日本人の約20%が花粉症だそうで、ネットでもいろいろ説明されておりますが、花粉症を治すには体質を考える必要があります。
結論から言いますと、腎臓と腸の弱化が問題ですが、現代医学で腎臓や腸を検査してもかかってきませんので、現代医学では腎臓も腸も無視され、他に原因を探して新しいい治療法を取り入れるわけです。
現代医学では花粉症を「アレルギー」に分類し、「アレルゲン」を探します。そして、スギやヒノキなどの花粉が原因としました。
ところが、スギやヒノキの花粉が飛ばない季節にも花粉症の人が出てきましたので、今度はダニやハウスダストが原因ではないかと言い出したのですが、それでも花粉症が治らないので、次はゴキブリやペットの毛などが原因ではないかと言い出し、あげくの果ては、道路のゴミまで原因にする専門家まで出てきました。
一方の東洋医学は、体のどこに異常があるかを診ますので、20年ほど前の「慢性鼻炎」の時は、鼻の異常ということで、鼻の横に温灸をする治療法が流行りました。
それはそれで、鼻粘膜を暖めて新陳代謝を促しますので、効果としては悪くなかったようです。(私も患者さんに試した事があります)
しかし、慢性鼻炎よりも花粉症が増えてきますと、鼻だけの治療では治まらなくなり、体質改善的な治療方法を考える東洋医学者も出てきましたが、鍼灸や漢方だけでは治せない花粉症もあることを、一部の人たちは気付き始めているようです。
しかし、それでもなかなか治すことは難しいようです。
それは、腎臓や腸が何故弱化したかを知ることが、根本的な治療に繋がるをいうことを、「知らないか」「言わない」からです。
おそらく、ここにその原因や診断法を書いても、ただ素通りするか、批判の対象にするだけだと思いますので、それは書きませんが、 虹彩 を見れば原因を明確にして治す事ができます。
ただし、長期間薬を使っている人は、少々時間がかかります。