昨日来られた患者さんですが、当院に来てから31年になります。(^o^)
と言っても、最近では年に1~2回来る程度ですが・・・。
その方が、こんなことを訴えてきました。
・口を開けると痛いんです。
・背中にも痛みがあります。
・腰も歪んでいるようです。
はい。顎関節症です。
20年ほど前になると思いますが、顎関節症の治療法を考え出した時には、かなり興奮したのを今でも覚えています。
顎関節症となると、「顎の問題」と考えがちですが、そうではないことを見つけて、セミナーでもやったし、来院される患者さん方にも話をしていた。
だから、顎関節症の患者さんが来ると、嬉しくて嬉しくて、「♪ ♪ ♫」と治療をしていました。
顎関節症は一般的には以下のように考えられているようで、治療法もいろいろあるようですが、七星鍼法ではそんなことはしません。
七星鍼法を使うといとも簡単に治してしまうからです。
でも、一般的に考えられている原因や治療法を書いておきますね。
原因
- 筋肉の緊張やストレス
- 歯ぎしりや食いしばりなど、顎周りの筋肉に負担をかける行動が原因になることがあります。
- 精神的ストレスも影響を及ぼします。
- 咬み合わせの問題
- 歯の位置や咬み合わせが正しくない場合、顎関節に負担がかかります。
- 関節の異常
- 関節円板(顎関節のクッション部分)のずれや変形、関節炎などが関与している場合があります。
- 外傷
- 顎への衝撃や事故が原因で関節や筋肉にダメージを受けることがあります。
治療法
顎関節症の治療は、症状や原因に応じて選択されます。主な治療法は以下の通りです:
1. 保存的治療(非外科的治療)
- 生活習慣の改善
- 歯ぎしりや食いしばりを控えるように意識する。
- 柔らかい食べ物を摂取し、顎の負担を減らす。
- マウスピース(スプリント療法)
- 夜間にマウスピースを装着して、歯ぎしりや食いしばりを防ぎます。
- 薬物療法
- 痛みや炎症を抑えるために鎮痛薬や筋弛緩薬を使用する場合があります。
- 理学療法
- 温熱療法やマッサージ、ストレッチなどで筋肉をほぐします。
- 専門家による口腔運動訓練も有効です。
2. 歯科的治療
- 咬み合わせの調整
- 歯科医師が咬み合わせの問題を修正します。
- 必要に応じて、歯列矯正や被せ物の調整が行われます。
3. 心理的アプローチ
- ストレス管理
- ストレスが原因の場合、リラクゼーションやカウンセリングが役立つことがあります。
4. 外科的治療(重症の場合)
- 関節の手術
- 保存的治療で改善しない場合、関節鏡手術や関節形成術が検討されることがあります。
日常生活でできる対策
- 硬いものを噛むのを避ける。
- 姿勢を正しく保つ。
- 顎の筋肉に力を入れすぎないようにする。
- ストレスを減らすためのリラクゼーションを心がける。
これは予定してなかったのですが、これも「痛み治療」の範囲に入るので、今度の臨床実践塾でやることにします。
臨床実践塾
テーマ:いろいろな痛みの治療法
日時 2024.12.22日(日)13:00~15:00
会場 新城針灸治療院
参加費 20.000円
定員 6名
申込 06-6765-7622
mail :shinjo36アットマークsunny.ocn.ne.jp
会場 新城針灸治療院
参加費 20.000円
定員 6名
申込 06-6765-7622
mail :shinjo36アットマークsunny.ocn.ne.jp