(学校で教えてくれない経済学)
2020年、最終商いの30日のNY市場でダウは30,409ドル、73ドル、0.2%高、S&P50
3,732,0.1%高、ナスダック、12,870,0.2%高と小幅高で取引を終えた。2021年を睨んだ動きが早くも顔をのぞかせた。ダウ採用銘柄ではキャタピラーが180.04ドル、1.9%高、ダウを22ポイント押し上げた。投資会社ベアードが「世界経済が改善する。銅相場など金属相場好転」と推奨した。ウオルトディズニー、181.17ドル、2.2%高、ダウを25押し上げ。VISAカード、218.36ドル、1.9%高、ダウを26押し上げた。ナスダックではテスラが694.78ドルと5営業日続伸、一人気を吐いた。アマゾンは、3,285.85ドル、1.1%安と冴えない。
恐怖指数VIXは22.77、1.3%減、米10年債利回りは0.925%、1.1%減。NY外為市場ではドルが引き続き売られた。1ドル=103.23円、0.3%安、1ユーロ=126.97円、0.1%高、1英ポンド=140.61円、0.6%高。英ポンドは英、EU自由貿易協定合意と英国で新規コロナ感染者数が一日当たり5万3,135人、死者数、414人出したが、アストラゼネカ、オックスフオード大開発ワクチンを英政府が正式承認、年明け早々に接種開始が好感された。NY原油(WTI)はバレル48.33ドル、0.7%高、北海ブレント、同51.51ドル、0.6%高と堅調。
NY金はオンス1,898.31ドルと0.3%高と10年債利回り低下、米FRBのゼロ金利政策長期継続を蒸し返した動きから金利がつかない金にも買い気が戻った。
30日、NYタイムズ、ワシントンポスト、WSJ,ブルームバーグ、フィナンシアルアタイムズ電子版が取り上げた共通のニュースでは①マコネル共和党院内総務は2,000ドル個人給付は非現実的として却下、②英国は感染者の爆発的増加でアストラゼネカ、オックスフオードワクチンを急遽認可した。」と伝えた。ワシントンポストは①米国の刑務所243箇所の3分の1で高齢者、病人でコラナ感染者死者数が増加、刑期前釈放が増加、②日本での自殺者急増は新型コロナ感染拡大が大きく影響している。」と伝えた。NYタイムズは「シカゴ穀物相場が5年来の高値を記録した」と伝えた。ブルームバーグは「30日のNY外国為替市場で米ドル相場が2年半来の安値を記録した」と伝えた。フィナンシアルタイムズは「EU,中国投資協定が人権問題で中国が譲歩して合意が成立した。米国は警戒」と伝えた。
以前にも当欄で紹介したが、第二次世界大戦がはじまった1941年前後から米国駐在武官から米州ラジオ局の放送を大本営に送り続けていたが大本営はほぼ全てを無視したことはよく知られている。それぞれの港から続々兵隊が出ていく様子をローカルニュースで当たり前のように流していた。パールハーバーの後米軍は体制を立て直しその後ミッドウエイ海戦から一気に盛り返し勝利に導いたと伝えられる。耳障りな情報は聞きたくないからリーダーに限らずどうしても聞く耳を持たなくなる。日本ではNHK大河ドラマを単純に娯楽番組として聞き流している。光秀の言行が今改めて見直されているが実行するかしないかは現役の政治家、経営者、教育者である。コロナ危機は幸か不幸か2021年を一人一人がいかに具体的にどう生きていけばいいかを分かり易く教えてくれているのかもしれない。(了)
2020年、最終商いの30日のNY市場でダウは30,409ドル、73ドル、0.2%高、S&P50
3,732,0.1%高、ナスダック、12,870,0.2%高と小幅高で取引を終えた。2021年を睨んだ動きが早くも顔をのぞかせた。ダウ採用銘柄ではキャタピラーが180.04ドル、1.9%高、ダウを22ポイント押し上げた。投資会社ベアードが「世界経済が改善する。銅相場など金属相場好転」と推奨した。ウオルトディズニー、181.17ドル、2.2%高、ダウを25押し上げ。VISAカード、218.36ドル、1.9%高、ダウを26押し上げた。ナスダックではテスラが694.78ドルと5営業日続伸、一人気を吐いた。アマゾンは、3,285.85ドル、1.1%安と冴えない。
恐怖指数VIXは22.77、1.3%減、米10年債利回りは0.925%、1.1%減。NY外為市場ではドルが引き続き売られた。1ドル=103.23円、0.3%安、1ユーロ=126.97円、0.1%高、1英ポンド=140.61円、0.6%高。英ポンドは英、EU自由貿易協定合意と英国で新規コロナ感染者数が一日当たり5万3,135人、死者数、414人出したが、アストラゼネカ、オックスフオード大開発ワクチンを英政府が正式承認、年明け早々に接種開始が好感された。NY原油(WTI)はバレル48.33ドル、0.7%高、北海ブレント、同51.51ドル、0.6%高と堅調。
NY金はオンス1,898.31ドルと0.3%高と10年債利回り低下、米FRBのゼロ金利政策長期継続を蒸し返した動きから金利がつかない金にも買い気が戻った。
30日、NYタイムズ、ワシントンポスト、WSJ,ブルームバーグ、フィナンシアルアタイムズ電子版が取り上げた共通のニュースでは①マコネル共和党院内総務は2,000ドル個人給付は非現実的として却下、②英国は感染者の爆発的増加でアストラゼネカ、オックスフオードワクチンを急遽認可した。」と伝えた。ワシントンポストは①米国の刑務所243箇所の3分の1で高齢者、病人でコラナ感染者死者数が増加、刑期前釈放が増加、②日本での自殺者急増は新型コロナ感染拡大が大きく影響している。」と伝えた。NYタイムズは「シカゴ穀物相場が5年来の高値を記録した」と伝えた。ブルームバーグは「30日のNY外国為替市場で米ドル相場が2年半来の安値を記録した」と伝えた。フィナンシアルタイムズは「EU,中国投資協定が人権問題で中国が譲歩して合意が成立した。米国は警戒」と伝えた。
以前にも当欄で紹介したが、第二次世界大戦がはじまった1941年前後から米国駐在武官から米州ラジオ局の放送を大本営に送り続けていたが大本営はほぼ全てを無視したことはよく知られている。それぞれの港から続々兵隊が出ていく様子をローカルニュースで当たり前のように流していた。パールハーバーの後米軍は体制を立て直しその後ミッドウエイ海戦から一気に盛り返し勝利に導いたと伝えられる。耳障りな情報は聞きたくないからリーダーに限らずどうしても聞く耳を持たなくなる。日本ではNHK大河ドラマを単純に娯楽番組として聞き流している。光秀の言行が今改めて見直されているが実行するかしないかは現役の政治家、経営者、教育者である。コロナ危機は幸か不幸か2021年を一人一人がいかに具体的にどう生きていけばいいかを分かり易く教えてくれているのかもしれない。(了)