ドル下げ、金反発(学校で教えてくれない経済学)
イタリア国債が30日の欧州市場で上昇、10年物国債利回りが初の2%割れとなったと30日付けブルームバーグ電子版でEsheNelson記者が書いた。同記事によれば「29日、ギリシャ議会が3回目の投票で大統領を選出できず、議会の解散・総選挙に追い込まれたが、2011年、ユーロからギリシャ離脱かと騒がれた時と比べれば様変わりだ。『ユーロ危機は感染リスクが全てだった。欧州が感染防御に本気で向かうとは考えられない。』とベレンベルク銀行、チーフエコノミスト、ホルガ―・シュミット氏は話した。欧州危機のピーク時、イタリア国債の利回りは7%を超えていた。当時ドイツ国債の上乗せ利回り(スプレッド)は553ポイントだった。現在は144となっている。『ギリシャの金融市場は歴史的に他の市場に影響を及ぼしてきたが、ギリシャの政治的危機の中期的重要性はそれほど深刻でない。』とJPモルガン、アナリスト、デービッド・マッキー氏らは話している。」と書いていた。
一方、NY金先物市場は反発した。世界的な株安とドル軟調を背景に代替投資先として金が買われたと30日付けブルームバーグで、JoeDeauz記者は書いた。NY商業取引所の金先物相場は前日比1.4%高、オンス1,200.40ドルで取引を終えた。銅先物、プラチナがそれぞれ値上がりした。NY外国為替市場ではドルが売られた。ドルは対円では、1ドル≠119.48~52円で取引された。ドルは対ユーロで横ばいも円は対ユーロで買われ、1ユーロ=145.37~57円で取引された。NY原油先物市場で、軽質油WTIはバレル53.72ドル、重質油北海ブレントは同57.51ドルと前日比ともに小幅下げた。原油相場と連動して下げてきたロシアルーブルは、30日値下がり、1ドル=55.70ルーブルで取引を終えた。
NY株式市場では、NYダウ、ナスダック、S&P500種平均株価ともに下落した。NYダウは2日続落、前日比55ドル安、17,983ドルと節目の18,000ドルを割った。『12月の米消費者信頼感指数は92.6へ前月の88.7へ上昇した。賃金の上昇スピードは遅いが、原油価格の下落が消費者心理に追い風となりつつある。』と債券ストラテジストのガイ・リーバス氏は話した。ただ、今後6ケ月の期待指数は前月の89.3から88.5へ低下した。」とブルームバーグ、NinaGrisuki記者は書いた。「10月の米住宅価格指数は前年同月比で4.5%上昇した。30日の株価下落は年末を控えて商い閑散の中、史上最高値更新のあと利益確定の動きが出て下げた」とブルームバーグ、JosephCiolli記者が書いていた。
日本国内では30日、農林水産省、畜産振興課が、山口県長門市の養鶏場で発生した鳥インフルエンザは高病原性鳥インフルエンザで、養鶏場の鶏37,000羽を殺処分したと発表した。環境省は鹿児島県出水平野で24日みつかったナベヅルの死骸からH5N8亜型鳥インフルエンザウイルスが検出された。鳥から人、人から人への感染は心配ない。監視していると30日発表した。感染の恐れはないというが渡り鳥には国境がない。万全の備えが求められる。
今回のギリシア政治危機は備えがあるので感染のリスクなしというが安心できまい。(了)
イタリア国債が30日の欧州市場で上昇、10年物国債利回りが初の2%割れとなったと30日付けブルームバーグ電子版でEsheNelson記者が書いた。同記事によれば「29日、ギリシャ議会が3回目の投票で大統領を選出できず、議会の解散・総選挙に追い込まれたが、2011年、ユーロからギリシャ離脱かと騒がれた時と比べれば様変わりだ。『ユーロ危機は感染リスクが全てだった。欧州が感染防御に本気で向かうとは考えられない。』とベレンベルク銀行、チーフエコノミスト、ホルガ―・シュミット氏は話した。欧州危機のピーク時、イタリア国債の利回りは7%を超えていた。当時ドイツ国債の上乗せ利回り(スプレッド)は553ポイントだった。現在は144となっている。『ギリシャの金融市場は歴史的に他の市場に影響を及ぼしてきたが、ギリシャの政治的危機の中期的重要性はそれほど深刻でない。』とJPモルガン、アナリスト、デービッド・マッキー氏らは話している。」と書いていた。
一方、NY金先物市場は反発した。世界的な株安とドル軟調を背景に代替投資先として金が買われたと30日付けブルームバーグで、JoeDeauz記者は書いた。NY商業取引所の金先物相場は前日比1.4%高、オンス1,200.40ドルで取引を終えた。銅先物、プラチナがそれぞれ値上がりした。NY外国為替市場ではドルが売られた。ドルは対円では、1ドル≠119.48~52円で取引された。ドルは対ユーロで横ばいも円は対ユーロで買われ、1ユーロ=145.37~57円で取引された。NY原油先物市場で、軽質油WTIはバレル53.72ドル、重質油北海ブレントは同57.51ドルと前日比ともに小幅下げた。原油相場と連動して下げてきたロシアルーブルは、30日値下がり、1ドル=55.70ルーブルで取引を終えた。
NY株式市場では、NYダウ、ナスダック、S&P500種平均株価ともに下落した。NYダウは2日続落、前日比55ドル安、17,983ドルと節目の18,000ドルを割った。『12月の米消費者信頼感指数は92.6へ前月の88.7へ上昇した。賃金の上昇スピードは遅いが、原油価格の下落が消費者心理に追い風となりつつある。』と債券ストラテジストのガイ・リーバス氏は話した。ただ、今後6ケ月の期待指数は前月の89.3から88.5へ低下した。」とブルームバーグ、NinaGrisuki記者は書いた。「10月の米住宅価格指数は前年同月比で4.5%上昇した。30日の株価下落は年末を控えて商い閑散の中、史上最高値更新のあと利益確定の動きが出て下げた」とブルームバーグ、JosephCiolli記者が書いていた。
日本国内では30日、農林水産省、畜産振興課が、山口県長門市の養鶏場で発生した鳥インフルエンザは高病原性鳥インフルエンザで、養鶏場の鶏37,000羽を殺処分したと発表した。環境省は鹿児島県出水平野で24日みつかったナベヅルの死骸からH5N8亜型鳥インフルエンザウイルスが検出された。鳥から人、人から人への感染は心配ない。監視していると30日発表した。感染の恐れはないというが渡り鳥には国境がない。万全の備えが求められる。
今回のギリシア政治危機は備えがあるので感染のリスクなしというが安心できまい。(了)