GW中に、久々に家族で三浦半島の「三浦・岩礁のみち」を踏破した。三浦海岸駅からバスで松輪へ向かい、そこから大浦海岸、剣崎、江奈湾を経て、毘沙門天、盗人狩に至る、海岸線に沿った道だ。全長で、十数キロほど。
連休中でいちばん天気が良い日で、歩いていると汗ばむほど。随分と日焼けした。ちょうどスーパームーンが話題になった日でもあり、大潮だったから、途中で数カ所、「ここは行けるかな」と思った場所もあったけれども、そう思うたびに、どういうわけか向こうから猫がやってきた。海中に付き出したコンクリートの足場の上をむこうからやってきたり、細い足場を渡ってきたり、まるで「大丈夫、行けますよ」と言ってくれているようだった。何度も三浦半島には足を運んでいるけれども、このあたりでこれだけ猫を見るのは初めて。
終点の宮川町のバス停に到着したのは四時を過ぎていたが、男三人、女二人の初老の男女のグループがいた。道が混んでいたようで、バスは三十分以上遅れていたようだが、タイミング的に、ぼくたちはちょうど良い時間にバス停に到着したようだった。バスは満員。三浦海岸駅近くでまた渋滞になり、運転手さんの「ここで下りて歩いた方が早いと思われる方は、どうぞ下りてください」とのアナウンスで、ぼくたちは下車して、夕方の三浦海岸を歩いた。先ほどのグループも一緒に下りた。ぼくは近くのファミマでカップラーメンを買い、海岸で食べたが、そのとき妻が、「さっきの人たちの中の一人、石橋蓮司に似ていなかった?」と言い出した。ということは、あの女性の一人は緑魔子ということだろうか。確かに、かなり似ていた気もする。考えれば考えるほど、そうだったんじゃないかという気がしてくる。だが、確信は持てないし、いまさら確かめるすべもない。なので、いまだに謎のままだ。
仮面ライダーって、最近はずいぶんと昔と変わっているようですね。ずいぶんと人気もあるみたいだし、面白いとも聞きますね。