのは1~2名だそうだ。相撲に向かない男は一年みているとだいたい分かる。大事なことは少しでも早めに、「お前さんは、相撲ではメシが食えない」と率直に話してやるようにしていると言っていた。

相撲は取れないがちゃんこ料理を任すと玄人はだしの男がいる。そんな男には出入りの料理屋に話をつけて板前として送り込む。水を得た魚のようにいまでも活躍している。一番先に売れるのが鬼がわらのような顔をしている男だ。警備会社が真っ先に引き取ってくれると言って会場を湧かせた時の様子をよく覚えている。

人それぞれに向き不向きがある。一端辞めると新しい働き口はなかなかない。特に不景気な昨今、職選び出来る余裕は一般的にはない。終身雇用という日本の優れた伝統にも陰りが出て来た。しかし、この男は向いていないとなれば、それぞれの持ち場の上司は「ほかの仕事を探すべきだ」とアドバイスしてやる方が本人のためになるかもしれない。

ウエルチ夫妻は「上司は部下たちをただ褒めればいいわけではない。チームに欠かせないスタ―プレーヤーには高い評価をきちんと伝える」ことが大前提だ。そうでないと、優秀な人材は「評価されていない」と感じ、精神面・金銭面でもっと高く評価してくれる会社に流失してしまう。」と書いていた。

前日のナイタ―で投手起用を間違えたひいきチームの指揮官は、この日のナイタ―では、投手久保を早々に降ろした。ところが後の投手が踏ん張れず同点に追い付かれた。ただ前日の轍を踏まずと思ったのか、抑えのエース藤川を出してなんとか苦しいゲームを引き分けで終えた。投手の代え時が一番難しいとプロ野球の監督経験者が口を揃えておっしゃる。全て結果論だが、なでしこジャパンの監督の選手起用が高く評価されるゆえんであろう。(了)

指揮官は、国(チーム)全体のことを考えて行動して欲しい(学校で教えてくれない経済学)

2011-07-29 11:39:42 | 経済学
日本のプロ野球ペナントレースは、オールスターを終えて、残り試合からみて「折り返し点」に来た。ひいきチームが、苦手意識の強い某チームを相手に珍しく2連勝し勝率を五分に戻した。さあ、これからと言う大事な試合を0-2で落とした。あの試合はこれこれだったと、後々言はれることになるだろう。そう言う予感がする。

1点をリードされて迎えた最終回、加藤という今年、左投手欲しさによそのリーグから獲って来た投手を起用した。テレビ観戦していて、こういうことをやっていると、今年もこのチームは優勝できないなと正直思った。指揮官に「戦う姿勢」がないと、敵味方に思われても仕方がないと、その時感じた。仮に打たれても彼が打たれたら仕方ないと思えるような選手起用をするのが真の指揮官だろう。

「ニュ―ズウイーク誌日本版」最新号は「おぼっちゃま首相は危機に強い。」のタイトルで、「エリートの甘さもある。オバマ同様、向う見ずなこともするが、危機に直面した途端に生き生きとする。危機の際には本領発揮、盗聴事件で分かった「英国版オバマ」の意外な底力」とアンドル―・サリバン(政治評論家)の記事を載せていた。「キャメロンもオバマも現実主義者であるが、夢想家でない。」と書いていた。夢想家が一番危ない。

別ページで同誌は「共和党のジョン・ベイナ―下院議長は、財政赤字協議で、先週、ついにオバマとの交渉にサジヲ投げた。」「原因は、性格の違いではない。この国の針路についてビジョンが違うからだ」とベイナ―は説明した」と書いていた。28日の「ワールドWaveMorning」{ドイツZDF)は、「共和党が党内で意見がまとまらない。それは茶会党(ティーパーティー)(保守派)の存在が影響している」と紹介していた。

今朝のテレビ東京系の「モーニングサテライト」に出演した堀古英司氏は「債務上限引き上げもデフォルテも表向きの理由である。そもそも米国債格付けのAAAは実態とかけ離れている。しかし、アメリカはギリシャと違う。数週間利払いが滞っても、どおってことはない。この問題は前向きにとらえるべきだ。」と明快だった。

中国高速鉄道事故現場を温家宝首相が訪れ陳謝したと中国中央テレビ、香港ATVシンガポールCNAがそれぞれ時間を割いて放送していた。温首相が現場へ行くのが遅れたのは一週間入院していたためであると説明していた。香港ATV,CNNは「犠牲者の不満はいまだ収まっていない」と解説していた。死者39名と出ていたがにわかに信用できない。信用は一度失うと取り返しがつかない。この点では最近全く「ワールドWaveMorning]で取り上げられないが、フクシマ原発問題での東電と日本政府の発言もマスコミ報道含めて全く信用されないから怖い。

最後になったが、28日のNYダウは、前日比62ドル安、12,240ドルで取引を終えた。NY為替市場では、1ドル=77.67円、1ユーロ=111.27円、原油WTI相場はバレル97.60ドル、NY金はトロイオンス1,613.40ドルで取引された。株安、債券安、ドル安は続くと「ワールドWaveMorning」は紹介していた。アメリカでは8月に入れば一斉に夏休みにスイッチが切り替わる。アメリカの議員さんも何事もなかったかのように8月になればいそいそと家路に付くのだろう。

問題は日本である。子供手当の割り振りでさも大きな仕事をしているかのような顔をされると国民は不幸である。指揮官は、国(チ-ム)全体のことを考えて行動して欲しい。(了)

米国は就職難だが、2530万人が高校卒業の資格を持たない:WSJ紙日本版(学校で教えてくれない経済学)

2011-07-28 12:13:41 | 経済学
「米労働統計局によると、25歳超の2,530万人の米国人が高校卒業の資格を持たない。この内、今年6月の段階で職についていたのはたったの980万人で40%未満だ。およそ160万人は職を探していると回答したが、残りはそれさえしていなかった」と27日付けのWSJ紙日本版はDavidWessel記者のレポートを紹介していた。

「米国は今4.68人の失業者に対して1件の求人しかないほどの就職難だが、一部の企業から払える賃金で必要な技能を持った労働者を見つけることは出来ないという声が聞こえる。一方、中国の生産労働者の賃金は2000年には米国の3%だった。現在は9%、2015年には17%に達するとボストンコンサルティンググル―プのハル・サ―キン氏は予測する。その結果、米国で再び人を雇う。しかし、米国に戻って来る仕事は「1時間当たり15ドルの仕事」で「1時間30ドルの仕事」でない。」と書いていた。

「米企業は株価動向と業績から目を離せず、かってないほど安定より柔軟性を優先している。景気後退期の経験から企業は思っていたより少ない人数で多くの仕事が出来ることに気付いた。一方、マッキンゼーの調査によれば、今後5年間にパートや契約社員を増やすと答えた企業は58%、外部委託や海外での雇用を増やすと回答した企業は21.5%だ」と書いていた。

一方、米FRB(連邦準備理事会)は、地区連銀景況報告(ベージュブック)を発表、「インフレは緩和したが、ほとんどの地域で景気回復のベースが鈍化したことを明らかにした。労働市場は軟調で、大部分の職種で賃金圧力は依然低迷している。」と同じくWSJ紙日本版が紹介していた。

27日のNY株式市場は、NYダウが前日比198ドル安、12,302ドルで取引を終了した。「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演した米みずほ証券、大宮弘幸氏は「連邦債務上限引き上げ交渉が難航している、ベージュブックが米景気鈍化を伝えたことが株価を引き下げた。NY為替市場では、1ドル=77.91ドル 、1ユーロ=111.94円とドル、ユーロが売られた。NY原油は在庫増で需給緩和懸念からバレル97.40ドルへ値下がりした」などと解説していた。

28日の「ワールドWaveMorning」はドイツZDF,英BBCがトップで、ノルウエ―での爆破・銃乱射事件のその後を詳しく報道していた。ストルテンベルグ首相は「ノルウエ―に何ら不安はない。ノルウエ―は、オープンで寛容な世界だ。」と演説した。英BBCは「容疑者は9年間かけて準備していた」と容疑者が隠し持っていた爆弾を爆破処理したと報じた。

香港ATVは中国高速鉄道事故で遺族が事故処理を巡って中国政府に抗議して100人がデモ行進したと伝えた。一方、中国中央テレビは「温家宝首相は遺族にお見舞いを伝えた」のみ紹介、遺族らの抗議行動などは一切触れず、「中国は空母の改修を進めているが科学研究や調査に使うためである」と解説していた。

米国では米財政赤字上限引き上げで、8月2日の期限切れが切迫している。しかし、米国が抱える最大の問題は雇用が増えない構造に変わった事実から目をそむけていることだろう。雇用が増えなければ不安心理が増幅する。オスロの事件も外国人に仕事を奪われまいとする恐怖心から生まれたかもしれない。米国労働統計局の話は日本とて他人事では済まされまい。(了)

円売り介入しても焼け石に水、米ドルがメルトダウンしているからだ(学校で教えてくれない経済学)

2011-07-27 09:24:48 | 経済学
4.7兆ドルが、世界全体で、一日に外国為替市場で取引されていると、ダウ・ジョーンズ経済通信が調査した結果として、26日付けのWSJ紙日本版に出ていた。仮に1ドル=78円で換算すると、なんと一日の取引額が日本円で約367兆円になる。日本政府は「急激な円高は望ましくない」と俗に言う「円売り」介入をにおわせているが、焼け石に水だろう。

同紙によれば、国際決済銀行(BIS)が2010年に発表したレポートでは、3兆9,800ドルだった。今回の調査では、豪、日、シンガポール、北米、英の公式統計の数値を使った。英市場取引が一日平均2兆1,910ドル、北米市場での取引は7,987億ドル、その他では豪市場は2,192億ドル、東京市場は2,846億ドルだった。英市場では前回調査から23%増加、スポット取引が増えたと書いていた。

27日のテレビ東京系の「モーニングサテライト」をたまたま見ていたら、「ドルは対スイスフラン、シンガポールドルで史上最安値を更新、対ニュージーランドドルで30年振りの安値、対ブラジル・レアルでは12年半ぶりの安値をつけた。対豪ドルで節目の1豪ドル=1.15ドルを一時超えた。ドル全面安の様相を呈している」と解説していた。当番組に出演した三菱UFJモルガンスタンレ-証券の藤戸則弘氏は「日経平均株価はドル・円相場がカギを握っている。」と話していた。

27日のNHK/BS「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演したみずほ コーポレート銀行、荒井守氏は「NYダウは91ドル安、12,501ドルで取引を終了した。米債務上限引き上げ問題で米議会で与野党合意が得られていない。米消費者信頼感指数は良かったが、ドルが対ユーロで、1ユーロ=1.45ドルまで売られたことが響いた」と解説していた。27日付けの読売朝刊は「投資家はドルを売っておけば安心という心理状況」(クレディ・スイス証券、深谷幸司氏)で、円高の長期化を予想する声が強いと紹介していた。
 
NY原油(WTI)先物相場は、バレル39セント高、99.59ドル、NY金先物相場は、トロイオンス4.60ドル高、1,616.60ドルと史上最高値を更新したと「ワールドWaveMorning」(経済情報)が紹介していた。原油、金が値上がりしているのではない。「ドル指数が過去最安値を付けた1980年に並んだ」(モーニングサテライト)結果に過ぎない。同様に、どこから見ても問題山積みの日本の円が上がったのではない。ドル相場が値下がりした結果に過ぎない。

一方、今朝の「ワ―ルドWaveMornig」はオスロ爆破・銃乱射事件の二ュ-スをドイツZDF,英BBC,フランスF2共にトップで取り上げた。アンネシュ・ブレイビック容疑者の弁護人は「精神異常」で弁護する考えだが、検察は「人道上の罪」30年の刑に当たるとしていると紹介していた。カタ―ル・アルジャジ―ルは「イスラムへの敵意から起こった事件だ」と明快だった。欧米の論理とイスラムの論理は異なることを教えてくれる。 

朝日朝刊(2005年11月17日)は「ノルウエ―国民、重税に反発、極右台頭」との見出しで「05年9月の総選挙では「移民排斥」を掲げ、「庶民の負担軽減」を訴える極右政党が第2党に台頭した。背景には、高齢化に伴う負担増に不安を募らせる若者や低所得者を中心に国民の「不満」がある」とオスロ発で稲田信司記者が書いている。この新聞記事は「ヨーロッパ歴史」教室(カレッジ芦屋塾長、富田勲先生)で昨夜入手した。

ノルウエ―は世界一住み良い国とされていた。それが今回のオスロでの凄惨な事件である。中国の高速鉄道事故も共産党一党支配の中国の将来を揺るがしかねないかもしれない。世界は政治と経済が表裏一体で動いている。日本の将来を託されている一人でも多くの日本の若者が世界の動きに少しでも関心を持って欲しいと常々思っている。(了)

創業260年記念、清酒「福寿」で、笑福亭松喬、桂文珍熱演(学校で教えてくれない経済学)

2011-07-26 12:30:01 | 経済学
創業二百六十周年特別公演として、清酒「福寿」、神戸酒心館ホールで、「酒心館寄席」が7月25日、午後7時から開かれ、笑福亭松喬・桂文珍さんの落語共演を家族と楽しんだ。200名近くの落語ファンが会場に詰め掛け、熱演を満喫した。公演の後、鏡開きがあり、一人一杯限定だったが、振る舞い酒を楽しんだ。

宝暦元年(1751)創業、一口で260年と言うが、口では言い尽くせないさまざまな苦難の歴史があったであろう。「ここまで潰れなかったということ自体すごいことですなぁ」と落語の枕の中で、桂文珍さんがしみじみ話された言葉が印象に残った。公演に先立ち当社安福幸雄社長は「ここまでこれたのはごひいきの大勢の皆さまのお陰です」と挨拶された。今の日本で一番忘れ去られていることは、「みなさんのお陰で、ひとりひとりが生かされている」という気持ちであろう。

27日の朝の神戸は快晴、昼過ぎには30℃を超える猛暑日になるのであろう。窓の外では蝉が今を盛りと、泣いている、いや、鳴いている。しかし、肌をわわる風は爽やかで、秋がすぐそこまで来ている感じさえする。今日も無事、朝を迎えられたと思うと、日本という国は平和な国であるとつくづく思う。

「ワールドWaveMorning」の放送で、筆者の朝は始まる。ドイツZDF,英BBCなどがノルウエ―、オスロでの爆破、銃乱射事件の様子を生々しく伝えていた。香港ATVは「中国での高速列車事故で中国政府が事実を隠ぺいしているのではないかと叫ぶ遺族の声を流していた。犠牲者の家族の身辺には常に何者かが監視している」と紹介していた。一方、中国中央テレビは、死者39人、負傷者192名と紹介、事故は終息した。25日、通常の運行を取り戻したとまるで何事もなかったかのように報道していた。海外での事故関連では、「ロシアRTRは、ボルガ川沈没事故で122人の遺体を確認した。沈没したボルガ号の窓全てを密封した後、引き上げ原因究明調査に入る」と報じていた。

経済関連では香港ATVがクリントン米国務長官が香港で演説し「債務上限引き上げ問題の世界に与える影響の大きさは分かっており、解決されると信じている。米国は歳出を抑え、政府は債券買い入れを減らす。パートナーであるみなさんは貯蓄率が高い。生活水準が上がれば米国の雇用が増える。世界経済は拡大する。」語ったと紹介していた。

週明け25日のNY株式市場は、NYダウは、88ドル安、12,592ドルで取引を終了した。一時、140ドル近く下げたと米ブルームバーグが伝えていた。「ワ―ルドWaveMorning」(経済情報)に出演した三井住友銀行、森谷亨氏は「マーケットは米国が債務不履行に陥ることだけは回避されると見ている。」と話した。ところがNY金先物市場は、この日もトロイオンス10.70 ドル高、1,612ドルと史上最高値を更新した。「米債務上限引き上げ」が議会をクリアしてもアメリカの景気が減速、失業が増えれば、財政赤字拡大は止められない。米国の株も債権も通貨米ドルも買えないとの思いが金買いに向かわせているのであろう。煽りを食って一時、1ドル=78円割れ寸前まで日本円が買われた。

ムーディーズは、ギリシャ国債の3段階格下げを予想通り発表した。フランスF2テレビはギリシャ不安、ユーロ不安を取り上げ「クレディアクリコール5.5%安はじめフランスの銀行株が投げ売りされた。ギリシャはつぶれないが、銀行は崩壊する。」などと報じた。欧米では国が潰れる、銀行が潰れる・潰れないの話がテレビニュースの話題をほぼ独占している。多くの識者も日本に住んでいると欧米の緊迫した金融情勢にはピンと来ないのであろう。どこまでも他人事であることが日本人の言動を見聞きしてまず感じる。極論すれば、身近なフクシマ原発事故も日本全体では他人事なのかもしれない。

オスロでのテロ事件、中国高速鉄道事故、ロシアボルガ号沈没事故、欧米の財政危機いずれも他人事では済まされないニュ-スである。創業260年を迎えて一番喜んでおられるのはさまざまな困難を乗り越えて来られた「福寿」のご先祖さんであろうと改めて感じる次第である。(了)

INAC神戸、2-0で千葉に快勝:女子サッカ―(スケッチ&コメント)

2011-07-25 11:07:34 | スケッチ


INAC神戸、2-0で千葉に快勝:女子サッカ―

江嵜企画代表・Ken



なでしこジャパンに7名の代表を出したINAC神戸が、大野忍選手の2本の
シュ-トで、ジエフユナイテッド市原・千葉に快勝した。試合後の記者会見で
大野選手は「17,000人以上の観衆は初めてなんで。緊張しました」と答えていた。
澤穂希選手は「ロンドンオリンピックで金メダルをとるようにガンバリます」と
答えた時、スタンドから大歓声が湧きあがった。

スタジアム入り口で、「祝 女子ワールドカップ優勝、澤選手、大野選手、
川澄選手、高瀬選手、近賀選手、田中選手、海堀選手」と書いた横断幕が
観客を出迎えくてれた。子供連れの母親の姿や夏休みということもあろう、
大勢の子供たちの姿が見られた。生でワ―ルドカップ出場選手が見られる。
子供の時の感動は先々の人生にとってかけがえのない宝物である。

試合は午後3時からホームスタジアム神戸で始まる。この日は午後1時半まで
大阪日本橋で日本画教室があった。猪熊佳子先生に、これこれしかじかと、
説明して教室を抜け出し、会場に3時10分前に無事到着した。

JR神戸駅から神戸地下鉄ハ―バ―ランド駅で乗り、最寄り駅「御崎公園」下車、
まず驚いたのは三宮からいつもはガラガラの電車が満員、予想されたこととは
いえ筆者同様、ひと目「なでしこジャパン」の姿を見たいミーハ―も多かったので
あろう。

最寄駅から切れることなく人の列が続いていた。座れないと覚悟してメイン
スタンドを避け、反対側の入り口からはいった。会場の様子をいつものように
スケッチ、前半、ピッチ左が千葉、ゴール前で赤のユニホームの神戸が
攻め込むところを描き込んで仕上げた。

前半35分、千葉のミスに乗じて大野選手がねじ込んでやっと1点、後半57分、
川澄奈穂美選手のパスを受けた大野選手が2点目のシュートを入れて
勝負を決めた。疲れなのか、意識してなのか、INAC神戸は終始相手ゴールに
攻め込むが、なかなか得点できなかった。

千葉のなでしこジャパン代表のひとりである丸山選手が途中アナウンスされた
時は敵味方関係なしにどっと湧いた。リーグ戦を戦っているというよりなでしこ
ジャパンの帰国第一戦のような雰囲気があり千葉もやりにくかったに違いない。

スケッチ画面左の黒い塊はカメラマンである。正確に数えたわけではないが
ざっと30人はいたのではないか。正直と言えばそれまでだが、後半はカメラマンは
そっくり右のピッチに移動した。

始球式にはサッカー元日本代表の釜本邦茂さんがボールを蹴った。遠目だが
この日、応援にかけつけたというなでしこジャパン、佐々木則夫監督の姿も見えた。
暗い話題一杯の日本だからなでしこフィーバーはこの先もつづきそうだ。

なでしこフィ―バ―ついでに言えば、澤選手に変装命令が出たとスポニチ電子版の
二ュ-スに出ていた。澤選手などは神戸三宮の大安亭(おやすて)市場での
買い物が大のお気に入りで、しょっ中通っていると、近くの喫茶の馴染み客が話し
ていた、とマスターが先日、紹介してくれた。万一の事故に配慮してINAC神戸が
急遽決めたそうだ。

「これからも応援よろしくお願いします」と代表選手7人全員が記者会見で話してい
た。ロンドンオリンピックはほぼ一年先の7月27日開幕と決まっている。9月から
アジア大会予戦が始まる。5ケ国から2国選ばれる。その中にまずは入らなけれ
ばならない。ひいきの引き倒しにならないことをひたすら祈るのみである。(了)


欧米の財政危機で、消去法で問題山積の日本円が買われている(学校で教えてくれない経済学)

2011-07-24 09:22:26 | 経済学
朝一番で震災の後の阪神青木にある更地をパトロールした。今年は白の朝顔が特に元気だ。キキョウも暑さ関係なしに次々花を付ける。むくげもさすが盛りは過ぎたが次々開花している。植物は本当に元気だ。世間ではごうやが緑のカーテンを作ってくれると節電の今年は特に人気で、ゴーヤのお陰で壁の温度が10℃下がるという記事を朝日朝刊コラムで読んだ。

人間様の世界ではどうか。ノルウエ―オスロで起こった事件の容疑者が32歳の極右のスエ―デン人だった。ビル爆破と同一犯人かどうか不明としているが、オスロ郊外のウトロ島で起こった青年集会を狙ったとみられる銃乱射事件では少なくとも98名が死亡したと23日付けのWSJ紙が報じていた。

一方、米国関連ではオバマ米大統領がベイナ―下院議長と進めていた米制債務講交渉が決裂、米財務省は、8月2日までに債務上限が引き上げられない限り連邦政府の支払いがストップする異例の事態に追い込まれる可能性が出て来たと同じくWSJ紙が書いていた。

次々大変なことが起こると思っていたら、中国上海近郊で高速鉄道が後続列車に追突され一車両が川に転落多数の死傷者が出たと駅の売店で並ぶ各紙トップで取り上げていた。共産党創設90周年記念に間に合わそうとの突貫工事の裏目が出たのではないかとの観測記事が出ていた。朝日朝刊は中国政権にも打撃かと解説していた。

23日付けのWSJ紙は、米政府債務交渉の決裂で、米国債の格下げ懸念が高まって来たと伝えた。米国は1941年からS&PによればAAAの格付けを維持している。一段階引き下げられAA+となれば、シンガポールやリヒテンシュタインより低くなる。政府の借入コストが増大するほか、投資家が米国債からドイツやカナダと言った国債へ動く可能性もある。世界で最も信用力がある借り手として米国の評判に既に深刻なダメージを与えていると書いていた。

24日付けの読売朝刊に、竹森俊平、慶大教授が「地球を読む」というコラムに「ユーロ危機、米財政赤字問題で、津波・原発・電力不足・政治機能停止の日本という国の通貨、円が急騰している。今は日本を買い、危なくなったら日本{円}を売る。」と外国人が考えるようになっていると書いておられた。どこから見ても買えない日本円であるが、欧米が抱えている問題が余りにも深刻であるために、あくまで消去法として日本円が買はれるのであろう。

米国関連では、23日付けのWSJ紙日本版に「米国では、失業者の3人に一人が1年以上失業している。多くの州でその期間が長期化する傾向がある。年齢が高く、高学歴であるほど、失業期間は長引く傾向がある。失業期間が長ければそれだけ再就職が難しくなる。労働人口に再び戻るケースはめったにない。失業人口が社会保障の障害手当てを収入の道として始めれば、政府から見れば、生産性の恒久的な損失と支出の増加を意味する」と書いていた。

何が起こっても不思議でない世の中に益々なって来た。月並みなことばであるが一日一善だ。自分の身の回りで、自分の手の届くところから、自分の出来る範囲で地道な努力を続けて行きたいと思う次第である。(了)

泣く子と地頭に勝てぬ。ユーロ、ドルへの不信感根強く、原油99.87ドル、金1,602ドル

2011-07-23 11:20:31 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


一仕事終えたドイツ、メルケル首相は、来週初めから夏休みをとるとドイツZDFが伝えていた。アメリカのオバマ大統領は、8月2日、期限切れとなる米連邦赤字上限引き上げで議会との調整がはかどっていないと22日付けのWSJ紙が伝えていた。

今朝の「ワールドWaveMorning」は、ノルウエ―首都、オスロで起こった2件のテロ事件を、ドイツZDF,フランスF2,英BBC、スペインtve,ロシアRTR、カタールアルジャジ―ラがそれぞれトップで報じていた。ノルウエ―のストルテンブルグ首相は、第2のテロ現場となったオスロから30キロ離れた場所での政治集会へ向かう途中だった。彼は無事だったとスペインtveが伝えていた。

オスロの爆破現場付近では今のところ7名の死者が出ている。なぜ、今、ノルウエ―なのかで、各国放送局が分析していた。ノルウエ―がNATO軍に参加してアフガニスタンへ500人の兵士を派遣している。リビア空爆にも関与している。リビアは有数の産油国である。産油国ノルウエ―の石油利権とのからみを指摘する局もあった。ノルウエ―は中東和平で仲介外交を展開している。国際テロ組織が「注目」と「恐怖を煽る」ためではないかなど様々な見方が出ていた。アルカイダによる犯行との見方もあるが、いまのところ犯行声明は出ていない。今まで安全だと思われていたオスロでの爆弾テロで衝撃度は強いようだ。

ユーロ圏首脳会議から一夜明けて、英BBCが、イギリスにとってどのような意味があるかについて時間をかけて分析していた。メルケル首相は、「ユーロを守るという歴史的使命を果たした。ドイツはコストを払うが、あとで何倍にもなって恩恵を受ける」と語ったと紹介、通貨ユーロを守ろうとするグループとイギリスなどユーロ圏から外されたグループが2分されイギリスがアウトサイダーになる事態が懸念されるとの専門家のことばが印象に残った。

今回の日本円にして18兆円、1,590億ユーロの巨額のギリシャ支援が決まった。しかし、根本的解決にはならないとする見方は依然強い。370億ユーロを負担することになった銀行の信用が格下げされる可能性を残した。帰国したギリシャのパパンドレウ首相はうまくことが運んだと議会で演説していた。しかし、ギリシャが巨額の財政赤字削減に大ナタをふるうことが今回の救済措置の大前提である。ギリシャにはその能力がないと見られている。

英BBCは、英メディア盗聴疑惑事件で、マードックの息子、ジェームズ・マードック氏に偽証の疑いが出て来た。英自動車工場を視察中のカメロン首相は記者にその点を問われて、もしそれが事実なら問題だと答えるところを映像で流していた。カメロン首相に被害が及ぶと英国政界が大混乱する。ロンドン警視庁も巻き込んだ今回の事件で、丁度1年先に控えたロンドンオリンピックの警備体制の遅れも懸念される。

22日のNYダウは、前日比43ドル安、12,681ドルで取引を終了した。NY外国為替市場は小動きで、1ドル=78.52円、1ユーロ=112.70円で取引された。NY原油WTIはバレル74セント上げ99.87ドルで取引された。NY金先物相場はトロイオンス14.50ドル上げ1,601.30ドルで取引された。

「泣く子と地頭に勝ぬ。」ということわざがある。諸策を講じるもののマーケットはユーロやドルの将来を信用していないのであろう。原油や金が上がりたがっている姿が分かり易く教えている。(了)