ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

日銀総裁に水木しげるさんの本を是非読んで欲しい:NYダウ140ドル安、再び1ドル84円

2010-08-31 10:22:39 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)




水木しげる米寿記念「ゲゲゲ展」が25日から31日まで大阪梅田「阪神デパート」8階でNHKサービスセンター主催で開かれている。朝ドラ「ゲゲゲの女房」が大ヒット中ということもあってNHK主催となったのであろう。

幸い入場券を自宅マンションの知人にいただいたので楽しみにして出かけた。月曜日だったが、夏休みもあと一日を残して子供連れの家族でごったがえしていた。惜しむらくは会場が暗く、展示パネルの文字が小さい。メガネをかけたり外したりして読むのに苦労した。

水木しげると言えばなんといっても妖怪マンガである。会場での子供の関心も「ゲゲゲの鬼太郎」よりも妖怪コーナーに集中していた。そこで子供は母親に、いろいろ質問する。
傍で聞いていて、親が子供に十分答え切れていないことがすぐにわかった。

さらに言えば、親の方が親離れしていない。自分自身が見たいものだから、親のペースでせきたてられて動く子供が見ていてかわいそうだった。筆者は妖怪マンガが白黒の下絵と彩色された仕上がりマンガを上下で対比したコーナーを幸い集中的に見ることが出来た。

会場出口にショッピングコーナーが設けられていた。キャラクター商品の販売にかなりのスぺースをとっていた。デパートにとっては売り上げを稼ぐのが目的だから当然であろう。大勢のご婦人客が小脇にバッグを抱えながら両手で結構な数のグッズを買い求めていた。

書籍・マンガコーナーもあり、人気を集めていた。筆者は「水木サンの迷言366日」(水木しげる著、大泉実成編(幻冬舎文庫)と「のんのんばあとオレ」(水木しげる著、ちくま文庫)二冊を買い求めた。自分で言うのもおこがましいが、この二冊はお勧めの本だと思う。

出口近くにはビデオブースがあった。10人座れば一杯になる申しわけ程度の座席があった。
米寿の水木しげるさんは39歳で結婚した。ほどなく銀婚式を迎えられる奥様が幸せ一杯の表情で水木しげるを語る姿に胸がジーンときた。いまは金持ちになったが、だからと言うて大好きなまんじゅうでも3つも4つも食べられんからねえ、という言葉も印象的だった。

話は飛ぶ。31日朝、NHK・BS「おはよう世界」で香港ATVニュースは日銀が30日発表した対策は、大胆さに欠け、市場全体に失望感が広がっていると厳しく評価していた。NY外国為替市場は30日の東京市場からさらにドル安・円高が進み,1ドル=84.60円、1ユーロ=107.11~18円、一方、NYダウは140ドル安10,009ドルで取引された。

「南方では成功して金持ちになっても何も持たない。物があるとかえって暑い。ですから金持ちも貧乏人もあまり差がない。」日銀総裁に水木さんの本を是非読んで欲しい。(了)

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不況の上に泣き面にハチはご免だ:猛暑で、スズメバチ被害急増(学校で教えてくれない経済学)

2010-08-30 16:36:30 | 経済学
「防災週間(8月30日~9月5日)」が始まった。この期間に決めたのは、立春から数えて210日目にあたるため付けられた「二百十日」が、9月1日ごろで、台風が多い。そのころは稲の開花期のため農家では厄日として警戒すると広辞苑に出ていた。

今年は台風が少ない。日本海を通過して北海道に上陸した台風だけだが、近畿地方には影響がほとんどなかった。人間自分に関係なければ誠に勝手なもので、近くの喫茶店でも台風の話題は今年はない。昨日は、神戸37℃、豊中38℃。毎日、暑いですなが挨拶となった。

今朝、たまたま見た地上波の関西テレビ(KTV)で、スズメバチが急増して死者が増えていると紹介していた。取材先は栃木県だった。神山宗教さん(61)というスズメバチ・ハンターの名人が登場し、手際良くハチの巣を除去する様子を詳しく紹介していた。

なぜスズメバチの被害が増えたのか。猛暑のためである。なぜ猛暑だとスズメバチが狂暴化するのか。幼虫の水分補給のため働き蜂の「出動」回数が今年は異常に増えた。そのためハチのイライラが今年は特に高まっているからだと解説していた。

ハチはどこに巣をつくるのか。屋根裏、軒下、庭先の灌木の茂みが多い。排水管や稀に無造作に置いていたヘルメットを取り上げたらいきなりハチに襲われたケースもある。とにかく見つけたら自分で駆除しないでハンター等に連絡してほしいとアドバイスしていた。

ハチに刺されたらなぜ死に至るのか。刺されるとアナフィラキシ―という抗体が出来る。その時のショック死だそうだ。当然個人差がある。抗体の影響で、ジンマシンが出たり、呼吸困難、血圧降下など種々の症状が出る。抗体の有無は病院で検査してくれるので心配な向きは一度診てもらうといいかもしれないと話していた。

今朝のテレビ東京の番組で、猛暑の経済効果は6,000億円と発表していた。正確に聞き取れなかったので自信はないが、確かGDPを0.4%押し上げると言っていた。コンビニ、スーパー、外食、飲料水、家電、段ボールを勝ち組リストに並べていた。ただ、4~6月は伸びたが7~9月はその反動で過去の例では帳消しになっているとクギを差していた。

関西地方では、9月も10月も猛暑が続くとの予報である。ただ朝晩涼しくなってきた。日の出が遅くなり日の入りが早くなっているので、徐々に暑さも峠を越すだろうと期待している。暑さ寒さも彼岸までというが、残念ながら、今年は暦通りいかないと見る人が多い。

災害は忘れたころにやってくる。スマトラ火山が400年振りに噴火した。今年の猛暑はラニーニャ現象がもたらした。ハチも猛暑に勝てない。不況の中泣き面にハチはご免だ。(了)

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春の「センバツ」甲子園の選抜は夏に始まる?!(学校で教えてくれない経済学)

2010-08-30 07:23:25 | 経済学
母校高校の野球部が「鳴尾浜」で「選抜高校野球」の兵庫県大会出場権をかけて出場すると聞いて、29日の昨日、応援に出かけた。「鳴尾浜」と聞くと、ひいきのプロ野球チーム「二軍」の本拠地とつい思ってしまう。初めてのことでもあり、阪神電鉄の最寄り駅「御影」駅改札で、場所を確認したら、「甲子園駅で電車を降り、バスに乗れ」と教えてくれた。

試合は午後1時半からと聞いていた。甲子園駅に着いてバスの時刻表を見たら次は1時28分発である。これでは試合に間に合わない。止むなくタクシーを奮発した。運転手に「鳴尾浜球場へお願いします」といったら、「野球場は4つも5つもおまっせ」と言うではないか。「いや、これこれだ」と言っている間に「鳴尾浜」に着いた。

高校野球は、プロ野球・阪神タイガース二軍の球場「阪神鳴尾浜球場」と道一つ隔てたところにある「鳴尾浜臨界公園野球場」というところでやっていた。第1試合は既に終わっていた。勝ったチームの監督さんが子供たちを集めて「県大会出場高校に決まった。名を汚さぬよう「春」を目指して頑張ろう」と激励していた。

「春はセンバツから」と子供の時から耳がタコになるほど聞かされている。「センバツ」を目指して、夏の盛りから「選抜」試合が始まっていることを初めて知った。タクシーの中から「鳴尾浜」への道すがらコンクリートの住宅が林立していることも始めて知った。

肝心の試合の方は力不足を露呈して母校は7対4で負けた。初回に先発投手が2点とられてリズムを壊したのであろう、2番手が1点とられたあとミスがらみで6回にやらずもがなの4点を入れられ、3人目のエースナンバー「1」の投手が7,8,9回をゼロに抑えたが時すでに遅かった。夏までまだ時間がある。鍛え直した顔を見せて欲しいと思っている。

帰路「阪神鳴尾浜球場」前の停留所からバスに乗った。球場には阪神タイガースの旗が翻っていた。一度「二軍」の試合を見たいと思っているがいまだ実現していない。先日の敗戦で二軍落ちした投手の安藤も昨年まで活躍した捕手の矢野もここで試合をしている。

「二軍」は英語ではFarm(ファ―ム)と呼ぶ。Farmを英語の辞書で引くと①農場、②飼育場などあり、最後に米大リーグ所属のこと、二軍と出ていた。好学のために語源を調べた。ラテン語のfirmare固める、確保すると出ていた。英語のFirm固めると同じ語源である。農業は「土地を固める」ところから生まれたと辞書に出ていた。興味は尽きない。

余談ながら、阪神鳴尾浜球場は1994年に本格的な選手養成のために建てられた。ところがもともと埋立地であったことから翌95年の阪神・淡路大震災液状化現象で復旧に時間を要した。ファームが液状化現象ではシャレにもならない。水は昔を覚えているから怖い。(了)

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好奇心を持つ学生の減少は、日本の生命体としての衰退が始まった証か(学校で教えてくれない経済学)

2010-08-29 10:56:47 | 経済学
「好奇心を持つ学生が少くなっている。」と、昨日、ノボテル甲子園で開かれた母校同窓会総会で聞いた。「21世紀の大学が目指すもの、求めるもの」と題して、母校卒業生の西田正吾氏(大阪大学副学長)講演のあとの質疑応答の場で出たことばである。

「好奇心」を広辞苑で引いた。「珍しい物事,未知の事柄に強く気持ちがひかれること」と出ていた。英語では「好奇心が強い」ということをcurious(キュアリアス)と書く。40数年前、アメリカで「I’m curious」(アイム・キュアリアス)という映画が話題になった。

この日参加していた、小学校の先生を退官まで勤め、現在は画家である同窓のH君に、「さっきの好奇心を持たない話、どう思う?」と聞いてみた。「教育には①家庭の教育、②学校の教育,③社会の教育の3つある。好奇心を子供が持たなくなったのは、親の責任が一番だろう。」とひとことで答えてくれた。

「子供は親に教えられるまでもなく、好奇心の塊ではないか」と問い返した。「人間といえども、本来、生き物である。生き物である限り好奇心をなくせば生きて行けない。サルでも身近にいるネコでも犬でも体全身をアンテナにして生きているではないか」と話した。

時々顔を見せる孫を観察していてもそれは感じる。小学校2年生になったばかりの女の子だが、いろいろと質問してくる。どこまで理解しているか定かでないが、「ふーん?」といいながら、すぐに答えてやると、「わかった」と言わんばかりの満足そうな顔をしてくれる。

同窓会のメンバーに今年なったばかりの卒業生が多数参加していた。その内の一人に、「さきほどの好奇心うんぬんの話だが、どう思う?」と聞いてみた。「好奇心を持っているひとも、持っていない人もいる。色々なんじゃないですか。」と、それなりに至極もっともな返事がかえって来た。

この日も同窓会の司会をしてくれた母校卒業生で現在NHK大阪放送局の眞下貴アナウンサーは「我々マスコミの人間にとっても、好奇心を持つことが常々大事だと思っています。」と司会進行の過程でさりげなく触れていた。彼の口ぶりからして、NHKのアナウンサー仲間でも好奇心を持って取材する人が少なくなってきているのだな、と勝手に想像した。

英語のCuriousを辞書で改めて引いてみた。①好奇心の強い、②もの好きな、③奇妙な、④下品なとあった。ラテン語ではcuriosus注意深い。ラテン語の名詞形はcura心配、世話、治療。Curiousの名詞形はCure①治療、②回復、③救済、④保存と出ていた。

好奇心を持つ学生の減少は、日本の生命体としての衰退が始まった証かもしれない。(了)

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シャッター商店街の惨状は「社会部」記者の仕事、「経済部」は手を出せない!?

2010-08-28 12:59:11 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)



バ―ナンキ米FRB議長は、27日、米カンザスシティー連銀主催のワイオミング州ジャクソンホールでのシンポジウムで演説し、「2011年には景気は持ち直す。景気拡大が引き続き鈍化する場合は、必要な行動をとる」と語ったと28日付けのWSJ紙は紹介した。

28日のNYダウは、バ―ナンキ発言を好感し、前日比164ドル高、10,150ドルで取引を終了した。原油相場(WTI)もバレルあたり前日比1.81ドル反発75.17ドルで取引された。シカゴ日経も前日比240円高、9,080 円で取引された。売られ過ぎの買い戻しだろう。

NY外国為替市場では、1ドル=85.20円前後、1ユーロ=108.80円前後で円高がやや一服した。ただ、株価ほどにはドルの戻りは鈍い。米FRBによる追加の金融緩和期待から金利の先安を警戒している。お金は臆病な生き物であるから、当然の反応かもしれない。

28日のWSJ紙は、ハーバード大学、マーティン・フェルドスタイン教授は、バ―ナンキ演説を聞いた後、「アメリカの金利は既に十分低い。バ―ナンキ発言で、アメリカの個人消費および投資を引き起こす(generate)ことはない。」と語り、「彼は苦しい立場にある。アメリカがリセッションに戻る可能性は33%ある」と指摘したと紹介していた。

「おはよう世界」(NHK・BS)が伝えるブルームバーグは、「4~6月期の米GDPは当初の2.4%増を1.6%増へ下方修正した。1~3月期は3.7% 増で確実に米経済は悪化している。しかし、バ―ナンキ発言を好感して取引終了1時間前からNY株式市場は上げに転じた」と解説していた。

「おはよう世界」(経済情報)で、三菱UFJ,勝藤史郎氏は、「9月1日発表のISM景気指標、米新車販売、7月雇用統計を見極めたいとする空気が強い。当面米株式市場は神経質な展開が予想される。NY外国為替市場についても、1ドル=85円を挟んだ小動きに終始するだろうと慎重な見方を披露しておられた。

WSJ紙(27日)は、「米国は多額の公的債務と財政赤字、同時に経済の低成長とインフレ率の低下に直面している」、「バ―ナンキ氏が2002年にFRB理事の時に指摘したように「最終的には紙幣増刷に踏み切らざるを得ない」、「市場参加者は一度立ち止まってよく考えてみるべきだ」とRichardJarley氏のコラム(heard on the street)を掲載していた。

昨晩「朝日ニュ-スター」の番組を見ていたら日本の新聞記者は「シャッター商店街」の惨状に関する記事は「社会部」の記者が担当する。「経済部」の記者は分かっていても記事に出来ないと番組に出演したさるジャ―ナリストが話していた。門外漢にはにわかに信じ難い話であるがこれが日本のマスコミの実態の一端を物語っているのかもしれない。(了)

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中国人を味方につけないと暑さも不況も乗り切れない!?(学校で教えてくれないけい経済学)

2010-08-27 21:19:24 | 経済学
JR三宮駅前のバスターミナルからバスで15分足らずのところにHotel Pearl City Kobeという小じんまりしたホテルがある。一人1000円のバイキングのランチ、200円追加すればドリンク飲み放題が魅力で、妹たちとの手軽な会食の場として今回で3回目となる。

食事は午後2時までだが、帰路のシャトルバスの発車時刻は2時30分である。いつでも乗れるとタカをくくっていた。ところが、ホテルの入り口に出たら既に中国人観光客で30
数人乗りのチャーターバスが満席で、補助イスを使って滑り込みセーフというハプニングが起こった。バスの中は、比較的若い年代層のグループで、こぎれいな服装が目立った。中国語のため話の中身は分からないが、車中の節度をわきまえた対話が特に印象に残った。

すぐ下の妹は、夫婦で出かけた広州経由の10日間のツアーから18日帰国したばかりで、旅の物語を肴に話が弾んだ。ホテルの外は昔ながらであったが、彼女が第一に驚いたのは、ホテルがアメリカスタイルで巨大であること、別世界のようにきれいなこと、サービスが良かったことである。食べ切れないほどの料理を出されたことには閉口したが、何が一番彼女を驚かせたか。関空への帰路、中国人の搭乗客で満席だったことだという。

7月に中国人に日本向けの観光ビザの発給条件を緩和した話は新聞紙上である程度認識していた。先の2件の実例だけだが、中国人観光客が今正に日本へどっと押し寄せていることを改めて実感した。人民元はドルとリンクして割高のはずだが影響無しに見受けられる。

先日、WSJ紙を読んでいたら、東京電のニュ-スで、在京タクシーの運転手の声として、「日本人は節約志向の強まりから、最近ほとんどタクシーに乗ってくれない。ところが中国人観光客がタクシーをよく利用してくれる。日本人として正直複雑な心境です。しかし、本当にありがたく思っています。」と語ったとアメリカ人記者がレポートしていた。

妹が驚きついでに言うには、関空から高速艇を使えば神戸空港まで30分、空港の駐車代は無料になるサービスを提供している。神戸空港を経由した。ところが、お昼過ぎだったが空港に人影を見かけなかったというのである。食べ物屋さんの声をからしての激しい呼び込みに出会った。JALが神戸空港から徹退したことも影響しているのだろうか。

食べ物屋さんの関連ではこのところの猛暑続きの天候で、お昼の客が激減して頭を抱えていると、自宅マンションの近くの和食店のマスターがぼやいていた。この店は手ごろな値段と言うことで、ご婦人客も多く、不景気の中、持ち直していると思っていた。マスターの知人の仲買人の話でも、暑さのせいで、材料の仕入れがこのところ急に減ったそうだ。

戸惑いを感じながらも、中国人の客に感謝ですとのタクシー運転手の声は貴重である。(了)

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表札に「民・主」、家にはいったら車座になって縄張り争い(学校で教えてくれない経済学)

2010-08-27 09:09:02 | 経済学
「おはよう世界」(NHK・BS)の米ブルームバーグニュ-スを久しぶりで見る機会があった。26日のNYダウが前日比74 ドル下げたと伝えた後で、フランスのジェネラル・ソシエテ銀行のエコノミストのレポ―トがS&P500の株価指数がさらに60%下がる。米10年債利回りが1.5~2%へ低下する可能性を示唆したと紹介していたことが印象に残った。

その他のニュ-スでは、香港ATVが北朝鮮のキム・ジョンイル総書記が三男のキム・ジョンウンを伴って特別列車で中国を訪問した様子を観測記事を交えて紹介していた。一方、カ―タ―元米大統領は現在北朝鮮訪問中であるが賓客を放置して、総書記が北京を訪問する狙いは何なのか。総書記の存在感を誇示する狙いがあるのかもしれないと解説していた。

野次馬根性もあって、小沢一郎氏の民主党代表選出馬のニュ-スを世界でどのように取り上げているか探していたが、朝6時前後の時間帯ではお目にかかれなかった。ただ、WSJ紙は日本での発表直後に「小沢氏はアメリカを「単細胞」と発言した男」と説明、菅・小沢の対立が激化し、どちらが選ばれても日本の政局に好ましくない事態と解説していた。

ドイツZDFはパキスタンで新たにインダス川が決壊、数百万人が水と飢えに晒されていると伝え、難民テントが不足しているとしてドイツに支援を求めていると紹介していた。ドイツに加え、フランス、イギリス、スペインの放送局もパキスタンの水害の惨状を毎日のように伝えている。

アメリカもパキスタン洪水問題を報道しているが、タリバンがアメリカ軍攻撃を仕掛けてくるのを恐れて積極的に動いていないとドイツZDFは伝えていた。日本も報道しているのであろうが、どちらかと言えば他人事で、欧米での受け止め方と基本的に違うようだ。

スペインテレビは2011年の国家予算の原案が、5年前の2006年並み抑えられる見通しと伝え、サバテール首相は、①に財政赤字削減、②に経済改革を強調、国民に研究開発の重要性を訴えたと紹介していた。5年前の規模にまで予算を絞って財政赤字削減を迫られているスペインの実態は、日本で生活しているとなかなか実感として伝わらない。

イ・ミョンバク韓国大統領がボリビアを訪問、今後電気自動車などに欠かせない資源であるリチウム掘削権益に関する覚書をボリビア政府と交わしたと韓国テレビが報道していた。ボリビアは世界のリチウム資源の50%埋蔵している。「おはよう世界」のNHK・BSのアナウンサーまで、皮肉をこめて「どこかの国の首相と大違い」とコメントしていた。

9月14日の民主党代表選挙まで菅だ小沢だと新聞紙面を賑わすのであろう。表札に「民・主」と書いてあるので家に入ったら、車座になって縄張り争いだ。国民不在の証である。(了)

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国も企業も、円高を手玉に取った政策に転換しないとゲームに勝てない(学校で教えてくれない経済学)

2010-08-26 09:06:25 | 経済学
ひいきのチームでなければ最後までおそらく見ないであろうめずらしいナイトゲームを昨日テレビ観戦することが出来た。先発投手が7点、リリーフが1点、3回までに都合8点取られた。味方も3点返したが、5点差がついた。ところが、6回に2点、7回に7点、8回に10点入れて、終わってみれば22対8で、球団創設以来最多得点で相手チームに勝った。

試合のあった京セラドームにはほぼ満員の33,000人がつめかけ、テレビ画面を見ている限り、途中で席を立つ人も稀で、延々午後10時をはるか過ぎても声援していた。6回の2点は城島選手の2ラン、7回の7点の内の4点は金本選手の満塁ホームランが決定打だった。

試合後インタービュ―ルームに現れた真弓監督の表情は硬く、とても大勝したチ-ムの監督と思えなかった。先発の不甲斐ない投球が頭から消えないのだろう。「今晩のような試合はそうそうない。先発投手にしっかり投げてもらわないとどうにもならない。」といっていた。先発に安藤を選んだのは誰だ。全て監督自身の責任であるから表情が冴えないはずだ。

野球のテレビ観戦では、解説者の言葉に興味がある。この日は元近鉄の名捕手、有田修三さんだった。初回、ランナーを3塁に置いた場面で「1点とられてもいい。安藤の一番投げやすい球で勝負させるべきだ。警戒するのはいいが、あれでは持たない。」と苦言を呈した。

三塁新井のエラーもあって、安藤は持ちこたえられず、初回あっという間に3点取られた。2回を無事抑えたが、3回に、ランナーを出して2ラン、又ランナーを出して2ラン、あっという間に4点取られた。この場面全て、警戒した挙句、打ちごろの球を本塁打された。

安藤が投げると不思議とエラーが出る。投手と野手の呼吸がうまくかみ合わないからだろう。彼の投球を見ていると日本人を絵に描いたような男に見えて仕方がない。調子のいい時には、得意のストレートを投げ込み別人のように堂々としている。追い込まれると安藤の良さが出ない。日本が閉塞感に覆われているのはダメだダメだと言い過ぎるからだろう。

先日、解説の広沢克己さんが、タイガースファンに苦言を呈していた。安藤が打たれたとき、「安藤頑張れ」、といわない。「安藤、引っ込め」とヤジを飛ばすと言っていた。日本のマスコミがこれと似たようなことをやっており、一向に改める気配がない。長い目で見て、子供の長所を伸ばす教育が、家庭でも学校でも、日本に定着していないからではないか。

円高、株安だと、連日、マスコミが騒いでいる。円が強くて買われているのではない。アメリカの景気が悪化し、ドルが買えないからである。ドル不振が金需要を増やしたと今朝の日経が紹介していた。日本人は円高のマイナス面のみ取り上げる。日本全体を長いスパンで見た場合、国も企業も円高を手玉にとった政策に転換しないとゲームに勝てない。(了)

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沈黙は金:出来もしないことは言わないことだ:円急騰(学校で教えてくれない経済学)

2010-08-25 14:05:07 | 経済学
「米国経済に急激に陰りが出て来た」と今朝のNHK・BS「おはよう世界」がアメリカABCの番組を流していた。24日全米不動産協会(NAR)が発表した7月の中古住宅販売件数が6月に比べて27%減ったことを材料としていた。

今回の米国景気後退のそもそものきっかけはサブプライムローン問題だった。借りたお金を返せないと知りながら住宅ローンを設定した。家の値段が大幅に下がり、家を売る人が増え、売るから下がる、下がるから売るという悪循環から景気を益々悪化させた。

アメリカの新学期は9月である。アメリカのGDP(国内総生産)の2/3は個人消費である。クリスマス商戦に次ぐ稼ぎ時が今正に新学期を前にした時期である。それがさっぱり売れない。客がselected(見境なく買わない)になっていると、小売店主がぼやいていた。

アメリカの個人が財布のひもを緩めないのは雇用不安が背景にある。現在求職中の青年が自宅でインタービュ―を受けている場面で、「音楽会に以前は良く出かけた」とチケットをファイルを見せながら「今年は半分に減った」と話していた。

ABCテレビのアナウンサーは、家を買うことはアメリカンドリームの土台だった。その家の販売がエコノミストの予測をはるか下回る前月比27%減というデータが出たことでショックを受けた。平均的なアメリカの家の値段は6万3,000ドルまで値下がりしている。これは2004年と同レベルであると解説していた。

24日のNY株式市場も住宅販売データショックで一時先日比187ドル安の場面もあった。あと持ち直したが、景気に対する先行き不安から133ドル安、10,040ドルで取引を終了した。株安につられてドル安・円高が進み、1ドル=83円台、1ユーロ=106.01円で取引されたと「おはよう世界」「経済情報」でみずほコーポ、柳原秀敏さんが解説していた。

日経を駅売りで買ったが、日本政府の急激な円高への対応を盛んに批判していた。一般紙では読売だけ目を通したが、「円急騰、米英で83円台、財務相会見も「無策」」を一面トップに出し、政府の対応をこき下ろしていた。

一方、アメリカはついこの間まで「強いドルはアメリカの国益」と経文のように唱えていた。最近は一言も言わない。ECB(欧州中央銀行)のトレシ総裁もインフレ懸念を口にしなくなった。人民元もここ2ケ月で0.4%しか値上がりしていないとWSJ紙にあった。

外国為替市場は1日4兆ドルの魑魅魍魎の世界である。日本一国の介入では勝負にならない。一言いっては叩かれる。物言えば唇寒し。沈黙は金も立派な政策かもしれない。(了)

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海図なき航海で、プロの船長も機関長も不在の日本丸が危ない(学校で教えてくれない経済学)

2010-08-24 22:29:50 | 経済学
「円安」という筋肉増強剤を注射して、なんとかオリンピックに出られていた。ところが病気の途中で「円安」という薬が、日本の事情ではなく日本以外の国の事情によって、自分が思うような形では手に入り難くなってきたことで、日本という国に焦りが出て来た。

円が強いから「円高」になっているのでない。ドルのおひざ元アメリカが、自分のルールでお構いなしにドル札を印刷する。一方、第2の通貨として誕生したユーロもドイツ、フランスは元気だが、ユーロ圏全体としては病気である。病気の国の通貨は買えない。

菅直人首相と日本銀行の白川方明総裁が、23日、電話で協議したと伝えられる。ところが「円高」対策で具体的にアクションを取るとのアナウンスは一切なかった。日本の事情で「円高」になっておれば、それなりに手の打ちようもあろう。全てが他人任せであるから、なにひとつ手が打てないのであろう。

円買いを仕掛けている投機家の思うつぼだ。24日の東京外国為替市場で、1ドル=84円台後半、1ユーロ=107円前半まで円高が進んだ。24日の東京株式市場では、この先さらに円高が一段と進み、輸出企業の業績に悪影響が出るとの思惑から、日経ダウは、前日比121円安の9,000円割れの8,995円と1年3ケ月振りの安値で取引を終了した。

一方、24日付けのWSJ紙は、8月10日開かれた、米FOMC(連邦公開市場委員会)で、バ―ナンキFRB議長就任後4年半で初めてという激しい議論があったと伝え、17名の内7名が、現状以上の金融緩和政策に反対もしくは態度保留を表明したと出ていた。

同紙によれば、バ―ナンキという男は、メンバーに十二分に持論をはきださせ、最後は自分の意見を通してしまう。そうすることによってコンセンサスをつくり、さまざまな局面を乗り切ってきた。1930年代のデフレを2度と繰り返さないと2002年のMiltonFriedman生誕90年祭で約束した男であると紹介していた。

ワイオミング州のジャクソンホールで27~28日にカンザスシティ―連銀主催の経済シンポジウムが開催される。同会議で講演するバ―ナンキ議長が、米国が現在直面しているさまざまな状況について、具体的にどのように語るか注目されるとWSJ紙は書いていた。

問題は日本である。一国の総理が日銀総裁と会談すると事前にマスコミに流して、いかにも具体的な対策が出るかのようなポーズをとった。それも電話会談で、12~3分だったというではないか。素人考えでも、国民を小馬鹿にしたような発表で、報道自体信用できない。

こころは民にあらず。海図なき航海で、プロの船長も機関長も不在の日本丸が危ない。(了)

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