ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

センバツ甲子園ベスト8ースケッチ&コメント

2006-03-31 16:21:45 | スケッチ
地元神戸代表の神港学園が11年ぶりでベスト8に進出したので
甲子園へ出かけた。

対戦相手の岐阜城北高校は、神港の拙攻にも助けられたが
少ないチャンスに効果的な長打が出て4-0で快勝、
ベスト4に進んだ。

遠路、岐阜からの応援団はほぼアルプス席を埋め尽くしていた。
一球ごとに元気な声援が一塁側の内野席にも届いた。
それに比べ地元神戸はどうしたのだろう。選手も応援席も
気のせいかまるで元気がなかった。

甲子園の全体の客の入りは寒さも手伝ってか無料の外野席にも
かなり空席が目だった。一塁側内野特別自由席からスケッチした。

先日の日本代表のWBC世界ナンバーワンで一気に野球熱が
盛り上がったかに見えた。しかし、現実はそれほど甘くないようだ。
センバツだけで軽々に判断できないが野球人気復活には程遠い。
日本全体でやはり野球離れが確実に進んでいるのであろう。

ところでプロ野球もまずはパシフィクリーグからスタートした。
セントラルリーグは本日のナイターからプレーボールとなる。

昨年リーグ優勝した阪神タイガースが果たして日本一になれるかどうか。
ブラウン監督(43歳)に変わった広島カープがダークホースだと
ある評論家があるテレビ番組で力説していたのを聞いておやっと思った。

星野監督に代わってタイガースの選手人一人の考え方が変わったと
よく言われる。果たして広島カープはどうであろうか。

ブラウン監督は広島の選手一人ひとりに試合をシュミレーションして
選手に状況を判断させ自分ならどうするかを発言させているのだそうだ。

いまの日本の若者は、自分がいま置かれている目の前の状況を
具体的にイメージして自分なら何をするか自分なら何が出来るかを
考えたこともなければ子供のころから訓練を受けたこともないのだそうだ。

たかが野球、されど野球と言ったのはかって爽やかイレブンの愛称で
甲子園をわかせた池田高校の蔦監督の名言である。

古い世代の人間のひとりとして、たかが野球されど野球という
言葉に共鳴するが、神港学園と岐阜城北戦を遠目ながら
観戦していたが、何一つ盛り上がりもなく気がついたら終わっていた。(了)

江嵜企画代表・Ken



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

臨床実践塾&運命学講座の案内

2006-03-31 11:33:12 | 情報や案内及び雑談
臨床実践塾&運命学講座の案内
≪今後の塾開催予定:偶数月の第一日曜日≫

※ 治療効果の有無を、その場で、自他共に、確認できる方法の研究会です。
※ 理論は実践より生まれ、新理論は新しい臨床技術と新しい理論を生む!

【第6回 臨床実践塾】
【日  時】 2006年6月4日(日)午後2時30~5時30分
【場  所】 ホテル・ミツフ・会議室(当院の西隣 電話06-6303-3223)
【講  師】 新城三六
昭和55年 新城治療院開設(現新城針灸治療院院長)
中国厦門大学海外函授学院中医針灸科客員講師を経て、
黒龍江省斉々哈尓市労働病院針灸科講師、
上海市綜合治療研究会名誉理事等を兼務経験。
(編著)
・ ≪病気治し入門≫セクト東洋医療センター
・ ≪生物力学療法≫近代文芸社
・ ≪治療珍道中≫(1巻~7巻)東洋医学臨床研究会会誌
【参 加 費】 一万円
【問 合 せ】 メールアドレス→ shinjo@iris-club.com
Tel 06-6390-4722  FAX 06-6302-0991
新城針灸治療院 大阪市淀川区西中島4-8-5

【参加資格】 和方鍼灸友の会会員か、会に入会できる方(入会金1万円)
鍼灸師、医師、歯科医師、それらの資格を得るための学生

《実践塾テーマ》 即効性のある治療と診断
【内容】
 人体惑星試論による診断実技と治療への応用
 澤田流特効穴を実験によって治療効果を確認 
 自分だけの特効穴と歯科関連の臨床方法 
  (神経を抜いても痛む歯や顎関節の治療等)


【第二回 運命学講座】
自分や社会の未来予測は、経営に役立ちます。
実践塾とは別枠で「運命学」の勉強会を開催致します。
参加資格は問いません。

【解説】ばーば佐智子
【日時】6月4日(日)午後12時00分~2時00分
【受付】 午前11時30分開始
【費用】 五千円
【会場】 上記臨床実践塾の会場と同じ
【受付】申し込み先着順(座席が満席になり次第、締め切りとさせていただきます)

【内容】(講座内容の録音及び撮影等はご遠慮ください)
 目で見てわかる時代の変化
 これからの時代を予測する
 時代は作っては壊しを繰り返す
 過去の清算
 2006年からは軌道修正
 新時代へ向けての選別と淘汰
 ドサクサの中にチャンスあり

【運命学講座の申し込み先】
新城針灸治療院 ・ 電話06-6390-4722 ・ FAX 06-6302-0991
ばーば佐智子・電子メール アドレス  kouenkai@barba-sachiko.info

【終了後、親睦会】
自由参加で、会場は近隣の飲食店を予定。
(飲食品は各自で注文し各自で清算・3千円以内を想定)

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インフレ懸念嫌気、NYダウ65ドル安、金13ドル高ー学校で教えてくれない経済学

2006-03-31 08:44:53 | 経済学
3月30日、米商務省が発表した米国のGDP統計で、インフレ懸念を示すデータが出たことを材料に、利上げ継続懸念が再び台頭した。

その結果、10年物国債利回りは一時4.88%台をつけ、イラン問題が進展をみせないことを嫌気して、金相場がオンス13ドル上げて591ドル、原油相場も70セント上げてバレル67.15ドルで取引された。NYダウは、米利上げ継続懸念を蒸し返し、前日の上げ分をそのまま吐き出す形で、前日比65ドル値下がりした。

米商務省は、税引き後の米企業業績が2005年第4四半期、13.8%増(1.062兆ドル)、年ベースでは14.6%増と発表した。同期の米GDP統計を速報値で1.1%増、修正値で1.6%増、今回の最終値で1.7%増へ上方修正した。

この日の株式市場が最も敏感に反応したデータは、消費者物価指数で、そのうち食料とエネルギー部門を除外した、俗にいうコア・インフレ率が予測の2.1%を今回2.4%へ上方修正したことであるとWSJ紙電子版(3/30)は紹介している。米FRBは金融政策の物差しとして特にコア・インフレ率に注目し、2%を越えてくると警戒するようだ。

先日の米FOMCの声明文では、「米景気は堅調に推移している。昨年第4四半期のGDP落ち込みは一時的もしくは特殊要因(temporary or special factors)」と指摘していた。米FRBの内部で具体的にどのような議論が展開されていたのか、4月18日に発表される予定のFOMC議事録に再びスポットが当たりそうだ。

原油相場(WTI)先物が上昇した直接の要因は米ガソリン在庫の予想外の減少であるとWSJ紙は指摘している。ガソリン相場はハリケーンのあと一時ガロン3.5ドルまで急騰したあと1.5ドルまで急落していた。それがまた1.9957ドルへ心理的なガロン2ドルに並んだ。

米国で生活した経験から言えば、車は下駄、ガソリンは米の飯のような存在である。ガソリンの在庫が減り、つれてガソリンの値段がジリジリ上がってくると、仕事や買い物で車を運転しながらも、ついついインフレ懸念、利上げ継続と連想するのであろう。

原油相場が高値圏で頑強にはりついているのは、イラン問題が投資家の頭から離れないからであろう。この日はイランが“Holly Prophet”と称してミサイル発射の大規模な軍事演習をしたとのニュースも原油の買い材料にされたとWSJ紙は紹介している。

米国の情報は鵜呑みに出来ないが、頭の片隅に置いておくことは無駄ではあるまい。(了)

江嵜企画代表・Ken


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NYダウ前日下げの2/3戻す、原油66ドルー学校で教えてくれない経済学

2006-03-30 10:20:00 | 経済学
3月29日、NYダウは前日の100ドル下げの2/3を戻し61ドル高、11,215ドルで取引を終了した。

原油相場は米ガソリン在庫が減少したことから小幅上昇し、バレル66.45ドルで取引を終了した。地政学的リスクが依然として懸念されておりバレル70ドルも視野に入ってきたとする見方が増えてきているようだ。

FOMCの利上げに過剰に反応したとして見直し買いが入った。ただ、次回のFOMCの0.25%上げで年5.0%となるがそれで打ち止めかどうか議論が分かれている。いつにかかって原油相場次第との見方が多いようだ。

金利が上がれば米景気を支えてきた住宅需要を一段と冷え込ませるという見方が大勢である。2月の新規住宅着工件数が10%強おちたが、FFレートあげにともない長期金利を押し上げ、10年物国債に連動している住宅ローン金利引き上げにつながるから景気押し下げに働くと見られている。

この日、10年物国債は値下がり、利回りは上昇しえ、年4.8%を超えた。これは2004年6月、米FRBがFFレート1.0%から0.25%上げ、利上げにスタンスを変更した時期である。

次のテーマはいつ米連銀が利上げ打ち止めを鮮明にするかのタイミングに焦点が絞られてきた。WSJ紙電子版(3/29)は、このごNYダウは上下動の激しく荒れた(Volatile)相場を予想するアナリストが多いと紹介している。
(了)
作者・江嵜企画代表 Ken


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FW: 米利上げ継続示唆、NYダウ95ドル下げるー学校で教えてくれない経済学

2006-03-29 10:03:27 | 経済学
3月28日、米FRB議長、バーナンキ氏は、議長として同氏はじめてとなる米FOMC(公開市場委員会)の会合で短期の目標金利であるFFレートを0.25%上げ年4.75%とすることを出席メンバー11名全員賛成で決めた。同時に発表された声明文が再利上げを示唆したとしてNYダウは95ドル値下がりし11,154ドルで取引を終了した。

今回の0.25%の利上げは予測どおりとして驚きはないとするエコノミストは多い。ただ、声明文の中でエネルギー価格の上昇と雇用堅調を指摘して再利上げを示唆したが、2月の米新規住宅着工件数が10%下落したことに言及していないことからさらなる利上げは景気スローダウン、場合によってはハードランディングの可能性もあると引き締めがオーバーシュートする危険性を一部のアナリストは指摘している。

5月10日に予定されている次回FOMCで16回目となる0.25%上げを実現し、17回目は年5.0%で利上げ打ち止めと見るエコノミストは多いようだ。ただ、4月18日発表される今回のFOMCの議事録を今一度読んでみてからの話になるだろうとWSJ紙記者、Greg IP氏は指摘している。

NY原油先物(WTI)相場が、後65ドル台へ下げたが、バレル66ドルまで値上がりしたことも投資家にインフレ懸念を再認識させ,株式市場での嫌気売りを誘ったようだとWSJ紙電子版(3/28)は紹介している。

原油相場は、衰えを見せない中国からの強い需要、一方供給不安を煽る事情としては、ナイジエリアでの生産現場でのストライキ、核問題をめぐるイランとの交渉が欧米対ロシア・中国との間で思うように進まないことが原油相場の根強い先高感の背景にあるようだ。

米消費者信頼感を示す指標のひとつであるConference Bord指数が予測の102を大きく越えて107.2と発表されたことも再利上げの思惑を掻き立てているかもしれない。

世界的な金余り現象を背景に堅調を続けて来た世界の株式市場であるが、ここへ来て中東の株式市場が値下がりし、ロシア、ブラジル市場などエマージング市場も調整色を強めていると伝えられる。短期金利の急上昇でヘッヂファンドが早手仕舞いをしたためだろう。

株価を冷やすには刃物は要らぬ。利上げは青菜に塩と昔から相場は決まっている。

昔から孫が生まれると庭木を植えて年寄りは孫の誕生を祝い成長を楽しみにした習慣がある。これという銘柄を企業家とともにじっくり育てていくのが株式投資の本義であろう。長期投資の本義を忘れ、欲ぼけした目先だけの売り買いは用心した方がよさそうだ。(了)

江嵜企画代表・Ken


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原子力発電は万能薬でない:フランスの悩みー学校で教えてくれない経済学

2006-03-29 01:03:51 | 経済学
WSJ紙電子版(3/28),Jeffrey Ball記者はフランスが現在直面している原子力発電問題をレポートしている。

国際エネルギー機関によれば、原子力の消費電力依存率は、2003年ベースで、フランス78%、ドイツ28%、日本23%、英国22%、米国19%、ロシア16%、カナダ13%、イタリア0%とフランスが突出していることがわかる。

米国のブッシュ大統領は2006年の年頭教書で原子力発電見直しを発表し、エネルギー問題で窮地に立たされている中国もフランス政府のエネルギー政策に大いなる関心を示しているようだ。

しかし、それがフランスにとって万能薬かというとそうでもない。フランス政府は原子力産業に推定1,200億ドルを出費している。散発的とはいえ放射能漏れ事件への対応や特に9:11テロ事件以後、常に原子炉がテロ攻撃の脅威にさらされ心配は尽きない。

フランスでは、電力消費では原子力のウエートは78%であるが、エネルギー消費全体から見れば原子力は20%に過ぎず、原油の依存度は49%を占め、しかも乗用車やトラックの利用者が増え、原油輸入は増え続けている。原子力は全てでないことを露呈している。

フランスが原子力に傾斜した背景には①1956年、エジプトがスエズ運河を閉鎖した結果、中東からの原油輸入が止まった,②1973年、アラブ諸国がフランス向け原油を輸出禁止したことを受けて、当時の政府は国民を説得して6つの原子力発電所を建設した経緯がある。

その一方で、フランスは核廃棄物の一括処理を引き受けている。『フランスは世界の灰皿の役割を果たす必要などない』とグリーンピースに代表される平和グループの攻撃にさらされている。あるフランスの大学が、原子力発電所近くの海岸で海水浴をする子供は他の場所より白血病患者が多いと発表した。しかし、フランス政府はそれが放射能や施設から流れ出る化学物質によるものかどうか因果関係を証明できないと結論付けた。

EUはエネルギー元の多角化をテーマに太陽エネルギーや風力発電に力をいれることを目標にしている。ところがフランスは原子力に傾斜したために、太陽エネルギーや風力発電に技術的に大いに遅れをとっている。風車の傍に住むある主婦はやかましくて気が狂いそうで耐えられないと話している。

日本人にとってもフランスの話は他人事で済まされないが、関心は全く薄いようだ。(了)

江嵜企画代表・Ken


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

《マンダラ塗り絵》シリーズ出版記念講演会・・・3

2006-03-28 10:36:35 | 情報や案内及び雑談
名古屋で開かれた 出版記念講演会 では、長野先生による「弥曽以知」や「おおぎ(奥義)」の 実技講習 の後、昼食の時間。

会場の名古屋市中小企業振興会館の2階に、明るい喫茶店があったので、そこで昼食を食べることになり、カウンターで「コーヒーだけでいいです」と注文した。

カウンターの横には、こんなミニチュアが置かれていて、ジーッと見つめていたら、店員さんが「クスッ!」と笑っているのが視覚に入った。






他人の食べているのが気になり、写真だけ撮らせてもらった。(^○^)
食べ辛かっただろうなー。(^.^ ;





昼食の後は、スペシャルゲストとして正木先生の盟友であり、国立民族学博物館名誉教授であられる立川武蔵先生が、「マンダラ」をテーマとした特別講演でした。

1. マンダラはいつ頃から作られたのか
2. マンダラの持つ意味と構成は何か

等々を、分かりやすく、興味が湧くような解説で説明してくれた。
(時間がありましたら、細かく書きたいのですが、今は無理のようです)


最初に、正木先生からの紹介がありまして、立川先生は7カ国語を自在にこなすという学者でもあることを始めて知りました。
講演前夜に正木先生のお話の中に、「立川先生は、お金や権力で動かない」と聞いていましたので、凛とした先生ということは想像できたのですが、想像以上に素晴らしかった。






立川先生のご講演の後、先日アップしました正木先生のご講演 があり、その後に親睦会。

こちらはマウスオンでどうぞ。



  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中東株式市場急落は何を意味するのか?-学校で教えてくれない経済学

2006-03-28 02:02:47 | 経済学
WSJ紙電子版(3/27)によると、Craug Karmin記者、YasmineEl-Rashidi記者は
連名で、原油相場の高騰を背景に急騰を続けていた、ドバイ、クエート、アブダビなどペルシャ湾岸諸国の株式市場がここ2ヶ月急落している。一部の悲観的な見方では、1997年のアジア通貨危機や悪夢のロシア経済の破綻時を連想して、他のエマージングマーケットへの波及が警戒されると伝えている。

ドバイ市場では2005年初めから上げ始めた株式市場では昨年11月で年初の2.2倍まで上げた後一転して下げ始め現在2005年1月並みまで下落した。サウジアラビア市場では2006年1月末まで90%上昇したが現在は50%高水準まで値下がりしている。トルコやブラジルなどのエマージング市場にも飛び火しているとWSJは報じている。

中東株式市場では急落ははじめての経験となる。原油相場上昇とともに株価も急騰した。個人が遊び半分で趣味のつもり株式投資を始めたケースが多い。クエートでは値下がりに激怒した投資家が政府に株価対策を 要求した。カタールでは、社会騒乱を怖れている。株価急落は年率6~7%で伸びてきたサウジアラビア経済に打撃となるかもしれないと伝えている。

サウジアラビアでは値幅制限幅を10%から5%に引き下げた。それが値下がりの引き金となり狼狽売りを誘って予想以上の値下がりを招いたと指摘するアナリストもいる。

2004年には中東諸国は200億ドルの米債を買った。2005年は60億ドルに減ったがこれは米国債から自国のマーケットへ資金が流れたためである。むしろ今回の中東市場の株の値下がりで、再び米国債を買い始めるかもしれないと見るアナリストもいる。

中東の株価が値下がりすれば中東地域のリスク要因がさらに増えるとの見方もあるようだ。地政学的リスクに加えて今回の様に株の値下がりが引き金となり中東地域の金融市場の混乱を招けば新たな原油相場押し上げに働くかもしれないとの指摘もある。

日本ではBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国)に対する期待感から株式投資を薦める向きが多い。エマージング市場は値上がりするのも早いが簡単に暴落することは歴史が証明している。

中東株式市場の急落は何を物語っているのであろうか。残念なことであるが、自分自身で見極めもせず、第三者に勧められるままに株式投資をはじめる個人投資家は多いようだ。今回の中東地域の株式の値下がりは日本の個人投資家にとっても他山の石となるかもしれない。(了)

江嵜企画代表・Ken


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界の資金のゆがみ:サマーズ警告ー学校で教えてくれない経済学

2006-03-27 18:09:21 | 経済学
WSJ紙電子版(3/26)元米財務長官、LawrenceH.Summers氏の3月24日開催のインド連銀での 講演録を紹介している。

サマーズ氏は15年前始めてインドを訪問し、二度目に訪れた6年前と比べてインドが金融システム、教育、ヘルスケア全てにおいて様変わりに良くなっていることに驚きを表し、インドと米国との信頼関係が今後益々深まるだろうと冒頭に挨拶している。

サマーズ演説の本題は世界の金の流れが開発途上国に異常に集まり、それが米国へ流れ込む形で米国の経常赤字が生まれている。しかし、これは極めて危険な状態である。

2005年の世界のお金は、①中国が1,400億ドル、その他アジアの開発途上国が680億ドル、②石油輸出国が3,280億ドル、③日本が1,500億ドルとユーロ240億ドル,④その他920億ドル合計9,020億ドルあり、このうち8,050億ドルが米国へ流れている。かってお金は米国から世界へ流れていた。今それが逆転した。

こんな異常な状態が長続きするはずがないとサマーズ氏は断じる。しかし現実問題として、世界景気の拡大を持続させながら米国の赤字を止めることが出来るのだろうか。G7もIMFも問題解決に全く機能していない。開発途上国を入れたG20での討議が求められる。

米国の赤字は1991年のゼロから2005年の8,000億ドルまで一貫して拡大を続けている。止る気配がない。米国の赤字はGDPの7%に達した。異常な現象はここ5~6年の間に特に進んだ。

開発途上国にたまった保有外貨は、中国7,240億ドル(対GDPで41%余剰)、台湾2,100億ドル(同69%)、韓国1,360億ドル(同18%)、ロシア1,180億ドル(同20%)、インド1,077億ドル(15%)、アレーシア586億ドル(50%)、
アルジエリア505億ドル(同60%)、メキシコ470億ドル(7%)、タイ354億ドル(21%)、サウジアラビア738億ドル(同29%)となかでも中国が突出している。

8,000億ドルの赤字国が低金利を維持できるのは世界の余剰マネーによる債券買いにほかならない。低い金利で米国が世界の製品を買い続ける結果、世界の金融パニックはかろうじて回避されているに過ぎないとサマーズ氏は指摘した。

異常なまでの世界的な資金の偏在(ゆがみ)は今後の世界経済にとって大変なリスクであることに鈍感であってはならないとサマーズ氏は警告したかったに違いない。(了)

江嵜企画代表・Ken


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Susi ブーム in USA,But..。-学校で教えてくれない経済学

2006-03-26 10:03:00 | 経済学
WSJ紙電子版(3月25日)によると、G.Bruce Knecht記者は、いま米国では
寿司ブームであるが、寿司のねたに使われる魚がどこから来て、どのように加工されているか我関せずで食べていると伝えている。

米国における日本料理店の数は、ここ10年で、4,086軒から2005年の
9,182軒へ倍増した。その内寿司・レストランの売り上げは、2000年の11億ドル
(1ドル=115円換算:1,300億円)が昨年28億ドル(同3,200億円)に達した。

食品業界のあるコンサルタント会社の調査によれば、向う5年間で、一般のレストランは年率5%で伸びにとどまるが、寿司・レストランは年10%から20%で伸びると予測している。ロサンゼルスの魚卸業者のPakさんは、ここ10年で寿司ビズネスの売上げは30%伸びたと話している。

寿司は健康に良いということで広く知られている。しかし、寿司にネタに多く使われるマグロには高濃度の水銀が含まれている。大衆健康問題アナリストのEli  Saddler氏は、寿司は健康な食品であるが、週二回以上食べると健康に良くないと話している。

自然保護団体が今年はじめにカリフォルニアの5軒の寿司レストランで調査したところ
米食料医療局(Food Drug Administration)の制限値に近いケースが25%、75%が安全基準とみなされている100万マーキュリーあたり0.5を越えていた。100%が日本が定めている0.4を越えていた。

Californiaのある寿司レストランでは、二つ12ドルの値段がついており14ドルもあった。店により値段はまちまちである。Soltlake市の店では一つ2ドルから5ドルの値段で売られていた。

新鮮であることが寿司の命という。瞬間冷凍されているから新鮮だという。あるレストランでは東京築地の魚市場直送である。週4回空便で届く。品質最優先で値段は関係ないとこの道45年という魚卸ブローカーが話していた。

ところが、目の前のマグロの色はまるで1時間前まで泳いでいたかのように目の覚めるような赤身である。それは一酸化炭素を照射して色が灰色に変わることを防いでいるからだ。

いずれにしろ、いま米国では軍の簡易食堂にはじまってセブンイレブンにいたるまで50州全土で寿司ブームであるそうだ。知らないことは良いことなのかとKnecht記者は問いかけているようだ。(了)

江嵜企画代表・Ken


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする