ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

ピアノリサイタル風景(スケッチ&コメント)

2011-04-30 12:36:04 | スケッチ


ピアノリサイタル風景

江嵜企画代表・Ken



ミハイル・カンディンスキ―さんのピアノリサイタルが、母校の創立記念音楽祭として、高等学校講堂で開かれる。たまたまその日、所用があり行けない。時間が許せば、いかがと、同窓のSさんから連絡をもらい、楽しみにして出かけた。

同窓会の仕事で甲山ふもとにある母校はしばしば訪れたことがあるが、講堂に入るのは初めてだった。JR摂津本山駅で阪急に乗り換え、甲陽線の甲陽園駅で降り、結構急な上り坂をゆっくり徒歩約20分、開演15分前の午後1時15分に会場に着いた。講堂は約700人入るそうで、在校生とその家族などでほぼ満席だった。会場の様子をいつものようにスケッチした。

ミハイル・カンディンスキーさんというピアニストは恥ずかしながら初めて知った。黒の燕尾服、長身を折り曲げるように深々と一礼されたあと、ポーランドの作曲家、ショパン(1810~1907),ノクターン{夜想曲}変イ長調0p.32-2という清澄な調べから演奏が始まった。

最初の曲は、あれっと、思うほど短く終わった。一礼されて舞台から消えた。休憩かと、思ったら、すぐまた舞台に姿を見せて、ノルウエイの作曲家、E.グリ―グ(1843~1907),抒情小曲集が6曲、続いた。正直、こう言う文が書けるのも、第54回生、相愛大学教授、音楽学教授、黒坂俊和氏が用意された解説文があるからである。

ロシアのM.I.グリンカ(1804~1857)作曲、M.A.パラキレフが編曲したという歌曲「ひばり」が良かった。解説によれば「優雅で清澄な旋律」だった。テンポがゆったりとしていて、文字通り清澄そのもである。だから、というわけでもなかろうが、会場そこここで、船を漕ぐ姿が見られた。

15分の「休憩」のあと、ロシア生まれのS.ポロコフィエフ(1891~1953)
S.ラフマ二ノフ(1873~1943)作曲の演奏が続き、3時15分過ぎに予定のプログラムは終わった。上品にアンコールを催促する拍手が起った。カンディンスキーさんは、三度目のアンコールで、いたずらっぽく、笑顔で「これでおしまいです」と日本語で話された。

カンディンスキーさんは、1973年ロシアで生まれた。2000年に日本に来られ精力的に演奏活動を展開、現在、洗足学園音楽大学講師、ヴァンク―ル音楽院特別講師である。大画家W.カンディンスキーの家系に当たるとパンフレットにあった。カンディンスキー展がたまたま地元、兵庫県立美術館で開催中と聞いたので、是非鑑賞したいと思っている。

帰路、最寄駅の阪急御影駅から数分のところにある香雪美術館(078-841-0652)に立ち寄った。5月8日まで開催中の「田渕俊夫特別展 澄みわたる四季」を堪能した。花のスケッチを数点見られたのは大収穫だった。

田渕俊夫略年譜によれば、昭和16年(1941)東京生まれ、一浪して東京芸大美術学部日本画専攻とあった。在学中の成績は下から二番目だったなどとわざわざ展示作品に添えられた解説にあった。日々試行錯誤、研鑚を経て今日あるのであろう。30数点が展示されている。絵に添えられた文を拝見しながら一点一点の作品を追って行くと、氏の生き様が浮き彫りされて来るように思えた。

この日は、カンディンスキーさんの清澄なピアノ演奏ではじまり、同じく清澄な田渕画伯の絵を鑑賞する機会に恵まれた。夜は英ウイリアム王子とケイトさんの結婚式の様子の一部始終をテレビ桟敷で堪能した。音楽、絵に限らない。人生、日常にありの感を日々、益々強くする今日この頃である。(了)


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中国人口急激に老齢化進む:WSJ紙、NYダウ72ドル高、ドル安進む

2011-04-29 11:15:08 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


中国の人口が急速に老齢化していることが、28日、中国国家統計局が発表した統計でわかった。ある中国人人口統計学者は1980年に施行された一人っ子政策を廃止すべきだと主張している。しかし、中国政府首脳は、一人っ子政策を変更する予定は全くないと語ったと、28日付けのWSJ紙は 書いていた。昨年11月から4億世帯を対象に実施された調査によれば、中国の人口は、2,000年の12億6500万から13億3,900万へ増えた。人口増加率は、1990~2000年の1.07%から2,000~2,010年の0.57% へ鈍化した。

60以上の人口比率は、2,000 年の10.33% から13.33%へ増加、このうち65歳以上の比率は7.1%が8.9%へ増加、一方、14歳 以下の子供の比率は、10年前の23%から16.6%へ低下した。都市人口の比率は、全人口のほぼ半分の49.68%、農村人口は約36%である。世帯あたり人数は、10年前の3.44人から現在、3.1人へ低下した。2026年に、中国の人口は,14億でピークを付け、2025年には、中国はインドに抜かれると中国国家統計局は予測していると紹介していた。

中国関連のニュースでは、少し古いが、22日付けのWSJ紙日本版が、ギヤラップが実施した中国人の「幸福度調査」結果として、「Thriving(繁栄している)」と答えた人は12%,「strugling(苦労している)」が71%、「downright suffering(非常に苦しんでいる)」が17% だったと紹介していた。一方、ピュ-・リサーチ・センター調査では、今の生活について31%が、ギャラップの「Thriving」に当たる「High」ランク10段階評価の7~10と評価している。なぜ結果がこうも違うのかについては「分からない」としているが、ピュ-・リサーチは、サンプリング対象がギャラップの3倍以上あることと比較的裕福な都市部住民に偏っていることが影響している可能性があるとJosh Chin記者がコメントしている。

一方、28日のNY株式市場は、前日比72ドル高、12,763ドルと、2008年5月来の高値を更新した。Boeing、Procter&Gambleはじめ多くの米企業が好業績を発表したことが背景にある。マ―ケットは、米FRBの金融量的緩和にはまちまちの反応だったが、企業業績により大きく反応したと28日付けのWSJ紙は紹介した。

経済関係の二ユースでは、NHK・BS「ワールドWaveMorning」で、ドイツZDFを紹介、ドイツ経済が活況を呈している。4月の失業者が32万1,000人減少、失業率は7.3% に低下した。深刻な労働不足に対処をするために外国人受け入れ規則を緩和、特にポーランドが供給元になっていると解説していた。一方ドイツで脱原発の議論が急激に高まって来ている。重油と天然ガスによる火力と風力を増やすと言う。当然コストは上がる。それでも原発がなくても経済成長は鈍化しない。雇用は維持できると主張する反原発グループの声を紹介していた。

中国で若者の人口が今後急速に減少してくれば、安いから中国品を買えばいいと言う時代は終わるだろう。財政赤字拡大必至の日本円は本来なら買えない。ドル安のお陰で見掛け上、1ドル=81円前後で収まっているに過ぎない。対豪ドルでみれば、1豪ドル=89円を超えて来た。一時60円台まで急落した時と比べれば様変わりである。脱原発は賛成、電気代値上げ反対では通らない。金余りを背景に、原油、ガソリンに先高感は強い。当然、電気代は値上りする。今の日本には、国会で不毛の議論を繰り返している余裕はない。(了)

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Cafe salon Eight:JR大阪駅(スケッチ&コメント)

2011-04-29 05:39:48 | スケッチ



Cafe salon Eight:JR大阪駅

江嵜企画代表・Ken



大阪で所用があり、帰路、家族と暫時休憩のために、JR大阪駅構内にある 喫茶「Cafe salonEight]に立ち寄り、店内の様子をスケッチした。

スケッチをしながら初めて気付いたことであるが、20~30分ほど描いている間に、客の全てが入れ替わったのには驚いた。列車に乗るまでの時間待ちなのかとも思うが、どちらかと言えば、列車に乗る前のちょいの間に、一服つけることが最大の目的で、むしろ、店に入って、止むなくコーヒーを注文しているのかもしれない。

メニューを見たら紅茶もコーヒーも350円である。ケーキセットは630円と出ていた。この界隈の喫茶店では、セットで630円は安い。店内を見渡したわけではないが、ほぼ全員がコーヒーだけで店を後にしていた。

JR大阪駅を取り囲むように老舗の阪急、阪神、大丸が乱立している。そこへ5月4日から、ゴールデンウイークぎりぎりのタイミングで、三越伊勢丹が新装オープンする。実は増床工事中だった大丸は、既に4月19日に前倒しで早々とオープンした。

一方、ゴールデンウイークに照準を合わせてリニューアル開店予定だった阪急は改装工事中、地下から出て来た建築物処理に足を掬われ、オープンが大きくずれ、完全に出遅れる不幸に見舞われた。

増床された大丸をこの日、初見参した。見るからに売り場がゆったりしたと感した。しかし、大丸の目玉は、「デパ地下」、つまり地下の食料品売り場だと言われている。「デパ地下」と聞けば、地元では「阪神」と言われる。大丸はその「阪神」の牙城に切り込んだわけである。

帰宅したらたまたま、神戸市内のわがマンションの郵便受けに「三越伊勢丹通信」なる広告が入っていた。「技術と信頼の伊勢丹写真室が新宿からやってきました」と書いてあるではないか。明らかに東京を意識したPRである。資生堂ビューティーサルーン、さらに、貸衣装グランジュールを入れて、3役そろい踏みで、七五三、成人式、卒業記念、婚礼衣装に照準を合わせた。

JR大阪駅もほとんど改装工事が終わった。天下分け目のデパート・大坂「夏の陣」が、ゴールデンウイークを期していよいよ始まる。どこのデパートが少ないパイの中で、生き残ることが出来るのだろうか。お互いの武運長久をひたすら祈るのみである。(了)


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バ―ナンキ発言受けてNYダウ95ドル高、バ―ナンキ議長、大震災で日本人の対応に感銘を受けたと発言

2011-04-28 09:12:50 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)



バ―ナンキ米FRB議長は「過去の経験と分析の結果、6月末に、金融量的緩和政策を終えても、米国経済に大きな影響を与える可能性は低い」と語った、と米ブルームバーグニュ―スが伝える画面を、28日朝のNHK/BS「ワールドWaveMorning」が紹介していた。27日のNYダウはバ―ナンキ発言の後、上げ幅を拡大、前日比95ドル高、12,690ドル、特にハイテク株が多いナスダック株価指数の上昇が目立った。

「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演した米みずほ証券、大宮弘幸氏は「米FRB議長発言、米経済が緩やかながら拡大、インフレ率も安定が続くことが確認されたことから株価は堅調に推移した。NY外国為替市場では、ドルが対ユーロで大きく下げた。原油在庫は増加したがバレル112.76ドルで取引された。特にガソリン在庫が10週連続で減少、ガソリン相場が2008年7月以来の高値をつけた。個人消費への影響が懸念される。」などと解説していた。

一方、テレビ東京系の「モーニングサテライト」に出演した堀古英司氏は「米FOMC(公開市場委員会)の声明文が従来の午後2時15分発表が12時30分に、午後2時15分から今回初めてとなるバ―ナンキ議長の記者会見が開かれた。記者会見の場で、米GDP見通しの下方修正が言及されたあと、米FRBの利上げの時期が当初予測の来年1月からさらに先にずれ込むとの思惑から、NYダウは一段高となった」などと解説していた。

アメリカに、「太陽が出ている間に取り入れをする」ということわざがある。いかにも農業国アメリカらしい。ここでいう太陽とはお金のことである。陽が沈む時間が先に延びるとマーケットは確信した。バ―ナンキ発言で、住宅担保証券の米FRBの買い取りは6月末で終了するが、一般の債券に買い換えられることが確認された。「これで終わりでない。マーケットの判断は間違っていなかった。」と市場に安心感が広がったことが今日の株価を押し上げたと「モーニングサテライト」の在NYのキャスタ―、末武里佳子氏がコメントしていた。

外国為替見通しについて、「モ―ニングサテライト」番組に出演したセントラル短資FX,長倉弘昭氏は「ドル円相場は一時1ドル=82.80円までドルが買われたが、バ―ナンキ記者会見の後1ドル=82.22円台まで売られた。1ユーロ=1.4784ドルと対ユーロでドルが売られた。ドルは対豪ドルでも売られ、1豪ドル=89.23~31円と豪ドルの上げが目立った」などと解説していた。ドル全面安の動きを受けて、NY金先物相場はオンス1,516.70ドルと最高値を更新した。

「モーニングサテライト」はバ―ナンキ米FRB議長が「大震災に際して、日本人の対応に感銘を受けた。日銀の対応も素晴らしい。流動性が継続されている。」などと語る場面をわざわざ紹介していた。日本の震災復興に対するアメリカの期待感の強さを象徴する発言として取り上げたかったのであろう。

昨日夜の日経CNBCの番組でも、東北で被害を受けたさる電子部品メーカーの記者会見場に米ブルームバーグ、NYタイムズの記者はじめ多数の外国人記者が参加している様子を紹介していた。東日本大震災は日本だけの問題ではない。欧米メーカー自分自身の問題であることが改めて認識される象徴的場面であった。

肝心要の日本はどうか。国会審議のテレビ中継を数分見れば分かる。魂のこもった議論になっていない。政治のリーダー不在でダッチロールを続けている日本人は不幸である。(了)

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地元菓子メーカーM社株主総会風景(スケッチ&コメント)

2011-04-28 09:09:46 | スケッチ



地元菓子メーカーM社株主総会風景

江嵜企画代表・Ken



地元菓子メーカーM社の株主総会が、自宅マンションから早足、徒歩10分のところにあるコープこうべ生活文化センター2階で朝10時から開かれた。1000株のしがない株主であるが、東日本大震災後1ケ月半経過したところで、今回の震災をどのように当社が受け止め、経営トップが具体的にどのように対応されているかに興味があり、楽しみにして出かけた。

いつものように会場の様子をスケッチした。比較的ひな壇に近いところだったせいか、殿方の姿が目立った。ところが、総会後うしろを振り返ったら、ご婦人の数が非常に多い事が分かった。帰りに今日は何人の出席でしたか、よろしければ教えて欲しいと、出口の係のご婦人に聞いたところ290人ほどですと答えてくれた。例年と変わらずほぼ満席だった。

昭和19年生まれのK現社長が退任し、後任に昭和34年生まれの現取締役のY氏が株主総会後社長に就任することを総会最後の紹介で知り正直驚いた。一気に若返りを計り、内部では既定路線なのであろうが、何も分からない部外者から見れば、東日本大震災という未曾有の大災害に遭遇し、正に海図なき航海を託すことを決めた当社の勇気ある決断に大いに期待したい。

当社仙台工場閉鎖を決めた。復旧の見込みがないからだとK現社長の言葉が飛び出したことも驚いた。情報は速やかに株主に開示するとK現社長は話した。当り前のことなのだろうが、経営陣に株主との一体感がなければこうは言えまい。

仙台工場閉鎖には①建て換える、②新たな土地を探す、③仙台を閉めて他を探すことを選択枝として検討した。新たな設備投資の余裕がない。経営として成り立たない。物流問題もクリア出来るメドが付き、舟橋工場で対応可能と判断した。仙台工場の従業員の舟橋への配置転換など含め雇用対策も完了した。仙台工場が液状化現象を起こしたことも閉鎖の要素になったようだ。従業員、家族での犠牲者は現時点で家族で行方不明者一名が出ているなどと説明した。

10時半ごろから株主との質疑応答が行われた。なぜ株主総会に出かけるのか。社長さんが何を語るか聞くことが目的の大半を占める。国も企業もリーダーで全てが決まると常々思っている。新社長になったY氏が一年先の株主総会でどのようなプレゼンテーションをされるか要注目だ。

質疑応答の中でK社長は、「ここだけのモロゾフ」「ここだけ商品」がヒットしていると話していた。銀座三越店で毎日行列が出来、品切れが続いているそうだ。質問した株主のIさんは名古屋から来た。名古屋にも「ここだけ商品」を出して欲しいと訴えていた。

ある株主は、もっと斬新なお菓子を出して欲しいと答えを求めた。K社長は「売り上げの10%の新商品を毎年出している。もうひとつは伝統のお菓子の中でデザインを変えるなど商品の50%を見直ししていると答えた。ただ、あくまでブランドの範囲を逸脱しない。奇抜なことはやっていない。根気よく続けていく、と答えていた。

今期末で4億の営業利益(純利益1.4億)、4円配当を決めた。当社は確かに派手さはない。しかし、解決のめどの立っていない原発問題を抱え、何が起こるか見当もつかない世の中である。その中で伝統を重んじながら、きめ細かく新商品開発を進める当社の堅実経営に大いに期待しながら株主総会の会場を後にした次第である。(了)


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NYダウ115ドル高、米低金利据え置き観測が底流、一方、政治的思惑最優先の原発報道に騙されてはなるまい

2011-04-27 09:40:40 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)



ドイツZDFの原発問題に対するスタンスをいつも注目している。日本時間、26日朝のZDFの放送では、「チエルノブイリ原発事故後25年経った今も、チェルノブイリ事故で高レベル放射能汚染されたバイエルン州の猪の肉は検査対象品目である。1,000べクレムの椎茸を食べた猪の肉では900ベクレルの放射能が検出される。放射能は土中に数拾年とどまる。好物のキノコを食べる猪は危険だから検査対象のままだ。今後フクシマが直面する問題である。」と明快に解説する放送を今朝の「ワールドWave・Morningが紹介していた。

日本では不安感をことさら煽ることは好ましくないという考えが尊重される。事実を隠すことの方がはるかに不安感を増幅するのだという視点が欠けている。「安心だけれども食べてはいけない」といった訳の分らぬことを平気で言う。本当に安心なら、「私にも孫がいます。孫に毎日食べさせているから安心です。」と言えばいいと多くの庶民は思っている。

豪ABCは、日本の農家が、東電本社前で、変わった抗議デモをやっていたと伝え、「政府は避難しろというが、避難すれば経済的にやっていけない。東電は我々の苦しみを分かっているのか」と語る農民の様子を「ワールド・ウエーブ・モーニング」が紹介していた。ドイツで大手電力会社の株主総会で株主が原発反対デモをする様子をZDFが先日紹介していた。今朝の豪ABCの「変わった抗議デモ」という表現に興味を覚えた。外人の目から見れば、なぜ日本人は抗議デモを行わないのだろうと不思議に思っているのであろう。

一方、イースター休日明けのNY株式市場は、米企業業績好調や4月の消費者信頼感指数が予想を上回ったこと、米FRBの金融緩和継続期待から、NYダウは115ドル高、12,595ドルで取引を終了したとマキシム、久野清太郎氏がテレビ東京系放送「モーニング・サテライト」に出演して解説していた。米ブルームバーグ(ワールド・ウエーブ・モーニング紹介)に出演した投資ストラテジスト、マイケル・ヨシカミ氏は「米住宅価格(シラー住宅指数)は低金利にもかかわらず値下がりを続けている。6月末で量的緩和政策EQ2は終わるだろうが金利は現在の水準のまま今年一杯続くだろう」と解説していた。米FRB議長のFOMC発表後初めての記者会見が注目されるが、大方の専門家の見方は、現在の株価にバ―ナンキ発言は既に追い込まれていると見る人は多い。

NY外国為替市場では、1ユーロ=1.4637~39ドルへドル安が進み、対円では、1ドル=81.54~58円、1ユーロ=119.35~41円で取引された。NY原油(WTI)先物相場は、ほぼ横ばいのバレル112.21ドルで取引を終了した。バ―ナンキ発言でサプライズがなければ、ドルが売られ易い地合いが続く。ドル建てで取引される原油相場は、投機資金の思惑から値上がりする可能性が高いと見られている。

原発問題では、ロシアRTRが、チェノブイリ事故25周年式典でメドべイジエフ、ロシア大統領が「真実を告げることが国家の義務だ。」と語り、原子力エネルギー確保のために国際条約締結を提唱したと「ワールド・ウエーブ・モーニング」が紹介していた。ロシアの本音は原発推進である。現実問題として原発抜きの経済成長は考えらえない。こういう時だからこそ、庶民はさまざまな政治的思惑で、日本のみならず、世界各国から流されるさまざまな報道に騙されてはならないだろう。(了)

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ゼラニウム(スケッチ&コメント)

2011-04-27 09:36:52 | スケッチ


ゼラニウム

江嵜企画代表・Ken



吉岡成郎水彩画展が、4月26日~5月1日の間、神戸三宮町センターハウス通りにあるギャラリー・アミンゴで開かれると、吉岡先生からご案内をいただき、家族と楽しみにして出かけた。会場で吉岡先生の解説をお聞きしながら近作20数点の作品を堪能した。

16年前の平成7年1月17日、マグニチュード7強の地震が神戸を襲った。その前日、吉岡先生の個展がJR芦屋駅北にあるさる画廊で開かれ、家族と出かけた日のことをいつも思い出す。震災で吉岡先生宅は全壊、それまでの先生の作品のほとんどが瓦礫となる不幸に見舞われた。

実は、吉岡先生に震災前の1年間、鉛筆デッサンを習っていた。もし地震がなければ、吉岡教室でそのまま続けており、日本画家の森田りえ子先生、今指導を受けている日本画家の猪熊佳子先生との出会いもおそらくなかったであろう。

三宮に出るとお決まりのコースは、フラワーショップ「潤」と同じ通りにある画材店「ルナ―」に立ち寄ることが日課となっている。先日、買い求めたアンスリュ―ムの絵のハガキコピーをいつものお姉さんに渡した。「またカウンター傍の柱に追加して貼らしていただきます」と元気な声で答えてくれた。

この店は、火曜、木曜、金曜に新しい花が入荷する。客人もそこは心得たものでそれぞれお目当ての花の鉢を手に手に、カウンター前に行列が出来ていた。ひときわ鮮やかな色のゼラニウムが店に入るなり目に飛び込んで来た。
これだ、と直感、即買い求めて自宅に持ち帰りスケッチした。

実はゼラニウムには、昨年、根こそぎ抜き取られた苦い経験をした。ひどいことをする輩もいる者だと思った。
ところが、日本画教室の最高齢のTさんに、どこかで植え直されてきっと咲いています。そう思いなさいとたしなめられた。物事、取り方次第で、こうも変わるものかと、さすが年の功だと痛感した次第である。

今回買ったゼラニウムは、例の阪神青木駅前の更地に、近々、地植えしてやるつもりである。(了)


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ガ―べラ(スケッチ&コメント)

2011-04-26 09:22:33 | スケッチ



ガ―べラ

江嵜企画代表・Ken



最近神戸は不安定な天気が続いている。昨日の朝などは朝8時前に回りが急に暗くなったと思う間もなくいきなり雷とともに土砂降りの雨となった。

ざっと降って、後、ぱっと止んだ。通り雨だったのだろう。
日本の気候も大陸的になったのか。東北で竜巻が起こり、被害が出たとテレビが伝えていた。

自然は物知りだが、地震の影響で、大気も海底もおかしくなっているのかもしれない。
三陸沖ではマグロがとれるが、カツオがさっぱり獲れないと漁師さんが話す映像を流していた。

16年前、神戸の震災の前の年、里のシュロが異常に種を落とした。
年が明けた1月17日、地震が神戸を襲った。その時更地になった、阪神青木駅前に出かけ、前日、描いてくれと言っていたガーベラをスケッチした。

先日、ご精が出ますね、と声をかけてくれたご婦人が、この日も、声をかけて来た。
ガーベラが描いてくれ、と言うので、自宅のある住吉から出て来たと話した。

当のご婦人は、家で小鳥を飼っていると話を始めた。
一人暮らしなので鳥と毎日話をしている。鳥は賢いと、こちらがガーベラに夢中になっているのも委細構わず話を続けた。

近くの喫茶店にほぼ日参している。人の話を聞く人はまずいない。
それは花も鳥もみんな同じで、自分の話を聞いて欲しいと、待っているのかもしれない。

義捐金も大事だが、災害に遭った人たちに、一番のご馳走は被災者の話を親身になってじっくり聞くことだろうと思っている。
カウンセラーという職業がある。人に話を聞いてもらうだけで特に心の病気はほとんど解決するのではないかとさえ勝手に想像している。

ガーベラを描いていたら昨年種を落とした朝顔がそここに芽を出していることに気付いた。
小砂利に間にクロ―バも芽を出している。

花の季節いよいよ到来で、スケッチの方も俄然、忙しくなりそうだ。(了)


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米ドルを食べたくない人が世界中で増えて来た、食欲は健康の重要なバロメーター

2011-04-25 07:10:29 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)



経済とからだの健康には共通点が多いと常々思っている。快眠・快便は健康の秘訣とよく言うが、睡眠が十分取れていないときや、お通じが今ひとつのときは警戒警報であろう。それは経済でも同じである。特に今回のように大きな災害に見舞われた時は、からだにも経済にも影響が出易い。

からだの調子が良い時は、概して良く食べる。逆に、食べたくないときは無理して食べないで、そのまま寝るように心がけている。子供の時から寝が足らないと、すぐにぐずる子供だったと母がよく話していた。寝る子は育つ親助けとは昔のひとは良く言ったものだ。

毎日、フクシマの名前が新聞、ラジオ、テレビに出ない日はない。知らなくてもいい話までいろいろ教えてくれる。こう言う時は花を見ていると心が和む。昨日ガーベラの花を見た。神戸にもひとしきり雨が降ったので、元気をもらったのであろう、嬉しそうに咲いていた。嫌な雨だなと思うか、干天に慈雨と思うかは人それぞれであろうが、花も喜んでいるな、と思う方が、なにかと回転がよく効くような気がする。

回転と言えば、頭の回転がいいとか悪いとかなどと使うが、所詮、血液の流れが決めるとよく言われる。気分が滅入っている時はどうしても血液の流れが悪くなる。美しい物を見たり、物事を明るく捉えると血液が脳に流れやすくなり、脳も喜ぶらしい。脳が喜ぶと血液の流れがよくなる。今は災害時ということで、自粛ム―ドを口に出す人が結構いるが、なにごとも度が過ぎると病気になる。

いきなり経済の話で恐縮だが、原油・為替・金利の3点セットで長年、経済を観察している。このところ原油相場が上がりたがっているのがよく分かる。原油を食べたがっている人が増えているのであろう。いつの間にかバレル110ドルを超えた。原発に対する拒否反応が米国でも強まりを見せている。原油輸入大国の日本が、原油生焚で電気を起こす火力発電を増やさざるを得ないとの思惑も原油に先高感を醸成している。

一方、為替の世界ではドルが一貫して売られている。ドルに食欲がわかないのである。23日付けのWSJ紙を読んでいたらリーマンショックの2008年秋の水準まで、ドルの通貨バスケットに対する指数が、年の初めの85前後から70近くまで低下して来ていると出ていた。最低血圧が85だったひとが70近くまで下がって来たと見れば分かり易い。しかも、その下がり方がこのところきつい。血圧に限らず、からだの急な変調は、警戒警報であろう。

為替はそれぞれの国の経済の地力を意味する、俗に言うファンダメンタルズを反映するが、最近は金利水準により敏感に反応している。今週、水曜日に開かれる予定の米FOMC(公開市場委員会)では、バ―ナンキFRB議長は金利据え置き、金融緩和継続を示唆するだろうとの思惑から、ドルがその他通貨に対して売られ易い環境が今週も続くだろうと先のWSJ紙が書いていた。先日、中国海南島で開かれたBRICS5ケ国の会合でもドルを使わずにそれぞれの自国通貨での貿易を拡大することを決めた。米ドル離れを象徴する動きのひとつであった。

米ドルを食べたくない人が世界中で増えつつあることだけは確かなようだ。食欲も血圧同様に健康の重要なバロメーターの一つだから、要注意だろう。(了)

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セエヌ☆シャンソンライブin神戸(スケッチ&コメント)

2011-04-24 08:50:50 | スケッチ



セエヌ☆シャンソンライブin神戸

江嵜企画代表・Ken



阪急御影駅より徒歩3分のところに世良美術館がある。同じマンションのOさんから先日、今回の東日本大震災で被災した彼女の友人に約1週間泊まってもらった時に同美術館を訪れた。たまたま「春の花」展を開催していたというお知らせをいただいた。

16年前の阪神・淡路大震災で、わがマンションも全壊した。Oさんも被災された。「その時隣駅の阪急岡本駅近くのスパーで花を買った。多くの人が避難生活を強いられたが、その時、花がどんなに心を癒してくれたか今も忘れられない。Oさんの友人も今回、「春の花」展で心が和んだと話していた」と、書いておられた。

同封されていたパンフレットに、4月23日(土)14時開演、「セエヌ・シャンソン・コンサート」ピアノ:伊藤昌司、「愛のバラード、ロンド、待ち人ポロネーズ、仮面、ヒロシマ、祈り、スカーフ、傷だらけの心、アデュ―他」と出ていた。

この日の神戸は朝から、季節外れの結構な雨だった。善は急げと、家族と出かけた。開演前15分に会場に着いた。30人近い人が、正面に二枚の絵とピアノ、右の壁に3枚の絵、左はカーテン越しにテラスに植えられた花、木々の姿が見えた。演奏が始まったところで、会場の様子をいつものようにスケッチした。

セエヌさんの歌は三部に分かれていた。第一部は、愛の歌、第二部は平和への祈り、第三部は、好き勝手に歌わせてもらったと、語りの中で話された。歌も情感一杯で素晴らしかった。しかし、語りはそれ以上に良かった。実は語りを入れながら、好き勝手にと言って歌った数曲が、躍動感一杯で強く印象に残った。

「あなたの残したスカーフ」は「二人だけのために今日がある。」の歌詞で始まる恋の歌である。臨場感あふれる歌いは特に迫力があった。

語りの中で、「日本は原爆を二度、広島と長崎に落とされた。失敗は許されない。なのに今回原発で事故を起こした。どうして?と強く思うと話された。言いなりにならない政治をしないといけないと思います。一日も早く、東日本が復興出来ればいい。そのためにもささやかながらでも応援出来たらいいなと思います」と話した。

今回の演奏会は震災前に決まっていた。開催にあたっては種々意見があった。しかし、開いて良かった、と企画会社の責任者は話した。震災のあとセエヌさんもふさぎこむ日が長く続いた。自分がお返えし出来るものは歌しかない。そう思えるようになるまで1ケ月かかったと話された。

アンコールの「ある愛の歌」では「海よりも美しい愛がある、とあなたは教えてくれた」と歌った。「今回、津波で大きな被害が出ました。余計この歌が好きになりました」と話された。最後に「アカシヤの花」を歌った。拍手がしばらく止まなかった。

世良美術館に以前にも2~3回訪れたことがある。ここ数年忘れていた。思いがけずも同美術館訪問と言うチャンスをいただいたOさんに感謝である。(了)


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