ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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指揮官は、国(チーム)全体のことを考えて行動して欲しい(学校で教えてくれない経済学)

2011-07-29 11:39:42 | 経済学
日本のプロ野球ペナントレースは、オールスターを終えて、残り試合からみて「折り返し点」に来た。ひいきチームが、苦手意識の強い某チームを相手に珍しく2連勝し勝率を五分に戻した。さあ、これからと言う大事な試合を0-2で落とした。あの試合はこれこれだったと、後々言はれることになるだろう。そう言う予感がする。

1点をリードされて迎えた最終回、加藤という今年、左投手欲しさによそのリーグから獲って来た投手を起用した。テレビ観戦していて、こういうことをやっていると、今年もこのチームは優勝できないなと正直思った。指揮官に「戦う姿勢」がないと、敵味方に思われても仕方がないと、その時感じた。仮に打たれても彼が打たれたら仕方ないと思えるような選手起用をするのが真の指揮官だろう。

「ニュ―ズウイーク誌日本版」最新号は「おぼっちゃま首相は危機に強い。」のタイトルで、「エリートの甘さもある。オバマ同様、向う見ずなこともするが、危機に直面した途端に生き生きとする。危機の際には本領発揮、盗聴事件で分かった「英国版オバマ」の意外な底力」とアンドル―・サリバン(政治評論家)の記事を載せていた。「キャメロンもオバマも現実主義者であるが、夢想家でない。」と書いていた。夢想家が一番危ない。

別ページで同誌は「共和党のジョン・ベイナ―下院議長は、財政赤字協議で、先週、ついにオバマとの交渉にサジヲ投げた。」「原因は、性格の違いではない。この国の針路についてビジョンが違うからだ」とベイナ―は説明した」と書いていた。28日の「ワールドWaveMorning」{ドイツZDF)は、「共和党が党内で意見がまとまらない。それは茶会党(ティーパーティー)(保守派)の存在が影響している」と紹介していた。

今朝のテレビ東京系の「モーニングサテライト」に出演した堀古英司氏は「債務上限引き上げもデフォルテも表向きの理由である。そもそも米国債格付けのAAAは実態とかけ離れている。しかし、アメリカはギリシャと違う。数週間利払いが滞っても、どおってことはない。この問題は前向きにとらえるべきだ。」と明快だった。

中国高速鉄道事故現場を温家宝首相が訪れ陳謝したと中国中央テレビ、香港ATVシンガポールCNAがそれぞれ時間を割いて放送していた。温首相が現場へ行くのが遅れたのは一週間入院していたためであると説明していた。香港ATV,CNNは「犠牲者の不満はいまだ収まっていない」と解説していた。死者39名と出ていたがにわかに信用できない。信用は一度失うと取り返しがつかない。この点では最近全く「ワールドWaveMorning]で取り上げられないが、フクシマ原発問題での東電と日本政府の発言もマスコミ報道含めて全く信用されないから怖い。

最後になったが、28日のNYダウは、前日比62ドル安、12,240ドルで取引を終えた。NY為替市場では、1ドル=77.67円、1ユーロ=111.27円、原油WTI相場はバレル97.60ドル、NY金はトロイオンス1,613.40ドルで取引された。株安、債券安、ドル安は続くと「ワールドWaveMorning」は紹介していた。アメリカでは8月に入れば一斉に夏休みにスイッチが切り替わる。アメリカの議員さんも何事もなかったかのように8月になればいそいそと家路に付くのだろう。

問題は日本である。子供手当の割り振りでさも大きな仕事をしているかのような顔をされると国民は不幸である。指揮官は、国(チ-ム)全体のことを考えて行動して欲しい。(了)

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