6日、NY市場でダウは43,729ドル、1,508ドル、3.57%高、S&P500は5,929と146ポイント、2.53%高、ナスダックは18,983と544ポイント、2.95%高で取引を終えた。個別銘柄ではゴールドマンサックスが595.98ドル、13.10%高、1銘柄でダウ指数を452ポイント押し上げた。ナスダックではテスラが288.53ドル、14.75%高で相場をリードした。恐怖指数VIXは16.27と20.60%低下。米10年債利回りは4.437%と0.14%上昇。NY外為市場で1ドル=154.39円、1.84%高、1ユーロ=165.68円、0.03%高、1英ポンド=198.87円、0.64%高。NY原油(WTI)はバレル71.82ドル、0.06%安、北海ブレント、同75.16ドル、0.49%安。NY金はオンス2,668.70ドル、0.04%安。ビットコインは7万5,658ドル、9.03%高出取引された。
7日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①トランプ氏が第47代米大統領としてホワイトハウスに帰って来た。大接戦になる。しばらく結果は分らないとの見方に反して開票が進む中早い時間でトランプ氏が優勢となり大差で勝利を決める結果に終わった。ハリス氏は何故負けたのか。物価高騰と移民問題だった。これからどうなるのか。1,500万人の不法移民の扱いをどうするか。前大統領への裁判で責任追及がどうなるのか。トランプ氏は公約をどう実行するのか。②スターマー英首相はトランプ氏に祝電を送った。英国はアメリカのトップの同盟国である。トランプ氏のNATOへの対応と高い関税の公約が懸念として残る。」と伝えた。シンガポールCNAは「トランプ氏の米大統領が確実視されNY株は値上がりした。ドルが買われ1ドル=154円台までドル高・円安が進んだ。中国は今のところ公式の反応はない。毛報道官は「米大統領選挙結果はアメリカの国内問題だ」と従来からの一貫した立場を強調した。香港ハンセン株は値下りした。トランプ氏の大幅関税引き上げを懸念した。外交政策ではミヤンマー軍事政権への対応が課題だ。」と伝えた。韓国KBSは「トランプ氏は勝利演説でアメリカを再び偉大な国にする。分断したアメリカを一つにすると述べた。何を優先するのか。米朝会談の早期開催は考えられない。現政権との間で結んだ米軍の駐留経費削減協定の再交渉を求めて来る懸念がある。」と伝えた。中国CCTVは「毛寧報道官は米大統領選挙結果は国内問題だ。中米はウインウインの関係にある」と述べた」と伝えた。インドNDTVは「モディ首相はトランプ氏に祝電を送った。モディ首相はトランプ氏と個人的に温かい関係を構築している。」と伝えた。問題は日本である。アメリカは日本をどう見ているのだろうか。石破首相の鼎の軽重が改めて問われる。(了)