ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

米自動車、金融不安からユーロ売り、NYダウ254ドル安(学校で教えてくれない経済学)

2009-03-31 10:21:22 | 経済学
 米自動車2社(GM,クライスラー)が、それぞれ60日以内、30日以内に、具体的な再建計画を出さない限り、政府支援を打ち切ると発表したことと、ガイトナー米財務長官が、米金融機関が依然として問題を抱えていると発言した。

これを嫌気して、NY株式市場は、先週末比、NYダウは、254ドル安、7,522ドル、ハイテク株指数ナスダックは、43ポイント安、1,501で取引を終了した。

自動車株、自動車部品株に加えて、関連するアルミ大手アルコア株(14%)、USスティール(12%)、キャタピラー(9%)。クレーンメ―カー、マニトヴオク(33%)それぞれ大幅値下がりした。金融株もガイトナー発言を受けて値下がりし、相場全体の値下がりをリードしたと今朝のWSJ紙は解説している。

NY外国為替市場では、株安と米自動車業界に破産懸念が出てきたことを嫌気、さらにECB(欧州中央銀行)が、トルシェ総裁総裁の発言を無視、再利下げ必至との思惑から、ユーロが対ドルで売られ、1ユーロ=1.3150ドル前後で取引された。対円ではドルも売られ、1ドル=97.30円前後で取引された。

ユーロが対ドルで売られ、ドルも対円では売られたことから、1ユーロ=133円まであったユーロは、1ユーロ=128.49円前後まで値下がりした。G20の声明文が一部リークされ、その中に世界経済の回復には、2010年末まで要するとの文言が含まれているとWSJ紙は書いた。欧州は米国より経済環境が厳しい。あたかもその象徴であるかのように、ユーロ売りが殺到した感じである。

このところのNY株価の反転を材料に反発基調にあった商品相場も世界景気回復には時間がかかるとして売りが増え、NY原油(WTI)先物相場は、ここ2週間での上げ幅をそのまま吐き出し、先週末比8%安のバレル48.41ドルで取引を終了した。NY金相場もトロイオンス7.30ドル下げ915.50ドルで取引を終了した。

今朝のNHK・BS「おはよう世界」でフランステレビ局の放送を紹介していた。フランス人は今年バカンスに行かぬひとが51%という調査結果が出た。「不景気なので出かけても一週間程度にするわ。」という市民の声を紹介し、予算は切り詰める。16%の人が「(先で値下がりするから)バカンスへ行くか行かないかはぎりぎりまで待つ。」と回答している。1/4は国内と答えている。

一方、日本では、電力10社と都市ガス4社が、電気・ガス料金を5月分から下げると発表した。それと同時に、燃料・原料の調達価格の変動を反映させるために、5月から毎月見直す制度に改めることになった。ガソリンの値段は相場に即反応する。電気・ガス代に反映できないはずはないだろう。当たり前のことが、日本でも、ようやく第一歩を踏み出した。

日本では円高は悪、円安は善と国民全体が刷り込まれてきた。これにはマスコミの影響も大きい。新聞に載ればはじめて事実になる。新聞に載らないと忘れてしまう。テレビ俳優がテレビに出続けるのも同じで、テレビ画面から消えると存在すら忘却の彼方だから怖い。

昨日のWSJ紙では、ロンドン、ベルリン、ローマで、政府に対して雇用不安をなくせと政府を抗議する大規模なデモが連日続いていると報じていた。日本ではデモ一つ起こらない。食べ物にこと欠かないからだ。不景気だ、不景気だと騒ぐが,三度三度の食事はいただける。水も安心して飲める。倒れれば救急車が病院へ運んでくれる。それでも不平不満が多いのはなぜなのか。

昨日甲子園球場へ出かけた。外野席はほぼ満員だった。地元の報徳と和歌山の簑島が出たせいもあろう。「阪神なんば線」開通で難波から直接甲子園へ来れるようになったことも大きい。関西の地盤沈下が言われて久しい。多くの企業は東京へ本社を移転する。東京には本省があるからだという。豊富に情報が入るからと草木もなびく。本当にそうだろうか。

それぞれの地方にはそれぞれの長年培われた文化、伝統、生き方がある。一人ひとりの人間がそれぞれが地域に誇りを持ち、地方を活性化しないで日本経済の回復はない。マスコミも地方を勇気づける努力をしてほしい。

甲子園では報徳の9回の逆転には正直感心した。子どもたちは試合を諦めていないのだ。代打攻勢を的中させた監督の采配も見事だった。それ以前に選手ひとりひとりが自分の役割をわきまえ出番を待っていた。こつこつと日々努力していたからだろう。中京は夏に出てきて報徳を倒せばいい。報徳から甲子園で大いなる元気をもらって気分爽快である。(了)

センバツ甲子園:報徳逆転勝ち(スケッチ&コメント)

2009-03-30 20:12:49 | スケッチ


センバツ甲子園:報徳逆転勝ち

江嵜企画代表・Ken



 地元兵庫県代表の報徳学園がベスト4を目指して愛知代表、強豪中京大中京と第一試合に出場ということで甲子園球場へ駆けつけた。
 
 ここ数日は神戸も咲きかけた桜がしり込みするほどの冷え冷えした気候が続いている。今日の甲子園も結構寒かった。報徳が三塁側ということで、三塁側アルプススタンドの報徳応援団の中でスケッチをはじめた。先日はバックネット裏からスケッチした。柱を取り払った銀傘を背景に内野スタンドを遠望するのはなかなか乙なものである。

 外野席に目を移すと試合の経過とともに、みるみる人が増え、外野スタンドは、ほぼ満員の盛況だった。甲子園駅には奈良行きの切符売り場が出来た。ここでも阪神なんば線開通の恩恵は出ているはずだ。難波まで大人@350円だから南からの客は間違いなく増えたであろう。

 第二試合は和歌山代表の簑島が出る。南海電車、難波で降り、阪神で甲子園へ初見参の人も多かったであろう。こういうのを絵に描いた内需振興策というのである。輸出が駄目だから日本はおしまいだという考えを日本人も少しは修正してほしい。
 
 大いに脱線した。肝心の試合は、報徳先攻で午前11時に始まった。好投手,堂林を擁する中京有利の下馬評に対して、試合巧者、報徳がどこまで食い下がれるかが試合の見所だった。
前試合で6連続安打を達成した平本がラッキーボーイとなり、二回に先ず一点、追いつかれた4回にも、平本が2点タイムリー二塁打で二人を返して逆転した。

 中京も負けてはいない。やや疲れの見えた報徳の宮谷を痛打して逆転、5-4のまま9回、報徳最後の回を迎えた。先頭バッターに代打坂元を監督は送った。応援席にどよめきが起こった。坂元は期待に応えてライト前タイムリーである。ところが次の和田がいけない。送りバンドを失敗する。当然のことながら、いやなムードがスタンド全体に流れた。
 
 意外や、意外、監督はそこでまた代打を送った。次々繰り出す、代打攻勢にひるんだのか。本格派投手、堂林の手元狂い連続四球である。このころからスタンドで、「逆転の報徳」の声が出始めた。4番西郷が倒れたら万事休す。その西郷は自らのエラーで2回に相手に同点を許すきっかけをつくった。

 彼はそのことで密かにひとり燃えていたのかもしれない。土壇場で三遊間をきれいに抜いて2点タイムリーとなって再逆転、6-5で報徳がそのまま逃げ切った。監督の期待に応えた代打。次の西郷には打たせた。全て監督の采配が見事に当たった。

 帰宅して家族に聞いたら、報徳の永田祐治監督は、インタビュー席で、目にうっすらと涙を浮かべて、選手の健闘を称えていたそうだ。素晴らしい試合を見ることが出来、元気をもらった。中京の選手には悔いの残る一戦だったに違いない。勝負は時の運とも言われる。夏の甲子園に是非出て来て、報徳を倒して欲しい。

 報徳の試合を見ていると、母校報徳をこよなく愛していた亡父のことをいつも思い出す。スタンドのどこかで彼が、応援しているような気がしたから不思議である。(了)

緊迫のG20開幕を控えても、日本はひねもすのたりかな(学校で教えてくれない経済学)

2009-03-30 10:41:01 | 経済学
 今週末ロンドンで開かれる予定のG20の会合では、これ以上の景気刺激策に消極的な欧州の動きがみられることから、米国の姿勢はトーンダウンを余儀なくされようと今朝のWSJ紙のジョナサン・ウエイうズマン記者は書いた。

米国は、カリブ海沿岸経由で税金免れしている特にブラジル、中国、インドとの貿易の監視強化を考え得いるとWSJ紙は指摘している。米国の業界がホワイトハウスに働きかけて産業保護に動こうとしている。監視強化は金融機関にも求めようとしている。AIG問題は特に米国に対するヨーロッパの不信感を強めた。

欧州が追加の経済対策に後ろ向きなのは、政府の失業者対策に伴うコストが、欧州全体で5.2%に達するためだと指摘している。頭がいたいのは、先週末にかけて欧州主要都市で、景気対策を求める大型デモが相次いでいることを上げている。政府に対する不信感をあらわにしたデモ隊に取り囲まれる異様な雰囲気の中でのG20に実のある成果を期待できないかもしれない。

WSJ紙によれば、土曜日、「Tax the ritch,make them pay」(金持ちに税金をかけ、金持ちに払わせろ)とロンドンの町をデモ行進した。ベルリンでは、約15,000人がデモ行進した。群衆が交番に石やビンを投げ、パトカーの窓ガラスを割った。ドイツ金融センターのフランクフルトやローマでも経済政策を批判してデモ行進した。

今回のG20は、オバマ米大統領にとっては、不穏な情勢の中での初めてのヨーロッパ訪問となる。経済問題だけではない。アフガニスタン派兵では国民的レベルでの支持を取り付ける必要がある。パキスタン、イランでの核開発にブレーキをかけることも重要議題であるとWSJ氏は指摘した。

米国の財政事情から、景気刺激策には中国が米国債買い付けを増やしてもらわなければならない。エネルギーとミサイル防衛に関しては、現在高まっているロシアとの緊張関係を緩和しなければならない。「どれひとつとっても一筋縄ではいかない。特に、諸外国に財政財政支出増加が欠かせない。」とホワイトハウス安全保障担当事務次官、ミッチエル・フローマン氏のコメントを紹介している。

今回のG20のあとには、NATO(北大西洋条約機構)60周年の式典が4月3,4日に、オバマを待っている。4月5日には、EU首脳と米国との会合、4月6,7日はトルコ訪問を予定している。こういうニュースは日本の新聞には見落としかもしれないが、出ていないようだ。

WSJ紙によれば、オバマ大統領は、4月2日に、サウジアラビア、インド、韓国トップとの会談を予定している。オバマ大統領はイランとの関係修復に関心が高い。アフガニスタンとパキスタンでの政情不安解消にはイランの助けが欠かせないと見ているからだろう。

それにつけても日本は平和である。デモ一つ起こるわけでもない。ひねもす、のたり、のたりかな。誠に結構なことである。不景気だ、不景気だと言うが、つきつめれば豊かなのだろう。国会では相も変わら不毛のやり取りを続けている。国を少しでも良くしようとする心のかけらでもあればとおもうが、それをやらない。

アメリカと一元に議論できないが、国民一人一人が日々 刻々と動く世界情勢にもう少し関心を持って欲しいとおもうが無理なのだろう。栓を抜いた池と同じで、いつになるか知れないが、再び池に水がたまるまでは、せんないくりごとを続けそうで、憂鬱だ。

これから甲子園球場へ出かけて若者から元気をもらってきたい。(了)

しだれ桜(神戸酒心館)(スケッチ&コメント)

2009-03-29 09:54:37 | スケッチ


しだれ桜(神戸酒心館)

江嵜企画代表・Ken



 清酒「福寿」で知られる「神戸酒心館」の中庭には、名物のしだれ桜がある。少し目を離していた隙に、今年は早くも6分か7分咲である。 

 おなじみの「酒ばやし」の開店は午前11時半である。家族と合流する前の30分を使って鉛筆デッサン、帰宅して彩色して仕上げた。

 入り口を入ると正面に見事な、しだれ桜が目に飛び込んで来る。来店客はまずは、桜を背にして、ハイ、ポーズとやっていた。二人連れが交互に撮っていると、それを目ざとく見つけた店員が、「ご一緒に撮りましょうか」と声をかけた。にこにこしながら、食前のツーショットに収まった。

 この店は、平日でも予約をしておいた方が安心だ。この日は土曜日ということもあるのだろう。予約客で満席だった。

 メニューをみると、「花見弁当」@1,800円とあり、お酒と併せて、迷わず注文した。弁当と言うから幕の内弁当と思うとそうではない。立派な懐石料理である。嬉しいことに実にうまい。

 お昼としては、値段の落とし所がいい。@1500円ではどことなく貧相だ。さりとて@2500円では、特にご婦人の評価は厳しくなる。

 この日もご婦人客が多かった。ゆったりスペースがとってあるのもいいのだろう。お子さん連れもよく見かける。さすがに夜は殿方が増える。しかし、夜でも二人連れ、三人連れと、ご婦人客が比較的多い。

 花も見頃である。お花見を兼ねて、時に息抜きはいかがですか。ライトアップしているから夜桜も一興であろう。特に神戸近郊にお住まいの方には、お勧めのコースの一つかもしれない。(了)

シミが消え、色が白くなりました。

2009-03-28 09:07:18 | 診断即治療と虹彩学
美容・・・ (1)   (2)   (3)   (4)   (5)   (6)    (7)




これはもう説明する必要はないでしょう。

陽に当りながら仕事をしてきた方の手の写真です。
炭酸泉&湯電療法を月に二回行なっていたのですが、昨日「手がこんな綺麗になって嬉しくて嬉しくて」と話していました。

炭酸泉はあちらこちらにありますが、道具は使いようです。
鍼灸のツボも、誰が使っても同じではないように、道具も使いようです。
言うじゃないですか、「バカとハサミは使いよう」と。

逆の発想で、「バカになれば切れないハサミでも使える」のです。

G20控えてドル堅調(学校で教えてくれない経済学)

2009-03-28 08:21:40 | 経済学
 3月27日のNY外国為替市場では、前日に続いてドルが買われ、3月13日以来の対ユーロでの高値、1ユーロ=1.32925ドルで取引された。ドルは対ポンドでも買われ、3月19日来の高値、1英ポンド=1.4270ドルで取引された。ドルが対ユーロで買われた結果、円は対ユーロで値上がり、前日の1ユーロ=133.31円から1ユーロ=130.35円で取引された。

ユーロの対ドルでの値下がりは、ドイツの経済見通しが、1月発表のマイナス2.25%からさらに悪化し税収減少見込みであるとのドイツ財務相の発言が影響した。英ポンドの値下がりは、英国銀行総裁が、この先数年にわたり英国政府は金融トラブるから抜け出せないとの発言が影響した。

ドルは対スイスフランでも見られる。前日の1ドル=1.1288フランから1.1443フランへ値上がりした。ただ、対円ではドルは売られ、前日の1ドル=98.7円から値下がりして、1ドル=98.07円で取引された。3月期末決算対策としてのドル売り・円買いの流れが続いているが短命に終わるとの一部アナリストの見方をWSJ紙は紹介している。

4月の頭に開催されるG20を控えて、アメリカとヨーロッパ間で、景気刺激策で足並みがそろっていない。「束の間のドル上昇」に終わるという見方が底流ヲ流れている。

 昨日のWSJ紙は、①ゼロ金利、②米FRBの量的緩和政策,③一連の景気刺激策,④巨額の貿易赤字、⑤財政支出拡大が、米ドルの価値を下げ、インフレを進める助けをする。ドルがこの先値下がりする根拠は大いにあるとシティーグループのあるテクニカル・ストラテジストの見解を紹介した。

昨日のWSJ紙に、「米ドルのあとを継ぐ世界の通貨は人民元か?」とい記事が出ていた。中国の恩家宝首相が先日、保有外貨について米ドルに懸念を表明した。それに応えて、ガイトナー米財務長官は、「米ドルが(何かに)代替されることはありうる。」と驚くべき発言をした。彼はこの発言はを後刻取り消したとWSJ紙は書いた。

二ユーズウイーク(日本版)(4月1日号)は、「アメリカに広がる危ない金投資バブル」という記事を掲載している。金相場はドルの反面教師であるという視点でまとめられた記事だが、「株と不動産の暴落が続けば、金の需要はさらに高まる」と本気で考えている人が増えていると書いた。

同記事によれば、「知識豊富で理性的な人が、金を買って保管しようとしている人が増えている。」と書いた。金相場は現在はオンス930ドル前後である。同誌によればオンス2300ドルまで値上がりすると信じてせっせと金を買い集め、それを保管するための金庫が飛ぶように売れていると紹介している。

その一方で,同誌は「金価格は史上最高値圏にある。余りに多くの人々が高値で買った時、次に何が起こるか。答えは株価や不動産市場を見れば明らかだ。」「金は個人資産全体にかける保険のようなものだ。」と貴金属業者キトコのアナリスト、ジョン・ナドラ―氏のコメント紹介している。

同紙はまた、「最強ゴールドに意外な強敵現る」という記事を載せた。金の強敵とは銀である。銀の需要の半分以上は、写真の感光材、家電,硬貨、超電動、浄水など工業セクターだ。現在は打撃を受けているが将来必ず回復する。98年から07年までの間、銀の供給は24%伸びたが需要は44%増加した。景気回復と共に銀の投資魅力は増加すると米投資顧問会社へネシー・グループの見方を紹介している。

人それぞれ顔が違うように、世の中にはいろいろな見方がある。金といえば全てが金に走るひとが日本人には特に多い。為替でも「円高は悪、円安は善」とかたくなに見方を変えない。自国通貨の値打ちが上がって悲しむ国民は日本人だけだ。アメリカといえばひたすらアメリカである。米国に丸乗りしておけば済んだ時代は終わった。

今の米国はお金目当てに日本に、猫のように擦り寄ってきている。経済と健康は共通点が多い。いまさら言わずもがなであるが、自分の健康は自分で守る。自分の経済も自分で守る。他人任せにしない。自分で物事を考える習慣をつけておくよう、家庭でも学校でも、子供のときから是非とも教えておいて欲しい。(了)

クレマチス(スケッチ&コメント)

2009-03-27 17:36:43 | スケッチ


クレマチス

江嵜企画代表・Ken



木曜日には、おなじみのフラワーショップ「潤」に新しい花が入荷する。しかもお値段が安いときているから朝から花愛好家をはじめ、買って帰って商売する人までいるから、いつも混雑する。

 この日はかねてから入荷すれば是非描いてみたいと思っていたクレマチスが店の土間に、ところ狭しと並んでおり、早速買い求めて自宅でスケッチした。

 ヤフーのブログをクリックした。学名はClematis。キンポウゲ科センニン属の総称。常緑または落葉性の藤本(とうほん)(つる植物)で、茎は細く,葉柄が曲がって他物にからみつく。葉は一般に3~9枚の小葉からなる複葉。花は4~8枚の花弁状の花被(かひ)、多数の雄しべ、多数の離生心皮からなる雌しべがあると出ていた。

 JR三宮駅南から阪神バス停で待っていたら、かなりお歳をめしたご婦人が「クレマチスですね。もう出ましたか。早いですね。」と声をかけてきた。店売りは確かに早い。通りを歩いていてもまだクレマチスの姿を見ない。

 当のご婦人は、ご自身でも以前から自宅で育てているという。「とても育てやすい花です。冬越しも容易。花が枯れたら切る。葉も枯れたらハサミを入れる。翌年また芽をだしてくる。」と話が止まらない。

「色は紫が好きだ。今ではピンクや白も加えて庭で7色育てている。」と、次々と飛び出す話を聞いているうちにバスが来た。説明のお礼を言いかけるが、しゃべり終わったらおしまいとばかりに、さっさとバスに乗り込んだ。気がつけば、座席を手際よく確保していたから誠に頼もしい。

 クレマチスは、日本ではテッセン(鉄線)の名でもよく知られている。テッセンは中国原産で、日本へは15世紀後半までに渡来していた。室町時代の『黒本節用集』や『文明本』に「鉄線花」の名で載っている。ヨーロッパには、19世紀の初めにシーボルトがテッセンを伝えたと先のブログにあった。

 混血は逞しくかつ美しいとされる。中国、日本、ヨーロッパで交雑育種を重ねて、逞しく生き続けるクレマチスの姿が正に象徴している。気品があり、実に美しい。好きな花のひとつである。(了)

住吉小学校合唱部記念コンサート(スケッチ&コメント)

2009-03-26 12:41:35 | スケッチ



住吉小学校合唱部記念コンサート

江嵜企画代表・Ken



神戸市立住吉小学校(創立明治6年)合唱部記念コンサートが、自宅近くにある「うはらホール」で午後3時から開かれるというので楽しみにして出かけた。音楽コンクール西日本優秀校発表音楽会で最優秀校に選ばれ、全国大会優勝、この日はそれを記念しての開催となった。

 2時半開場前に既に列が出来ており、開演前にはほとんど満員になった。生徒の親御さんとおじいさん、おばあさんなどの家族、生徒の友達だろう、和やかな雰囲気が会場そこそこにに溢れていた。ただ、平日昼間ということもあって、男性の姿はまばらだった。会場の様子をいつものようにスケッチした。

住吉小学校が声楽で全国一になったことは、風の便りで聞いてはいた。しかし、第一声を聞いて、余りのうまさに正直、驚いた。まず、舞台姿が堂々としている。声量豊かである。ソプラノの高く響く声が特に印象的だった。しかし、ハーモニーを崩すことはなかった。全体に音程がしっかりしていた。

歌うに及んで熱を帯び、迫力を増していった。第一部は「崖の上のポ二ョ」を入れ軽くスタートした。第二部は、コンクール曲「この☆のゆくえ」と「満月の不思議ポロロッカ」を淡々と歌った。第三部に「にゃーご」という音楽物語をいれ、第四部で一気に爆発した。

「卒業」、「たいようのサンバ」、「日本の歌・こころの歌」では、「ふるさと」を歌った。「あの日の絵」では作詞・作曲された先生も舞台でギターを引いた。「本物を目指そうと頑張った。今の自分よりもっともっと高い自分を目指そうと頑張った」と歌にはさんでの先生の挨拶がはいった。

学校の近くのお年寄りの会「尚歯会」を随時、訪問している。その時歌ったという「川の流れのように」を聞いていて、涙腺が短くなったのか、知らず知らず涙がほほを伝わった。「千の風」も歌った。「はるかなる時へ/卒業するあなたへ」では親御さんも舞台に上がって子供たちと歌った。

歌いながら感極まって泣いておられるお母さんの姿があった。休日返上で子供たちに弁当をつくり続けた。夏の盛り蒸し風呂のような体育館での練習にも付き添った。「お母さんと歌うとうれしいです」と子供の代表が歌の初めに挨拶した。

今回の優勝メンバーは、6年生34名、5年生27名である。最近入部した4年生30名いれると合計91名になる。6年生は今回の舞台を最後に中学へ進学する。「日本一」になった誇りが、この先長い長い人生で、彼らに勇気と元気を与えることだろう。

指導者に恵まれると全く無名の子供の集団が全国一になることを実証した。この日、タクトを振られた室屋尚子さんは、演奏の最後に、「生徒本人の努力がまず第一、その努力や知識を引き出した指導者、子供を支えた家族や友達、今まで活動してきた先輩の存在、さまざまな積み重ねが結び付いた結果です。」と挨拶した。

アンコール催促の拍手がおこった。神戸は14年前7000人近い犠牲者を出す震災に見舞われた。震災では一人一人が支えあった。支え合うことの尊さを歌にした「幸せ 運べるように」を合唱部全員で歌った。

「日本一になるなど夢にも思わなかった」と子どもたちは挨拶した。その夢が現実になった。会場「うはらホール」玄関に全員揃って見送ってくれた。多くの人が、にこにこした表情で会場を後にした。素晴らしい時間をくれた住吉小学校合唱部に感謝、感謝である。(了)

米金融不安再燃、NYダウ115ドル安(学校で教えてくれない経済学)

2009-03-25 11:27:14 | 経済学
 経済とからだの健康と共通点が多い。今一つは、「人間も動物である」という視点で見ればわかりやすい。「なぜだ?」「どうして?」と理屈をこねまわす人が日本人には特に多い。理屈から入る人は概して信用できない。

どうもこのおじさんは「うさんくさいひと」だなと思えばやめた方がいい。そういうことを家庭でも学校でも親や先生が子供に話しておいて欲しい。神さんからいただいた子供の感性を今の大人は潰している。

昨日のWBCでの韓国との決勝戦のさわりのところだけ幸い見ることが出来た。内川のファインプレーにもしびれたが、イチローのセンター前2点タイムリーこそ「神さんごと」と言うのだろう。イチローは「神が降りてきた」と言ったそうだ。イチロー選手の一振りにどれほど勇気と元気をもらったことか。

あの場面で韓国のベンチは「無理に勝負しなくてもいい」というサインを送っていたそうだ。韓国のキムインシュク監督は「大事なところでコミ二ュケーションがとれなかった」と悔やんだと今朝の読売新聞で読んだ。全ては結果論だと片づけられない。いろいろなことを学ばせてくれたWBC大会だった。

今朝のNY株式市場では、NYダウは、昨日500ドル近く上げた反動もあり、前日比115ドル安い7,660ドルで取引を終了した。この日はガイトナー米財務長官とバ―ナンキ米FRB議長が米下院公聴会で証言した。そのあと金融不安が再燃、金融株が売られこの日の相場をリードしたと米ブルームバーグニュースが解説していた。

ノーベル賞を受賞し二人の学者のうちのひとりが、今回の政府の買い上げ計画は機能しないとNYタイムズの記事で言ったという話も相場に影響したようだとブルームバークは紹介していた。

米国経済は重篤である。頭では分かっている。1兆ドルを超える巨額の資金で不良債権を買うシステムが出来たと昨日は、はしゃいだ。しかし、肝心のガイトナー長官やバ―ナンキ議長が警戒感を持ち続けているとなると「患者」の家族(投資家)は落ち着かない。

ただ、病気が全く良くなっていないのかというと必ずしもそうではない。米貸付銀行協会の発表によれば、「米国の住宅ローン貸付残高が2兆7,800万ドルへ8,000万ドル増加した。固定ローン金利が低下してきている」と今朝のブルームバーグが紹介していた。

特にインターネット時代では膨大な量の情報が氾濫している。今回の金融危機は、住宅市場の破たんから起った。住宅市場に出来た動脈瘤が破裂して生まれた病気である。あれこれ目配りせずに、住宅の周辺から発信される兆候にある程度絞ってサインの見落としを極力減らしたい。

先日、センバツ高校野球を見たが、子供がかわそうなぐらいベンチがサインを出していた。先の新聞情報によれば WBCの昨日の問題の場面で、韓国の捕手がベンチのサインを見落としたらしい。肝心なところでのサインの見落としは文字通り命取りになるからこわい。
 
NY外国為替市場で、ドルが買われ、一時、1ユーロ=1.34ドルで取引された。ドルは対円でも買われ、円は対ドルで一時5ケ月振りの安値まで下げたあと、1ドル=98円台後半まで戻した。円は対ユーロでも売られ、一時1ユーロ=134.52円まで値下がりした。昨年末、榊原氏は1ユーロ=100円になると予測しておられた。為替はエコノミストの墓場とよく言われる。専門家でも短期的には間違いを犯す好例であろう。

NY原油(WTI)では、米在庫統計減を材料にバレル54.20ドルまで買われた。ドルが買い直されたあと売られたがバレル53ドル台を維持した。水鳥は原油市場は餌場と思っている感じがする。昔、亡父を介護していたとき、大和川まで車椅子に乗せて散歩に毎日出かけた。そのとき水鳥の生態をじっくり観察出来、水鳥から多くのことを学んだ。父のお陰と感謝している。

花をスケッチしていても教えられることが多い。描いていると花が生き生きしてくるように思うから不思議である。人間でもおなじではないか。見つめられなくなるとおしまいだ。神さんからいただいた大切な命である。好奇心を持ち続けて明るく毎日を送りたい。(了)

米財務省不良資産買い取り具体化好感、NYダウ497ドル高(学校で教えてくれない経済学)

2009-03-24 12:35:41 | 経済学
ガイトナー米財務長官が、銀行の不良資産を買い取る官民共同機関を設立し、1000億ドルの公的資金を投入すると発表した。民間からも十分採算に乗るとして、積極的参加する声も伝わる。今回の買い上げ対象には、不良資産となった巨額の住宅ローンや住宅ローン担保証券が含まれる。

今回の計画は、体力が消耗した金融機関から不良債権を買い取り、貸し渋り圧力を減らす狙いが一番大きい。オバマ大統領もサマーズ委員長も「問題解決には時間がかかる」としながらも、今回の買い上げ計画に強い期待を表明した。

これを受けて、3月23日のNY株式市場は、取引終了にかけて、ほぼ一本調子の上げとなり、NYダウは、採用30銘柄が全て上げ、先週末比497ドル、も6.8%高い、7.775ドルで取引を終了した。ハイテク株指数ナスダック、S&P500種平均株価も7%前後値上りした。

今朝のNHK・BS「おはよう世界」は、CNNテレビが「1兆ドル基金」と大きく取り上げ、NYタイムズも、「民間が買い上げたあと発生した損失は政府によってカバーされる。妙味ありとするヘッジファンドもある。今回の計画に期待感が一部に出てきている」と紹介していた。

この日のNY株急騰には、2月の米中古住宅販売高が、予測の445万戸を上回り、5.1%増、472万戸との米不動産協会発表も材料にされた。ただ、住宅価格は前年比15.5%値下がりしたことも同時に発表されたが株式市場は無視した。

NY外国為替市場では、ドルと円が対ユーロで売られ、一時、1ユーロ=1.3739ドル、1ユーロ=132円で取引された。何を根拠にユーロが買われるのか分からない。しかし、1ユーロ=1.40ドル台までユーロが値上がりするという見方まで出てきたから様変わりである。

NY原油(WTI)先物相場は、不良債権買い上げ実施、NY株高で米国の景気回復に寄与する。原油消費も増加するとの思惑から堅調に推移し、一時バレル54ドルまで値上がりした。安値32ドルからここ1~2ケ月で70%以上値上がりしたとCNNテレビが声高に叫んでいた。

原油がここへ来て堅調に推移している裏には、米国政府が不良債権買い取り用にドル札の印刷を拡大せざるをえない。これはドル安の要因になる。ドル安が進むとドル建てで取引される原油相場は底堅いと一部トレーダーの見方を紹介していた。

ところが、同じドル建てで、ドル安の反面教師とみられていたNY金先物市場は、株高の余りの勢いにのまれたのか、金の輝きが薄れ、18ドル安いトロイオンス938ドルで取引を終了した。ひとは何かと理屈をつけては相場を説明している。相場の世界では、ほとんどが後講釈である。

その点、水鳥はわかりやすい。餌にありつけるとなると集まる。餌が貰えないとなると逃げる。今回の不良債権買い取り計画も買い上げた不良債権が値下がりしても政府が損を負担してくれるということがはっきりさえしてくれば差し押さえ物件の投げ売りも時間の経過とともに減るであろう。投げ売りが収まれば値段も底入れする。

米財務省が先週、長期国債を3000億ドル買い入れすると発表後、米国債相場が急騰、利回りが3%から2.5%台まで急落した。これを受けて年5.29%だった30年物住宅ローン金利が先週末4.985%と5%を割った。4月には4.0%もありうるとの米不動産業者の声を先日NHK/BS「おはよう世界」で米ABCテレビ番組の中で紹介していた。

今回のアメリカ発の金融危機は住宅バブル破裂から来ている。住宅価格がいつ下げ止まるかを見ておけば景気底入れのタイミングをある程度予見できる。住宅に逃げた水鳥が戻り始めるとそこで初めて底が見えてくるだろう。

米財務省は、どんなささやかな灯りでもいいと、金融危機のトンネルの先に灯りを見つけたいと米国政府はリスクを承知で、大胆な、命がけの対策に踏み込んで来た。オバマ米大統領は、「金融危機回復は一夜にして起こらない。(今回の措置により)住宅市場にかすかな灯りをともすことになる」と記者会見で話していた。

子供のころ三度三度ご飯をいただけることに感謝しなさいとよく祖母から言われた。眼が不自由になって初めて、見えるということのありがたさを実感する。不景気だ、不景気だと騒ぐのは簡単だ。不平不満を唱え、感謝の気持ちをなくした人生ほど味気ないものはないであろう。(了)