ここら辺が痛いです
「ひだり肩甲骨内側が凝って痛い」という方が来られましたので、どのテクニックを使おうかと考えましたが、遠位取穴のほうがおもしろいだろうと考え、一穴鍼法を使うことにした。
念のために痛みのあるところを押さえてもらったのが上の写真です。
そこは、「心・心包」に異変があるときに反応が出るところです。
脈診では「心」の異変が出ていました。
経絡治療では、「心に虚なし、腎に実なし」とか言いますが、ここでいう「心の虚」とは、弱り切って死が近い状態の事を言っていると思います。
しかし、鍼灸レベルでは「心の虚」もあると考えたほうがいいように思います。
何故なら、脈診で心の脈位が虚していた場合、心や心包や腎の査穴を使えば「心の脈位の虚状態」が解決されるからです。
さて、この方の状態を「七星一穴鍼法」でやってみました。
「ちょっと手を貸してくれる?」と言うと、手をだしてくれたのでピッと刺鍼してから
「どう背中の痛み、取れたんじゃない?」と聞くと、笑いながら、
「はい。取れています。あははは」と笑っていました。
最近は難しい症状の患者酸が多いので、こういう簡単に取れる症状の方が来るとウキウキします。(^o^)
一穴鍼法で使うテクニックには多くの経穴があります。
たとえば、筋骨の痛み等も一穴で治まる事が出来るし、これはら多くなる鼻詰まりなんてのも、一穴で治める事が出来るのです。
11月26日(日)の臨床実践塾で多分、そんな話も出て来ると思います。
臨床実践塾は11月26日(日)です。
講師:神田清嗣・中西奎介・新城三六
※出版したい方への説明もします。
【日 時】 2023年11月26日(日) 13時~15時
【講 師】 神田清嗣・中西奎介・新城三六
【会 場】 新城針灸治療院
【受講費】 10.000円 (定員5名になり次第締め切り)
臨床実践塾への参加申し込みは、
【お申込】 メール shinjo36アットマークsunny.ocn.ne.jp
でんわ 06-6765-7622(木、金、土以外は留守録対応です)