漂着の浜辺から

囁きのような呟き。

「不運な女」 リチャード・ブローティガン著

2005年10月14日 | 雑記
 数日前に書店で、「不運な女」というタイトルの、何と「ブローティガンの新作」が並んでいるのを見つけた。
 ぱらぱらとめくってみる。死後に発見された小説で、正真正銘、最後の作品だという。
 だが、僕は買わなかった。いずれ買うかもしれないが、ちょっと見ただけでもなんだかやりきれない作品のようで、今は読みたくない。そんな風に思ったからだ。
 だが、こんな風に書いていながら、やはり何となく気になっている。

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2 コメント

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Unknown (chaka)
2005-11-16 21:43:26
この前、書評にでてましたな。

実際目にしたのは、今日の昼休み時の本屋さんで。あの装丁、あの厚さ、買いたくなるようなバランスでした。私はブローティガンファンというのではないので、あまり言えないのですが、あの本を見たところ、デザインやらなにやらから、作った人たちの愛を感じましたよ。(河出文庫でもブローティガンでてましたね。)

このところ、海外小説のコーナーに、知っていて読んだことのある人の本が新刊ででてますね。スタージョン、ブラッドベリ、ル・グゥイン。。。出版サイドの嗜好?年齢層?など、想像してしまいます。

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Unknown (shigeyuki)
2005-11-16 22:46:49
ブローティガンは、静かなブームなのかもしれないですね。吾妻ひでおさんなどもそうですが、こうした作家たちの作品にいろいろと負って、今に至っているという人が、責任のある地位に現在あるということなのでしょうか。
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